千秋楽となる3/12に、オンディーヌを観てきました。
自由劇場は一体いつぶりだろう。
落ち着いた大人な雰囲気が好きです。
楽しみにしていた中井さんは、マトー/漁師役でご出演。
漁師ってどれだ〜??と思ったら、3幕でオンディーヌを見つけたと報告に来る人でした。
この役は1分も出番なかったかなぁ。
2幕の劇中劇で登場するマトーも、漁師よりは長いけど本当にあっという間で。
もっと観たかった〜。
この演目は3時間くらいありますが、中井さんの出演時間は10分もないくらい。
だって、汗かいてなかったもんな。中井さんなのに。←?
マトー。
前髪くるくる、お髭、左腕に布を垂らし、山吹色のタイツに茶のブーツ。
マント。胸には胸当て甲冑。
おお、勇ましい〜
中井さんかっこいいですね〜。
(しみじみ)
ラウルとビーストだったの、納得です。
(改めて)
他の出演者さんを知らないということもあるかもだけど、目を惹きます。
久々に聴いた中井さんの生歌声
『わ〜、中井さんだ〜(*´∀`)』
お口がこう…縦に開く感じとか、一生懸命歌う感じとか。懐かしかったです。
結構高めの声も出してたのね、マトー。
良い声が響いていました♪
そして、中井マトーと宮廷歌手として一緒に歌うサランボーの方か凄かった!
松井美路子さん。
バリバリのソプラノ歌手さんでした。
二期会会員だそう。
クラシック独特の空間を震わす歌声で、1人響きに凄みがありました。
中井さんと松井さんが歌うこの部分をずっと聴いていたかった〜〜
中井さん、久しぶりに観れて嬉しかったな^^
機会があれば、次はガッツリと歌を聴きたいです♪
東宝ミュージカルに出ないかなぁ?
さて
オンディーヌ。
前回1度観て気に入った作品。
水の妖精オンディーヌと人間の男ハンスとの悲恋。
その儚さと、水の妖精たちの歌声と佇まいの美しさが好みだった。
実は前回、オンディーヌの声がどうしてもアルプスの少女ハイジに聴こえてしまって…^^;
(ひばりでもそうだった。)
なので、野村さん=ハイジみたいな図式が出来上がりつつあったのですが、今回はそうではなく。それが良かった!
だからなのかな、観ていてオンディーヌの言葉が突き刺さるものもいくつか。
ねー。人間ってなんで嘘をつくんだろーねー( ´(ェ)`)
舞台上の人間に向けて発するセリフは、観客に向けて言われているような、そんな気分にもなりました・・・
騎士ハンス役の近藤真行さん。
背が高くて、スッとした顔立ちの方でした。
井上芳雄さんと片岡愛之助さんを足して2で割ってちょっと薄めたかんじ(笑)。
かっこ良かったっす。
3幕ラストのハンスとオンディーヌの長台詞は圧巻!
『お芝居観た』という充実感。
人間を愛してしまったオンディーヌ、オンディーヌに惹かれてしまったハンス。
そこから二人の運命が変わって行く・・・
ラストは誰も幸せになれない・・
亡くなったハンスを見てオンディーヌが言う言葉
『綺麗な人!』
『生き返らせることは出来ないの?』
『生きていたら、きっと好きになっていたでしょうね!』
切なくて、儚い・・・
公演期間が短かったけど観れて良かったです。
そういえば、水の妖精の次女?役の方がとっとも綺麗な歌声で〜♬*^^
帰り際にプログラム買うとこで訊いたのですが、お名前はわからないと言われてしまった

なぜか海劇場のスタッフさん(男性)がいて、
(自由劇場に移動になったのかな?!)
『あ、この人に訊けば絶対分かる!』
と思ったのですが(わたしはこの方を勝手に信頼している 笑)千秋楽ということで忙しそうで訊けなかった…
出演者と面会する受付をしてた。
千秋楽、観に来てた人たちは関係者が多かったのかしら?



