朗読劇を観劇しに、ルッチプラザ ベルホール310へ行って来ました。
春に小野さんを知って夏には遠征してしまうほどになるなんてちょっと自分が恐ろしいですが、生声をどうしても聴いてみたかった。
そして、お礼を言いたかった。←お手紙
小野さんは昨年よりフリーで活動なさっているそうで、ファンレターの送付先が探しても見当たらなくて…
もう、だったら直接行ってしまおう!!と、やって来ました。
イベントにはプレゼントBOXがあるだろうと思ったので。

こういう行動力と考えは観劇で培われたものだよなぁ〜としみじみ思う。
だって、昔だったら声優さんの生声を聴きたいと思っても行動には移せなかったもの。
この6年の経験が活きている(笑)


そんなわけでやって参りました滋賀県。
初上陸です。
わたしもかなりの田舎に住んでいますが、滋賀もなかなか…!
ちょっと要注意だなと思ったので今後のために書いておく。

前記事にも書いたけど、ICカードが使えません。(線による)
いや、それ自体は全然いいのだけど。
米原駅でタッチしたパスモが、近江長岡駅に到着すると使えない(自動改札がない)というのはいったい…?!
タッチして入れるけど出られない(´ロ`;)
その情報を知らない人がわたし含め大勢いたと思う。
ひとりひとり現金精算。駅員さんソロ対応。
よって大混雑。そしてエアコンは入っていない。
汗吹き出る💦💦💦
普段涼しいところで仕事してる平和ボケの身がこの酷暑をまともに食らい、全身から汗が絶えず吹き出ました…
パンツが汗でビショビショになったん…………
駅を出るまでに20分くらいかかっただろうか。
時間に余裕を持って行って◎でした。
東京の感覚で行っちゃあいけません。
ギリギリに行っていたら遅刻だった。
勉強になりましたですm(_ _ )m
今後ルッチプラザに行くことがもしあったら気をつけよう。
米原から近江長岡まで切符を購入するとよいです。
切符の人はサーッと通して貰っていたから。
は〜〜っ。駅員さん、おつかれさまでした。

そんなこんなでやっとこ駅から脱出し、そこからトコトコ15分くらい歩きまして〜〜
と、とにかく暑い。。。日焼けした💦
ヘトヘトのビショビショになりながらもなんとか辿り着きました、ルッチプラザ。
なんだか会場に到着しただけで満足感があります。
ルッチプラザ ベルホール310。きれいなホールです✨



今回の公演『VORLESEN(フォアレーゼン)』とは、ドイツ語で『読み聞かせ』という意味なのだそう。
この公演は、全国津々浦々で開催され人気声優さんが出演される朗読劇。
朗読劇の題材は各公演様々で、クラシック音楽、文学作品、地域の歴史…などをオリジナルの台本で披露してくださいます。

これって観劇よね。だからこの公演に来たかったの🎵
内容も面白そうだし好みだし(^-^)
小野さんの生声を聴く機会は他にもあったのだけど、 アニメやゲームのイベントにはまだ行く勇気が持てなくて。。
ジョジョしか知らないから(>_<)
なので、今回は観劇ということでいつもの延長上のような、気持ち的にとても行きやすかった公演でした。

さあ、ついに…
ついに大好きな小野友樹さんの生声を聴ける…!!!
そう思ったら、も〜〜〜ね。
も〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!ですよ。
へっへっへっへ…wwww
顔がニヤけます。

夜なべしてしたためたお手紙をinして〜〜
あっマネージャのRさん発見。似てた!←似顔絵

物販で売られていた台本を購入して〜〜〜

座席へ。
今回、わたしはうしろのほう。
ですが傾斜が高くついていて視界良好です。
前の人の頭が舞台にかぶらない✨
座席は310席だそうですが、こじんまりとした印象はあまり受けなかったかなぁ。
綺麗で見易いホールです。
といってもオペラグラスは持参。
周りの人は使っていないようでちょっと恥ずかしかった…💦ま、構わずガン見だけど(笑)


タイムテーブルは、
朗読劇…20分
休憩…15分
ワークショップ…1時間弱
16:30くらいには終演でした。

あ、このあとネタバレ気にせず書いております。
このブログを見に来る声優ファンはいないだろうけど、一応。m(_ _ )m






今回の朗読の題材は、川端康成の『伊豆の踊子』です。
伊豆の踊子はとても有名ではあるけれど、内容を理解してる人はどのくらいいるのだろう。みなさんご存知ですか?
わたしは実は小説を持っているのですが、どんな内容だったかすっかり忘れてしまっていて。
この日の為に本棚からひっぱり出して一読してきました。
だけど、文学って難しい💧
しかし今回の朗読劇の台本は、分かりやすい文体で書かれていました。ありがたい…!
内容は全文ではなく、後半からラストまでです。

舞台にはイスが3つとお水が用意されていています。
照明が暗くなり、下手からお三方がご登場。
舞台向かって左から、大坪さん、小野さん、逢坂さん。
みなさん和装です。雰囲気があってステキ。

配役は上記のとおり。
小野さんは学生の役。
学生はお話を進める役割でもあるため、ほぼ小野さん語りだった。
小野さんのお声たくさん聴けて嬉しい〜っ。
遠い滋賀までやってきた甲斐がありました。

声優さんの生の演技を観るのは初めてなので、とてもドキドキ。
みなさん椅子に座り、台本片手に進みます。
なんだかアフレコ現場を見ているようで緊張感がありました。
ほとんど台本を見ていらっしいましたが、時折客席に目を向けてこられるとドキッとしますね。

小野さんはわたしが知ったジョジョの仗助とは違った声のトーンで、それより柔らかく、落ち着いた語り口でした。
こういう声もいいなあ。
語彙力がなくてうまく表現できませんが、なんとも耳心地よく、それは至福の時間でした。
わたし、小野さんの声そのものも勿論なんですが、ブレスが好きだったりします。
お話する流れの中でのブレスが。
ブレスさえも耳心地よいのです。はぁ…(*´`*)
ここに布団を敷いて、この声に包まれて、このままぐっすり眠れたらどんなに幸せだろう………とか思っちゃうほど。
素敵なお声でした。来て良かった。癒された。
学生は難しい役ですね。複雑な心情が…もっと長い時間学生の心に寄り添ってみたかったです。20分は短いよぅ。

…と、まぁ時間が経ってだいぶ落ち着いてブログ書いてますが、観劇時は
『おのゆーーーーー♡(///∇///)♡』
てなかんじでフワッフワしてたので(笑)、できるならもう1度ゆっくり聴きたいです。
全文聴いてみたいよ〜〜〜。

大坪さんと逢坂さんも素敵でした(^-^)
つぼちゃんこと大坪由佳さんは、小野さんと毎週アベマTVで一緒にMCを務めてらして、そこで彼女を知りました。
その姿しか知らなかったので、踊子の天真爛漫な幼声から年配の低く落ち着いた声まで、声色を使い演じ分けをされていたのを聴けて感動!声優さんってすごいね。
それから、学生が『いたずらっぽくさっと俯く』や『首を横に振った』など踊子の様子を語るとそのように演技してくれた。俯いたり首を振ったり。それがとっても可愛かったな♡
逢坂良太さんは実は4年ほど前にGLAY繋がりで知った(ダイヤのA)声優さんで、元気なイメージがあったのですけども、今回は複雑な気持ちを抱える踊子の兄役でした。
クセのないお声でスッと入ってくるかんじが良いなあ。

朗読全体の中で印象に残ったのは、踊子が学生に対して言う
『いい人ね。いい人はいいね。』
という言葉。
つぼちゃんの音声で脳内再生される。
この言葉に学生は救われたのですね。小説を自分で読んだときにはうまくよく読み取れなかった。
学生は孤児でエリートを目指し現実に疲れ旅に出た。
旅先で身分の違う踊子に出逢い…恋をした。
いや、単なる恋心とはちょっと違うのかも。
無邪気で真っ白な踊子が、まっすぐに学生を見た感想が『いい人』で。その言葉に心がほどけてゆく、学生が救われたお話なんだなぁって。
…やっぱり全文聴いてみたかったな〜!


あっという間の20分でした。
その後15分間の休憩を挟み、ワークショップ。
本編の朗読劇よりもワークショップのほうが時間が長いだなんて思わなかった(笑)
が、これがまた楽しかった〜〜〜!!
朗読劇の真面目な空気からうって変わってユルい。イイね👍✨


ワークショップでは、司会者の女性(この方がまた楽しい人でしたw)が進行しておられました。
出演者のお三方は公式Tシャツ(あの謎の猫の)に着替えてご登場。小野さんのインスタより。(これ
小野さんはなぜか逢坂さんをおんぶしてご登場!(笑)
逢坂さんのほうが背が高いのにスゴい!
あ〜〜いつも見てるニコニコ笑顔が見れた〜(笑)
うれしい✨
小野さんの笑顔にはとても癒されます。
目がなくなっちゃうほど思いっきり笑うと、お口がハートの形になって(*´♡`*)可愛いの🎵❤️😳

まずは、司会者がお三方に質問。

今回の朗読劇で演じるにあたり役作りはどうされたのか?

小野さん:荒木飛呂彦先生が表紙を描いたバージョンの小説がありまして…(あたしそれ持ってる〜!これ👇です)
原作を読みました。
つぼちゃん:つぼちゃんも同じく原作を読んだ、と。
逢坂さん:本当は妹を連れて行ってほしいという兄心がありながらも、本心とは違う言葉を発する。そこに本当の気持ちを乗せるというのが難しい。
逢坂さん、深いです…!

声優になったきっかけは?

小野さん:谷山紀章さんと同じ仕事に就きたかった。
つぼちゃん:風邪をひいてふと深夜に起きたときにやっていたアニメを視て。
逢坂さん:好きなゲームがあり、そのキャラクターの口調を真似していた。

この時はさら〜っとお話しておられましたが、小野さんが声優になったいきさつを知った時感動したんですよね。
インタビュー記事や(これこれ)ラジオで(これ)お話されていたのを以前から拝見していまして。
プロのサッカー選手を目指してそれだけの為に生きてきたのに怪我でそれが出来なくなって。
そんな時にアニメと谷山紀章さんに出逢い、ふと谷山さんとお話する機会がありその時に思ったのが『この人と同じ仕事に就きたい!』。
このイベントで仰っていましたが、正直な話、アニメが好きとかお芝居がやりたいという気持ちではなかった、ただただ谷山紀章さんと同じ仕事に就きたかった。その為には声優にならなければならないのか!と。
それだけ小野さんに強烈な憧れを抱かせる谷山紀章さんもスゴいし、それだけ全てをかけてやってきたものがなくなってよく前を向けたなと。
1度夢を断念していると次の夢に全部を注げる、という小野さんのポジティブさと腹のくくりかたがカッコイイなと思ってます。素敵です。


ワークショップは『声優と共演』と書いてありましたが、共演ではなかった。
伊豆の踊子の一部分を声優さんたちと一緒に朗読できるのかな?と個人的には思っていたんですが、よく考えたらそれはアフレコではないよね😅
どんな内容だったかというと、大きなスクリーンに自作のアニメーションが用意され、そのアニメーションにセリフを当ててみよう!というプロも難しいと言う(小野さんより)アフレコを、セリフ読みの時間もほぼなしにドS司会者がじゃんじゃん進めていくコーナーだった。(笑)
逢坂さんは『あの人(司会者さん)ドSだ!あの人が音響監督だったら絶対心折れてる!』と。(笑)
声優さんたちはこのアニメーションに声をあてることは一切なく、見守る&いじる。
司会者:みなさん、なにかアドバイスは?
小野さん:そんなんもうないですよ!
といいつつ、最後のここだけはこうしたほうがいいかなとか、上手く行かないのは当たり前ですから元気にやってみよう!とか仰有っていたおのゆー。うむ、真面目な人だ。

で、ワークショップに参加したい人は事前にチケットの半券に名前を書いておくんです。
それをおみくじのように声優さんたちが引いて、名前を呼ばれた方はその場で起立&アフレコ。
二人一組で行うのを、5?6?組くらいやりました。
司会者の女性がじゃんじゃんハイ次〜ハイ次〜って飛ばしてくれるものですから、結構な人数です。
わたしも名前書こうかな〜〜と思ってはいたのですが、もうね…暑さで体力奪われて気力がなかった…パンツ汗でビショビショだったしよ………
でもそれ後悔!!
1組目の名前を呼ばれた方が、キャーッと叫ばれたので、『大丈夫か?!○○子?!』と小野さんが下の名前を呼び捨てにしたのがきっかけで、
次からも半券引いたら小野さんが下の名前を呼び捨てにして呼んでくれる的な流れが出来まして。
うっわ、あたしもイケボに名前呼ばれてぇ…!
って思っちゃいましたよね。惜しいことしたわ。
同じ名前の人もいなくてさ。残念…

アフレコ、まずは劇団に入っている女の子二人が舞台に現れてお手本を見せてくれました。
それからはお客さんの名前が呼ばれ、実際アフレコをしていくという流れ。
アフレコされた方々は、全く経験のない方から声優の学校に通っている方、男性女性、大人子供…等々さまざま。
大人男性2人は、つぼちゃんに『いつもお手紙ありがとう〜!(*^▽^*)』って言われてた。
凄いな、つぼちゃん!名前見ただけでファンてわかるんだぁ!ちゃんとお手紙読んでくれてるってことですよね。
ファンのお二人はさぞや嬉しかったことだろうな…と全然知らない人だけど、おめでとう良かったね!と心の中で言った。いやだってこれ凄い嬉しいよねぇ!

声優さんたちはアフレコはしなかったものの、このイベントの雰囲気をかなり盛り上げてくださって、たくさん笑った!
最前列の男性をいじり始めたつぼちゃんは、最後までいじり倒しましたね(笑)
それが嫌なかんじではまったくなく、よく細かいところ見てるし気がつくなぁと感心。
小野さんも逢坂さんも入って、明るくて楽しいイベントでした。
なんか、小野さんはさっきまで真面目にやってた朗読劇の人とほんとに同じ人?wって思うぐらいただの小野友樹だった。(笑)
声優と夜あそびみたいな和やかな雰囲気で楽しいです。
前方席の男の子が名前を呼ばれたんですけど、『っしゃああああああああ!!!!』とまぁお元気なお返事っぷり。
それを見た小野さんは床に四つん這いになって、『うっひゃっ♪ひゃっ♪ひゃっ♪はー☆いいねぇ⤴️』と笑うわけです。
小野さん、リアクションがさすがw芸人顔負けですwwww
でも小野さんの引き笑いが生で聴けてなんだか感動すらあるわ…✨(笑)

アフレコはかなり難しそうだったけど、みなさん頑張っておられたし出来なくともそれを声優さんたちが笑いに変えてくれてとても良い雰囲気のイベントでした。

最後の最後までニコニコ笑顔で客席に手を降ってくれたおのゆーさんに、わたしも手を振ったわ👋
普段拍手はしても手を振るってあんまりしないんですけどね。はしゃいだ(笑)

初、生小野友樹さんは
生で拝見拝聴しても素敵な方でしたおねがい
さりげなくレディファーストする姿もステキだったしね🎵

公演の時間は長いものでないけれど、満足感たっぷりのフォアレーゼンでした。 
どうもありがとうございました!
次も楽しみです。(次?!)