9月に、声優朗読劇フォアレーゼンを観劇してきました。
前回の滋賀公演では川端康成の『伊豆の踊子』を観劇しましたが、今回の静岡公演ではフォアレーゼンのために書き下ろされたモーツァルトを題材としたお話『本当はあぶないモーツァルト』を観劇です。
このお話はフォアレーゼンが推している演目のようで、楽しみです。
今回は上演時間とセットリストの貼り出しがありました。
朗読劇が50分ある!!!
滋賀公演より30分も長いではありませんか〜🎵
これは嬉しいです
しかもチェンバロの生演奏つき。
わくわく🎵
ちょっと仗助みがあるような口調で嬉しいぞ。
わくわくわく🎵✨
あ、わたしネタバレOK派です。
むしろ、そうしたかったのです。
(滋賀では時間がなくて事前に読めなかった…)
だって、プロの声優さんたちの技(声)によってどのようにこの物語の世界が構築されていくのか?それが非常に楽しみだったのです。
声優さんの声で聴いたら、きっと自分が読んだときと浮かぶ風景が変わるんじゃないかな〜と思って。
台本を広げながら最前列で観劇しました。
今思うとすっげー感じ悪い観客だな。(笑)
ちなみに台本は完売でした。
似たような気持ちの人もいたのかもしれない。(笑)
ここから先ネタバレしています。
・
一般で取ったにも拘らず幸運にも最前列下手側だったので、出入りする出演者の方々がよく見えるお席でした。
(ひぃ!おのゆー…♡)
といっても今回は客席数1500を超える大ホール。
イスに座ってしまうと、最前と言えど目の前ではありませんね。
(むしろそのおかげで落ち着いて見れた感)
声優さんの後ろにはチェンバロがあります。
始まる前に影ナレってゆーんですか。
声だけ聴こえてくるやつ。
声優さん3人が観客に話しかけてきたり、チェンバロ奏者の中野さんがステージにご登場されチェンバロについてご説明&演奏。
ピアノと形は似ているけれど、音は全く違いますね。
素敵な音です。
それが10分ほどあったでしょうか。
その後、いよいよ朗読劇の始まりです。
声優のみなさんは色違いのローブ?をお召しで、椅子に腰掛けて始まります。
配役は上記の通り。
初めましての白井さんは、ナレーションとモーツァルト役を担当されていました。
冒頭のナレーションを聴いてすぐに、『な、なんていい声なんだ…!』とビックリ。
石田彰さんの声ををちょっと低くしたみたいな、とにかくイケボさんです。
ナレーションが終わると白井さんは一旦席を外しておられました。(次の出番まで時間がある)
ナレーションは少し低めモーツァルトはそれよりは高めなお声だったかな。どちらも素敵でした。
滋賀公演に引き続き、逢坂さんもご出演。
彼は後輩ネコとチェンバロの2役。
滋賀のときよりもたくさん聴けて嬉しいです。
後輩ネコの表情豊かな声とチェンバロのどこか憂い帯びた雰囲気の声とではまるで違うので、セリフも多い中、演じ分けが凄いなーと!
そして、おのゆーさんはネコ役です。
この役、口調がちょっと江戸っ子べらんめえ的というか。で、性格はイイヤツ。
めちゃくちゃおのゆーさんのいいとこ出てる〜♡と思っていたら、アフタートークでこの役は『当て書き』だったことが判明。
どーりで!!!!
いやあ、すごく良かった。来て良かった。
こういう、ちょっとやんちゃな役がとても似合いますよね。
この物語はほぼ会話劇で、チェンバロは楽器ですが意思を持っておりネコとお話が出来ます。
チェンバロはモーツァルトのもので、主人(モーツァルト)が留守中に屋敷に忍び込んで来たネコとチェンバロが会話をして、、、というのが主でした。
この2人のやりとりに思わず笑ってしまうところもあったり、じー…んとするところもあったり。
このお話好きです。
小野さんと逢坂さんの会話(ネコと後輩ネコ、もしくはネコとチェンバロ)が自然で、凄いと思った。
一言一句台本通りに…ではなかったのだけど、あ、モチロン大幅に変えることはないのだけれど、相手がいてそのやりとりの中で瞬間に必要なところが足されたり語尾が変わったりしているように感じました。
テンポや間、掛け合いを大事にされているのかな、と。
セリフを『言ってる』のではなくて、『会話』となって私達観客に伝わってくる。
お二人の演技がすごく自然で、感動です。
なんか…セリフが生きているかのような感覚を目の前で感じたのは初めてでした。
相手が別の人だったらまた違うテンポになり印象も変わってくるのでしょうね。
声優さんて、役者って、素晴らしいなぁ。
ネコのセリフで一番好きだったのは、モーツァルトにラクリモーサを弾かれてしまうと心が壊れてしまう…そんなチェンバロを助けるために言う、
『よし、俺が止めてやらあ! モーツァルトさんの手をちょいとひっかきゃいいんだろうが!』
です。
これを『クレイジー・ダイヤモンドォ!』ばりの勢いで言うの。(伝われ)
好き………(*´∇`*)
熱い演技がステキなおのゆーです。
ネコのこの言葉に対してチェンバロは制止するんですけど、チェンバロの言葉が切なかった…。
『天才に触れてもらっていた。それだけで僕は最高に充実しているんだ。』
モーツァルトがラクリモーサを弾くと、チェンバロはもう弱々しくなっていて。
この出来事はモーツァルトが亡くなる年の春のことで、季節が冬になりモーツァルトは亡くなってしまい、チェンバロはどこかへ売られていった。
後輩ネコとネコが話していると、ふと、チェンバロの声が聴こえた… で終わる
なんだか切ないですよねぇ。
楽器が意思を持って話すわけはないんですけど、日本的な考えかもしれないけれど、モノには魂が宿ると言われていますし。
チェンバロくんはモーツァルトさんの事が大好きだったんだね。
中野さんのチェンバロ演奏もステキだった〜。
中野さんは、世界で9人のチェンバリストに選ばれたことのある方なのだそう。
チェンバロの音ってキラキラしていて良いな♪
ここ数年でクラシック音楽を聴くようになったので、夜の女王知ってる!とか聴いていて楽しかったです。
で、朗読劇前の時間でもチラリとお話出ていたのですけど、チェンバロが哀しくてモーツァルトに弾いてほしくないと言っていた『ラクリモーサ』って、レクイエムなんですね!
モーツァルトが亡くなったという話を読んで、そういえば?!と思っていたのですけども。
わたし、ちょうど1年前にモーツァルトのレクイエムを聴いていて、レクイエム好きだな〜と思ってて。
ラクリモーサの対訳も載っていて、イイ!
とっておいて良かった(*´∇`*)
モーツァルトはラクリモーサの8小節目を最後に亡くなり、それ以降はモーツァルトから直接指示を受けた弟子のジュスマイヤーが補筆。
しかしジュスマイヤーの補筆部分にたびたび批判が起こり、後年さまざな音楽家や作曲家が独自の補筆を行ったため○○版として色んなバージョンがあるんだそう。
一般的なのはジュスマイヤー版だそう。
おお〜おもしろいですね。
今回の中野さんが最後に弾いてくださったラクリモーサは、中野さん版。
昨年聴いたのはフルオケ・合唱・ソリストと大人数だったこともあり、神々しくて素敵だ…という印象だったけど、チェンバロの音はなんだか哀しく聴こえるかも・・・
と、思うのは朗読劇にひっぱられてるからだろうか。😅
この演目楽しかった♪
あと、クラシックコンサートに行きたくなりました。
久しぶりにオペラも観たいな。もちろんモーツァルトの作品を!
朗読劇が終わった後は休憩を挟んでトークコーナー。
白井さんがサザエさん的な引率をし、逢坂さんと小野さんが二人三脚をしながら登場(笑)
なにかいつもやらかすんですねこのふたりは。(笑)
司会者の方からの質問コーナーです。
Q:役作りは?
【白井さん】
ナレーションは淡々と、モーツァルトは一人言のような…今回誰とも会話していないことに気づく!
【逢坂さん】
後輩ネコとチェンバロの2役で、チェンバロはいつもより若い声作りをした。役の指定でメールが来たときに、後輩ネコは生き生きとチェンバロは生気を感じないお芝居にしてくれと書いてあったが、自分にはよくわからないので半分無視した(笑)チェンバロは達観しているというか、色んな角度から観れる仙人のような(笑)役作りをした。
【小野さん】
当て書きをしてもらったようなので、ずっとネコです。(笑)
ただ、いままでは夫婦ネコだったのが、今回は先輩後輩ネコということで意識はしていなくとも逢坂さんがいたことによって自然と先輩ネコになったのではないか。
Q:クラシック音楽は普段聴くか?
【 白井さん】
聴かない。が、クラシック音楽の映画を観て素敵だなと思った。
ドラムを作品で担当することになり、やってみたらば楽器に触れるって楽しいんだなと知った。
【逢坂さん】
聴かない。が、家電が好きでスピーカーのコーナーに行くといつも流れている。と、いいなと思う。いいお値段の高いいいやつで聞いてます(笑)
【小野さん】
クラシックピアノを10年習っていた。
けど、なんも弾けねぇ!(笑)
NHKピアノ演奏会?にも出たことがあったらしいが、(ベートーベンの何かを弾いたらしい)1日100回くらい練習してた。
ギター、ベース、ドラムもやってた。
けど、なんも弾けねぇ!(笑)
逢坂さんに崖から落ちたんじゃねぇの?と突っ込まれる。(笑)
中野さん登場。
モーツァルトが6才の頃にチェンバロで作曲した曲を弾いてくださいました。
チェンバロの話も。
カラスの羽?猪など、動物を使って作られている。
チェンバロはお琴みたいな構造です。
Q:チェンバロが話すとは不思議だが、不思議な体験をしたことはあるか?
【白井さん】
3階から落ちた!と思ったら2階へ着地した
【小野さん】
かくれんぼ中、中トトロに出逢う
【逢坂さん】
体育館倉庫で頭打って痛くなく血が出たが誰にも言わず過ごした
みんな凄いですね…www
最後のごあいさつで小野さんは、故郷で公演出来て嬉しかったと仰っていました。
静岡はおのゆー誕生の地!!
そんな大切な場所で小野さんの朗読劇を聴くことができて良かったです。
発表されている公演におのゆーのお名前はないので、もうフォアレーゼンには出演されないのかなー。
またいつかおのゆーの朗読を聴きたいです。
星の王子さまとかまるっと聴いてみたいな。
しばらくおのゆーのイベントはありません。
次は来月の小野賢章くんとのトークショー。
ついに観劇カテゴリーではないイベントに行くようになりました(笑)。楽しみ!
公式Twitterより
マイクとチェンバロ(これ)
出演者のみなさん(これ)







