8月も今日で終わり。
今月は自分にとって、とても大きなことがありました。
色々と思うところもあって、いま考えていることを忘れないように、また、書いて言葉にすることで気持ちの整理ができるかな?と思ったので書いてみます。
11日に、姪が産まれました♪
この日は2年前に他界した祖父の命日で、不思議なものを感じつつ。
初めての姪、少し小さめに産まれてきた赤ちゃんだったけれど、とても元気。
当たり前だけど、何もかもが小さくって、でもしっかり人間で、色んな表情をして、ずっと見ていても全く飽きないだろうなというほどに、可愛い。
一生懸命に生きている。
初孫となる両親も嬉しそうだった。
愛犬のももも赤ちゃんが気になるようで、じっとしていられない。
ももはまだ赤ちゃんに触れないので、一定の距離を保ちつつ(偉い!)見守っていた。
母によると、赤ちゃんが泣くと、『泣いてるよー』とお知らせに来てくれたらしい。
(もちろんわたしたちにも赤ちゃんの泣き声は聴こえているのだけど)
お姉ちゃんしてた。お利口さんだ。
わたしも、抱っこしたり、おむつがえをしたり、お風呂に入れたり、ミルクを飲ませたり、なんとまぁぎこちない手つきで育児体験してみた。
赤ちゃんて、こんなに愛おしく思えるものなのだなぁ、と、思った。可愛いくて仕方なかった。
我が家にやってきた新しいちいさな命は、家を明るく、幸せにしてくれました。
でも、、、
誰かが産まれれば、誰かがいなくなる。
世の中はそういうものなのでしょうか。
あと二日で里帰りも終わる、そんな時に、ももが急死してしまいました。
12歳と1ヶ月でした。
もともと心臓病を患っていて、急にパタッといくことも考えられるから気を付けるように、と病院から言われていた。
でも、こんなに早く逝ってしまうとは思わなくて…
27日、朝はいつもと変わらず元気だったのに、お昼ごはんをあげようとしたら様子がおかしかった。
いつもは母が病院へ連れていっているけれどその日は仕事だし、妹は赤ちゃんがいるので、休みだったわたしがももを病院へ連れていった。
その日はかかりつけの病院が休診日だったので、急いで調べて電話して他院へと。
血液検査をしても異常はなく、様子がおかしかった手足も病院では普通だったため、様子を見ることにした。
でも、帰りの車の中で今までとは違う乾いた咳をした。
わたしは不安になって急いで病院へと戻った。
注射を二本打たれレントゲンを撮り、少しおさまった。でも、ぐったりしている…そんなももを抱きながら、その医院の先生は丁寧にわたしにももの病状を説明してくれたので聞いた。
母から聞いてはいたけれどわかっていなかったこともたくさんあって、初めてももが末期手前だと知った。
もっと重く受け止めなきゃ…少しの心臓への負担もかけないように気を付けなくちゃ。
注射を打ったお薬が効くまでに時間がかかるから、安静にしているように。とお薬も貰って家に帰って来た。
変わらず食欲は戻らなかった。
でも、少しすると、薬が効いてきたのか、荒かった呼吸がおさまって眠れている姿を見て少し安心した。
明日かかりつけの病院へ行こう。点滴になるかな?
そう思いながら夜に予定があったわたしは、母が仕事から帰って来てから家を出た。
でも…今思い返すと、この時にまた病院へ連れていっていたら、もう少し長く生きていたのかもしれないと思った。もも、本当にごめんね。。。
わたしが家に帰って来るのを待っていてくれていたかのように…帰宅してから、2時間もしないうちに、ももはいってしまった。
時計を確認できたのが、0:59。
始まりがあれば、終わりがくる。
生き物は産まれたらいつかは、死ぬ。
それが自然の摂理だから仕方ない。
限りがあるから美しい。
そんな考えのわたしだったけれど…ももを見ていたら、永遠を願った。
もっと一緒にいたい!と神様にお願いしたし、たくさんすりすり撫でてももの名前をたくさん呼んだし、いかないで!と何度も話しかけた。
でも、ももはいってしまった。
生き物の命の灯火が消える瞬間を見たのはうまれて初めてのことだったわたしは、かなりショックな光景だった。
泣きすぎて疲れて眠いはずなのに眠れないし、心がどうにかなりそうだった。
あんなにあったかくて柔らかかったももが、冷たくて硬くなった。
温もりは27時間後には骨壺へと変わってわたしの膝の上に。
本当に早くて気持ちが追い付いていかなかった。
一人になると、涙が流れる。
人間じゃない、動物。
でも、家族なんです。
人間の姿をしていないだけで。
一緒にごはんを食べて遊んで寝て暮らした…生活を共にした大事な家族が亡くなったのも初めてでした。
悲しくて寂しくてつらい。
でも、一番つらかったのはももだよね。
ごめんね。
12時間苦しかったね、つらかったね。
おつかれさま、天国でお腹いっぱいごはん食べてね。
今まで、本当にありがとう。
大好きだよ。
『バイバイ』が好きじゃないももちゃんへ…
『またね。』
ももがいなくなって…
帰宅すると玄関まで迎えてくれた姿がない、フローリングを歩くときにあたる爪の音が聞こえない、ちいさな温もりがない、ない、ない、ない。。。
つい、『ない』を見付けてしまう。
寂しい。。
でも、違うよね。
今までももがくれたものを見つめて大事にしたい。
ももから貰った癒しや思い出がたくさんあるよね。
ももが来てからは家族の会話も増えました。
ももが繋いでくれました。
ももちゃん、本当にありがとう。
わたし、わんちゃんが苦手だったのに、こんな風に思えるようになったのはももちゃんのおかげだよ。ももちゃんだからだよ。
ありがとう。
自分なりに心の整理をつけようとするけど、まだ涙が流れます。
時間が必要なのかな。
そんな中でわたしを明るくしてくれたのは、赤ちゃん。
ももが亡くなって2日後の昨日には帰ってしまいましたが、赤ちゃんに救われました。
今回すごく思ったのは、わたしの中で思っていたよりももっと大きくわたしは家族に支えられているのだということでした。
こんなに悲しいのも、そしてそれを癒してくれるのも、家族だから。。。
好きな事ばっかりやってきたわたしだけど、家族の存在は大きい。
もっと家族との時間を大事に大切にしていきたい。
ちいさなふたつの命が、そう、改めて気づかせてくれました。感謝です。
ももも見守っていた赤ちゃんを、大切に育てなきゃね。
なんだかまとまらないけど、今思っていることを残しておきたいと思って、長々と書いちゃった。
ブログにも登場したことのあるももちゃんなので。

