前回のオペラ座記事で見納めと書いたクセに、ファントム×クリスティーヌのキャスト変更があり観たくなってまた仙台へ行って来ました。
本当にこれが仙台公演最後の観劇です。
うそじゃありません。(笑)
村さんファントムさん!
4年前に札幌で初めて観て以来、大好きです。
ちなみにその時のクリスは笠松はるさんでした。
村さんとはるさんの演技が相まって、最高だった〜。
その後、横浜で1度拝見しましたが、隣の人がブッ飛んでいてほとんど集中できず…悲しい観劇だったので、気持ち的には札幌以来の村ファントムさんです。
音楽と美を心から愛する、哀しみ纏う『静』なファントム。
そんな印象です、村さんファントムさん。
なんだか村ファントムにはさん付けしたくなるのだ。(笑)
そして、名古屋公演でデビューされた久保さんクリスティーヌは初めまして。
横浜ではご出演がなく、今までご縁がありませんでした。
やっとやっと拝見することができます✨
同じ役でも演者が変われば感じ方も違ってくる、ミュージカル観劇の醍醐味。
楽しみです😊🎵
オペラ座の怪人
低音はよく鳴りうっとりするし、高音もファルセットもきれい。
この安定感、村さんだな〜〜と。
歌声が渋い(笑)
ので、おじさん(ファントム)×若者(クリスラウル)の図に思えます。
ファントムは50歳、クリス17歳、ラウル20歳
くらいの設定に合ってる歌声。イイね👍
『おお…クリスティーヌ…』で、クリスティーヌに近づこうとするとき。
クリスの怖がっている顔を見て身を乗り出すのをハッと一旦止めて、顔を一瞬背けて唇を噛むような仕草をしたあと、降りきるように『行かなければ〜』になる流れが良かった。
なんていうのかな…
怖い思いをさせてごめんね、みたいな。
だって、クリスティーヌはファントムにとって宝物なんだもんね。
大切にしたいのに、それが出来ない自分・醜い顔はどうすることもできなくて、クリスティーヌをラウルみたいに上手に愛せなくて、降りきるように行くのがいいの。こじらせ男子感…
実は横浜でもアンマスクのシーンがとても良くて、その時は『美(=クリスティーヌ)は崇高なものだ、こんな醜い自分が簡単には触れてはいけない』みたいなかんじだった。
同じ役者さんでもその時その時で感じ方が変わるのだから、観劇って本当におもしろいです。
そういう、内に秘めた思いみたいなものを想像させてくれるのが楽しいな。
クリスティーヌは、自分の音楽を完成させる唯一の人でもあり、自分にはない美の象徴でもあり。
美しいものを愛するファントム。
美への憧れと敬う気持ちが感じられるのがいいんだよなあ。
前回観た佐野ファントムが『動』ならば、村さんファントムさんは『静』。
動きが激しくないからか?はたまた困り眉的なものとメイクのせいか?
静かに佇んでいるだけに、いつも哀しみを纏っているようで。
劇中でクリスティーヌが言う
『哀しみにみちあふれて 憧れを宿していた』
この言葉を舞台から感じられるのがいいんだよなあ。
毎回書いてる気がするけど、ファントムからこれを感じたいのです。
仮面の下にいる1人の男、を。
ファントムって不思議で掴めない人で、こんな一面もあったのねこの人?
と、役者さんが変わったり同じ役者さんでも日によって感じかたがかわって、色んなファントムの一面を観れるのは本当にたのしい。
佐野ファントムのような激情型のファントムも好き。
村さんファントムさんのように静かで紳士的な音楽家らしいファントムも好き。
うん、音楽家らしさを感じるというか、音楽を愛している感じが伝わってくる村さん好きです。
今回席の関係で見えなかったのですけど、クリスティーヌの歌声を目を瞑って聴く姿が好きだったなぁ札幌公演…
その後、中国服着てガリガリ書きまくる姿はご健在でした。作曲が進む進む。
クリスティーヌに触れて音楽が溢れたのかな、と思えるところが好き。
…とまぁ、今までわりと上に書いたことや優しさのようなものを感じていた村さんファントムさんでした。
が、今回観劇をしてまた新たな発見をしたなあと1番に思ったことは、
感情をあまり激しく出さないぶん、それでいて人殺しするって逆に怖くないか…?
と今回気づいたことでした。
今更感満載ですが、気づいたらちょっとゾッとした。
ファントムの、『普通』に憧れてしまうほど『普通じゃない』面を、村さんファントムさんから感じた観劇でした。
長くなったのでつづきます。