『色々あってソロデビューすることになりました。グリーン車乗ってキャンペーンまわる大型新人です。今日は楽しんでいってください!』

そんな笑いを誘いながらの挨拶(笑)
いつものGLAYのライブとは違う雰囲気に少しばかり緊張気味だった会場が、和む。

TAKUROさんはナポレオンジャケットに中はシャツ、パンツはごつめのブーツインという出で立ち。
モデル体型
やっばい、かっこいい
目の前…いや、どセンではないのでちょっと左寄りに(わたしのど真ん前はToshiさんだった)TAKUROさんがいて動いて喋っているという奇跡。

髪の立体感や肌の質感、笑った時に出来る目の横のシワや、長い指、細くて長い脚、あぁお尻ちいさいなぁむしろないに等しい。。

え、見すぎですか?

いやもうここぞとばかりにガン見ですよね!
GLAYのライブに行くようになって14年経つけど、正真正銘の最前列なんて初めてで。
もう2度とこんなに近くで拝むことは出来ないかもしれないもの。

そして、照明の角度次第では見えないような細かなギターのキズが見え、
間近でTAKUROのギターを奏でる姿、弦を弾く手元が見え。。。。

目に見えるもの全てがTAKUROをリアルに感じさせてくれました。
TAKUROは実在した!
そんな気分になる。
いや、今までライブに何回も足を運び生TAKUROを見てきたけれども。
でも、こんなにTAKUROをリアルに感じたことはなかったよ。
尊敬する大好きな人が目の前にいるってだけで、人ってこんなにも感動するのね。
泣きそうになったけど、視界がにじんで見えなくなってしまうのが勿体なくて、必死に我慢。

『GLAYを結成してくれてありがとう』
『TERUさん、HISASHIさん、JIROさんを誘ってくれてありがとう』
『GLAYを続けてくれていてありがとう』
目の前にいるTAKUROに向かって感謝の念を送り続けた。
わたしはマジで合掌していた。
端からみたらヤバいヤツに見えたと思う。
でも、自然とそうなってた。今までの感謝がたくさんたくさん溢れた。
本当ならすぐそこにいるんだから、手をとって、『TAKUROさん!いつもありがとう!』と言いたいところだけど。

必死に涙をこらえる顔でいたわたしが、その後気持ち悪いほどの満面の笑顔になるのにはそう時間はかからなかった。

音楽の力は凄い!楽しい!!


つづく。