♪ファントム役者が2人
♪ロンドン25thラウル役のハドリー、初来日!
♪ウィキッドの生演奏&ホンモノ役者の生歌
♪2年前にMMSで初めて聴いて打ち抜かれたベンさんのゲッセマネが聴けるかも…?!

…ということでとても楽しみにしていたこの公演。
先行でチケットを取って、3列目というステキなお席で聴くことができました。
サイドでも(むしろサイドのほうが?)観やすかったです。ステージが前の人の頭でがかぶることなく、出演者のお顔もよく見えました。


出演者のみなさん
ジョン・オーウェン=ジョーンズさん(ファントム、バルジャン)
ベン・フォスターさん(ファントム、JCSツアーのジーザス)
ハドリー・フレイザーさん(ロンドン25thオペラ座ラウル、ジャベール)
ケリー・エリスさん(英国人初のエルファバ)
ソフィ・エヴァンズさん(現役グリンダ)

括弧内は主な持ち役。

みなさん素晴らしかった〜〜〜!!!!!
ロングトーン・ハイトーンをぶちかます。
プログラムは上の通りで、正直知らない歌も多々あったのですがどれも楽しかったです。
だってどれも聴いていて心地がいいんです。
みんな歌がうまい!声がいい!あと、顔もいい!
ウエストエンドのスターたちすっごいな!
極上の時間でした。

今やミュージカルコンサートでは当たり前?のグレイテストショーマンのメドレーから始まり、オペラ座の怪人、ウエストサイドストーリー、ウィキッド、レミゼメドレー・・・素敵なプログラムでした。
印象に残ったところを備忘録に。

グレイテストショーマン、第一声はJOJから。
もうかっこいい。
JOJは歌い上げるところは迫力があってそれも勿論好きなんだけど、セリフのように歌うところに実はゾクゾクする。
初っぱなから5人一列に並びみなさんの圧巻の歌声を聴かせてくださったので、会場のボルテージが一気に上がりました。
その後、1部ラストの『Tonight(QUINTET)』と2部ラストの『レミゼ』以外はソロを中心に。

楽しみにしていたオペラ座の怪人からは、『The Music Of the night』を男性陣3人での歌唱披露でした。
あんね、予想はしてたけど、みんな1人で歌ってんの聴きたい…!と思いました。
だって、みなさんそれぞれ違ってそれぞれいいんだもの。
【JOJファントム】包み込んでくれる系の歌声で、心地よい気持ちになる。魂舞い上がりそう。本当に歌声によって人を操れそうな、魅惑ボイスです。
【ハドリーファントム】ラウル役者のハドリーさんがファントム歌うなんてとても貴重だなぁと思ったのと、声合ってる!硬めの声質で、神経質な厳しそうなファントムになりそうな。素敵な低音です。ラウルより好きかも…?!
【ベンファントム】MMSでも思ったけど、深く厚い低音で攻めて天使みたいな高音で魂舞い上がらせるみたいな、歌声に一番抑揚をつける。低音に凄みを感じるというか、逆らえなくて従ってしまいそうなファントム。それが、たまんない。すっごくすっごくセクシーなんです。色気はんぱない。ムッワアァァァ…ってやつ。微香ではなくて、ムッワアァァァ…!てタイプね。フェロモン全開みたいな。顔もタイプなんだよな………はあああ…好き…抱いて!←
あ、Till I〜も良かったです。はぁ、好き……………
MOTNを歌う前に3人で自己紹介をしてらしたんですが、
JOJ『ファントムやバルジャンやってます。』
ベンさん『ファントムやジーザスやってます。』
ハドリー『みんながあまり知らない作品に出てるハドリー・フレイザーです。』
オチみたいになっててウケた。w

ウィキッドは女性陣2人でとっても素敵な時間を魅せてくれた。
『For Good』から始まり… もうさ、やっぱさ、どんな歌うたっても凄いんだけど、持ち役の歌はもっともっとすごいよね、やっぱり。
そこにグリンダとエルフィーがいるんだもの。
ソフィさんは華やかで可憐な声のグリンダ。
ケリーさんはハスキーなかっこいい声のエルフィー。
このコンサートを聴いていて、ここで初めて涙が流れました。首まで。
ふと、隣を見ると一緒に見に来てた友人も泣いている…!
彼女は普段ミュージカルを観ない子だけど、何回か誘って一緒に観劇したうち、ウィキッドが一番好きみたいだった。動画で聴いちゃうくらいに。
なので今回誘ったんだけど、満足してくれたみたいで嬉しい。
彼女とは20年以上の付き合いで、そんな友人とFor Goodを聴くのはなんだか感慨深いものがありました。
ケリーさんの『Defying gravity』は黒いドレスをお召しで、照明は緑で、とってもいい感じ。
圧巻の歌声でした!!!す〜〜げ〜〜〜〜!!!!
ここ、ショーストップになりました。

ケリーちゃんとJOJの清らかな歌声で『The prayer』の歌唱を堪能したあと、
来ました…来ました来ました!!ベンさんの『ゲッセマネ』!!!
Webではプログラムの予定に載ってなかったので、歌わないのかな?とションボリだったのですが、歌うとわかった時にテンションだだあがりでとても楽しみにしていました。
も〜〜〜だめだ。も〜〜〜〜〜〜最高だ。
魂を揺さぶる歌声ってこういうことを言うんだな、きっと。
全身で歌っているのがよくわかる。コンサートと言うよりも、舞台のシーンを切り取ったかのような印象。神がかってるっていうか…まさにジーザス。
『ファーーーーーーーーーーーーーー!!!!』
っていうシャウトが超絶気持ちいい!もー最高!大好き!ずっと聴いてたい!結婚して!←
2年前の感動再びでした。大大大満足。
すっごいなぁ、ホント。

レミゼメドレーはそれぞれの持ち役ソロから始まり、ハドリーの『Stars』最高でした。ジャベールがとても似合う声。ハドリーさんも豊かな表現力で魅せてくださる方で、舞台を観たい!と思いました。
レミゼメドレー、これ初めてですごく感動したんですけど、エピローグやってくれたのね。
この日2回目の涙はここでした…さいこう…もうさいこうしか言えねぇや…
アンコールの『One Day More』は5人+指揮者がテナルディエ旦那を歌っててびっくり!(夫人はケリーさん)二人とも可愛かった(笑)


終演後は、サイン会に並んだ。
実は幕間にベンさんのCDを買いに行きまして…
友人が『あたし、CD買ってくるわ!』と。
『じゃ、あたしも行く!ほしい!買うわ!』と。(笑)

ベンさんくっそイケメン過ぎてどうにかなりそうでした。
いるだけで香り立つ色気…
友人曰く『セックスアピールがやばい。』
この日1のパワーワードw
ベンさん、自ら握手してくださって。(手が厚い!)サインも本当は一ヶ所だけなのにジャケットと円盤に2つ書いてくださって。(前に並んでた人たちにも書いてた)
スタッフさんに注意を言われたんですが、その時にベンさんが人差し指を口許に当てて『シー♪』って。こっち見ながらやってきたんですよ。くはっ…悶え死ぬかと思ったわ…………
あ、シーって言われたのに書いてしまった(笑)
めちゃくちゃ優しい方で、1人1人と丁寧に向き合われていらっしゃる印象でした。すてきな方だなあ。

最後までとても幸せなコンサートでした。