もう、1週間経ってしまいましたが…

3/28(土)のソワレと3/29(日)の千秋楽に、東京オペレッタ劇場の『伯爵令嬢 マリツァ』を観に行ってきました。
会場はおなじみの内幸町ホールです。
今回で3回目だというのに新橋駅から迷子になりました…
銀座線だと地下通路を5分ほど歩けば会場に着くんですね。
覚えました!…とか言ってきっとまた次忘れて迷子になりそうだな、こりゃ。

開場15分前くらいに並んで列の真ん中あたりだったでしょうか。
お席は後方席か迷いましたが、今回2回とも前方席へ。
瀧山さんの汗がよく見えました。
1回目は上手側、2回目は真ん中。

こちらの公演、発表をされてからどんな舞台なのかなぁととても楽しみにしていました。

感想みたいなものを書いてみようと思います。
あ、個人的な感想ですのでm(_ _)m


◆舞台美術◆

舞台セットは、中央に3段くらいの階段、その両隣には赤い薔薇と緑が植えられており上手側には執務室なのかな?レトロ調の椅子と、テーブルの上には数冊の本と羽ペン2本にインク、そしてワインのボトルが1本。
他には赤い椅子が3脚あったかな。
天井には煌めくシャンデリア。
品の良いかんじです。
下手ではピアノとヴァイオリンの生演奏です。

セットは椅子の位置が変わる程度でさほど変化がないのですが、それゆえに自身の想像力をフル回転させながら(笑)様々なシーンをあれや?これや?と巡らせて観るのもまた楽しい。
想像できたのは演者さんの力が大きいかな。
雰囲気や登場人物の心情に合わせた照明も素敵で、視覚と想像とでお客さんそれぞれの中にマリツァの世界が構築されていったのではないでしょうか(*´▽`*)


◆音楽◆

音楽に精通しているわけでもなんでもないので素人の感覚的な感想ですが、まず、この作品の素敵だなと思った所は音楽です!

ジプシーヴァイオリンというのですか?作品の舞台であるハンガリーにはそういった方々がいるのですね。
綺麗なだけでなくて、なんというか、情熱的なそのヴァイオリンの音色にうっとりしました。
タシロが歌う『♪さあ、ジプシー!さあ、ジプシー!来てくれ(弾いてくれ?)』の歌が特に素敵です。
↑タイトルがわかりません~
このメロディが劇中繰り返し登場してくるのです。
作品を象徴するような曲なのかな。
(オペラ座でいうPOTOみたいな)
ここ!という場面で流れていたような。
ジュパンがマリツァやリーザと歌い踊る軽快な歌も耳に残る楽しい曲。
他にもポプレスク・ジュパン・マーニャの3人で歌い踊る曲も、タシロのソロも。
音楽が素敵ねという印象がまず残りました。
作曲家はエーメリッヒ・カールマーンさんていうのね。
覚えておきましょう♪
いつかフルオケで聴いてみたいなあ。
角さんの指揮されるお姿久し振りに見たいなー…って、今回も『指揮』にお名前があるけれどされていたのでしょうか。
お姿見えずでした。


◆お話◆

そんな素敵な音楽に乗って始まる物語は・・・

マリツァの屋敷で働く管理人タシロは町の子供たちにも好かれる人気者。
ですが、実は彼には秘密があるのです。
彼の本当の姿は、借金で無一文になってしまったウィーンの若き伯爵。
たった一人の妹に結婚の持参金を持たせてやるべく身分を隠して農園で働いていました。
その農園の領主である伯爵令嬢マリツァは、恋を知らずに生きてきた。
彼女の周りには財産目当てで言い寄ってくる男たちばかり。
それにうんざりしていた為、田舎で静かに暮らそうと、婚約者に架空の人物の名前を使い新聞にて偽の婚約発表をした。
ところがその名前の通りの人物、養豚業を営むコロマン・ジュパン男爵が現れてしまって大変なことに。
ウィーンの社交界でマリツァと知り合い友達になったというリーザはなんとタシロの妹で、マリツァの屋敷で兄タシロとの偶然の再会。だが周りは二人が兄妹だということを知らない。リーザは家が借金で無一文になっていることを知らない。
…そんな4人の恋愛が紆余曲折あって2組のカップルが誕生し、めでたく最後はハッピーエンド。

紆余曲折って言葉に色々詰め込んだ感がありますが…(笑)あらすじをざっくり書くとこんなかんじ。

マリツァは有能で正直なタシロに次第に惹かれていくのですが、マリツァとタシロの心が徐々に近づいてゆく様が良かったなあ。
最初はマリツァにプロポーズしたジュパンでしたが、彼もまた恋をよく知らずに生きてきた人物のようで( ←きっとずっと『I love 豚』だったんだろうなってかんじ )本当はリーザの事が好きなのだと後から気づく。
リーザとジュパンは可愛い恋人同士に♪

よく考えたら、こんなに恋愛ものの舞台は普段あまり観に行かなくて。
トキメキっていいわねえ~(*´▽`*)
枯れてる身にゃ染みたよ(笑)
キラキラ眩しかったです。

そして、わりとオペラ・オペレッタって恋のお話が多い印象でもちろん今回も主軸となるのはこの2組の恋愛だと思うのですが、タシロとリーザの兄妹愛があるところもなんとも素敵だなあと思いました!
まずそこがないとこのお話成り立ちませんしね。
あんなお兄ちゃんがほしい~って思うほどタシロがカッコ良くて優しい兄。
妹の為に働こうと思う姿が素敵!…なのと同時に、貴族での暮らしぶりとの差がちょっと切ないなと思ったりも。
貴族なのに(なのにって偏見?)考えがまともな人。
それから、マリツァとリーザの友情や、チェッコのマリツァへの親心みたいなものが垣間見れたのも良いなあと思いました(*^-^*)


◆キャストのみなさんと印象に残っているシーンなど◆

●始まりのジプシー占い師マーニャのソロ、中央のマーニャのシルエットとしなやかに動く手の所作がなんとも妖しげ。
澤村さんの歌声、聴いていて気持ちいいです。
メゾソプラノさんて力強さがあるというか…素敵な響き(*゚-゚*)
出番はそれほど多くはないマーニャですが、その歌声と佇まいで存在感を感じました。

●マリツァの召使い役の大日さんは今回も良い味を出していらっしゃるなあと思ったのと、やはりなんとも素敵な笑顔が魅力的です。目がニッてなる^^

●今回楽しみにしていたタシロ役の高田さん。
長身のイケメンさんでした。
髪がふわっくるっでアイラインがキリッ。
切れ長の目。
(全然ルールルルな雰囲気じゃなかった…)
そして声もイケメン。イケ声。
なんというか、好い人の役にぴったりな声質の方だなあという印象でした。
台詞まわしが声優さんに似てると思ったけど誰だろう?
宮野まも・・ん~、ちがうかな。

そして、歌声も素敵です!
手紙が届きウィーンの街を懐古する一曲目のソロから
『テノールもいいわぁ…(*゚-゚*)』
とバリトン好きにも思わせるほどの素敵テノールさんでした。

●ポプレスク伯爵の小栗さんは、バリトンさんだけれど瀧山さんとはまた違う印象を与えるバリトンさんです。
今回初めましてでした。
もっと歌声を聴いてみたかったなあ。
『メイドカフェ』『京セラドーム・中日ドラゴンズ』『太田胃散』など、現代要素のネタをぶちこむ役だったような(笑)
会場内笑いがおきていました(*´▽`*)

●主役のマリツァは里中さん。
お高くとまるマリツァを熱演されていました。マリツァのソロでは貫禄を感じました。おおお…!

そして里中さんのお肌がとんでもなく綺麗!!背中をガン見してしまった(*゚-゚*)

●そうそう、今回衣装も素敵です。
マリツァ登場シーンでは白のキラキラドレス、2幕からは真っ赤のドレス。
ステキ~( 〃▽〃)
最後にはマリツァの私服なのかな?衣装変えが3回あり豪華でした♪
リーザは青いワンピースに白いハット、ピンクのワンピース。
色白のさおりんさんによくお似合いでした。かわいいよ~( 〃▽〃)
歌い手男性陣も1幕と2幕とで衣装が変わっていました。
タキシードかっこいい~( 〃▽〃)

●リーザ役の富田さん、歌声も容姿も役柄もとても愛らしい。
観ていて癒されました~(*^^*)

一人でいるよりも、誰かと絡んでキャッ♡なシーンがいくつかあって、とてつもなく可愛かったです♪

また下で書きます(笑)

●そして、瀧山さん。
コロマン・ジュパン男爵登場です!

…が!

目がいっちゃってるヨロヨロ歩き、
ここまで辿り着くのに乗り物酔いをしてしまってまるでダンスを踊っていたようだ~
とかなんとか言いながらリーザとクルクルッといきなりダンス。
(この時のひゃっ?!ってなるリーザが可愛い)

えっ…?!ん???
ジュパンってこんな?!びっくり!

髪の毛ぺったーでツヤツヤ。
太い眉にもみあげにお髭。
クロブチ(?)眼鏡。
地味色のスーツに蝶ネクタイ。

お笑い芸人のようではあーりませんか!

ブログに書かれていた『若者』『爽やか』

そのワードから全く違う姿を想像して来てしまったものですから、衝撃的すぎました。驚いた!

笑って去っていくリーザに一人にしないでとマリツァ。
に、向かって両手広げ制止し
『あなたを一人になんてしません』ニカッ!
なジュパンにはヒィッ!と小さく悲鳴をあげてしまいました。
ちょっとだけ気持ち悪いの…w(誉めてます)

テンションが高い、そして人の気持ちや空気を読むのが苦手な人物なのかなあ。
人とのコミュニケーションに慣れていないっていうか(笑)
豚を見る目だけはあるってマリツァに言っちゃうし^^;
きっとずっと豚と共に生きてきた人なのね。
I love 豚。
頭の中は豚のことばっかり?な勢い。
豚の話になると些か興奮していますもんね。

とまぁ、めっためたに書いてしまいましたが2幕からのジュパンがガラッと印象変わります。
とーっても可愛らしく一生懸命なんだなあって思う言動に愛しさが芽生えます。
そしてしっかり恋する爽やかな若者に見えるのです。すごい!
2日目からは最初から可愛く見えました。
愛すべき人物ですね(*´▽`*)

ここまでガラリと印象を変えられるのがすごいなあ、と思いました。

至るところで客席の笑いを取り、おかしくってたくさん笑ってしまいました!
もう瀧山さんが出てくる度に笑っちゃう~。←デオチ?!

身体全体を使って表現されていて、コメディアンな瀧山さん素晴らしかったです。

マイクを通さない生の歌声はよく響いていました。千秋楽が特に。
ソロがないのが少し残念ではありましたが、あんなにたくさんダンスをしながら歌う瀧山さんは初めてで舞台で光っていました。
ジーニーが益々楽しみとなりました!


このあとはざっくりで順不同すぎますが、素敵!と思ったシーンを。

●マリツァ邸で久し振り(?)の兄妹再会シーンがとーんでもなく可愛いかった!

タシロとリーザが『妹よ~』『お兄様~』『『光り浴びて~』』と、幼い頃の思い出を懐かしみながら歌うんです。


※写真はイメージです

( ´ -` )。oO(位置的にもこんなだったよね…)

リーザがテテテ…と走っていき椅子の周りをくるくるまわって追いかけっこ。
最後にはタシロの胸にすぽっと捕まっちゃうリーザが可愛すぎて鼻血ものでした。

タシロが身分を隠してることは内緒だよ?と約束するときにはオデコこつん的な。
(でもリーザの帽子で当たってはいないんだけどね)

笑い合う兄妹。

あまりの可愛さにわたし死亡。

今んとこリピートで!!と思うほどでした。

●パーティーの様子をタシロは別室から見ているのかな?なんて想像してみたのですが、ちょっと寂しいですよね。
本当はタシロも貴族なのに。

そして『さあ、ジプシー!さあ、ジプシー』の歌を哀しいヴァイオリンと共に熱唱するタシロ、素敵です。

●その歌声を聴いたこマリツァがもう一度歌って欲しいと言うも、気分じゃないと断るタシロに苛立ち、出ていくように言い放つマリツァ。…の、後ろで険悪ムードにオドオド指をいじいじするジュパンに目がいくわたし^^;

●ポプレスクとジュパンにタラバンへ誘われたマリツァが、占い師の助言により行くのをやめて残ったところへリーザが来て
なんでも話せる友達が一人ぐらいいても、とマリツァとリーザの友情と
チェッコがマリツァの好物のグラーシュを用意させましょうと言うこの心温まるやりとりがとても好みでした。

お高くとまるマリツァだけど、ちょっとした物言いとか仕草なんかは優しげなんですよね。
そんなところを分かっている二人に見えました。

そんな二人がいたから
マリツァに別れの挨拶に来たタシロに
出ていかなくていい、言い過ぎた、
と素直に言うことができたのかなーなんて思ったり。

●結局元通りになってタシロがまた『さあ、ジプシー!』の歌を歌い、そこにマリツァの歌声も重なってきておおお…!
身分違いってマリツァは思ってるのよね、切ないわね。。ここで1幕終了。

●2幕の初め、二日酔いのジュパンが角度的にこう見えたのはわたしだけですか。



●ポプレスクとジュパンの韻を踏む言葉遊び、毎回変わったんだとか!
毎回観劇に来るお客さんを飽きさせない配慮、素晴らしいですね。
千秋楽は『おにたいじ』『せんそうじ』『おにわそうじ』『ビルこうじ』でした。

●リーザを妹だとわかっていないマリツァは、タシロがリーザに親切にしているように思えて妬いてるのね。かわいい~っ

●書類の確認のため、椅子に座るマリツァ。横にはタシロ。
突然タシロの手を取り見て、
管理人の前は何をしていたの、タシロ?
と問うマリツァ。
それまで管理人さん呼びだったマリツァが初めてタシロの名前を呼んだ瞬間で
『管理人である前に一人の男ですよ…』
というタシロがマリツァにキスしちゃうんじゃないかって思うほどのあの間と距離感にドキドキしました。
あのかんじ、言葉で言い現せません!!



※なのでイメージ写真を。

( ´ - ` )。oO(この感覚に似ている…)

●『好きになるとしたら、正直になんでも言ってくれる人かもしれない。貴方のような。』

『もしそうなら貴女とワルツを踊ります!』

…というマリツァとタシロのやりとりが可愛すぎました。
もうそれって告白じゃない!>////<
タシロも嬉しそうです。

ワルツで気持ちを伝え合うような二人。
いいわねぇ~(*´▽`*)
枯れ木に水をありがとう(笑)

●突然恋愛How to本を読みながら登場するジュパン。
タイトルはマダムを虜にする7つの法則だったかしら。
その著者はジョヴァンニ・ボッカッチョ。去年と繋がってる(笑)

一人でブツブツ言いながらそれを実践するのですが、その日によって様々なパターンがあるようで

28日ソワレ
『持ち物を誉める』
→ヴァイオリニストに向かって「素敵な譜面台ですね!」

29日千秋楽
『壁に追い込む』
→つまり壁ドン。
が、本気のドン!もはやドスッ!
「おはようございます!」

ね?
ジュパンいっしょうけんめい。
かわいいwかわいいっwwwww
愛おしいくなってきます。

偶然通りかかったリーザに練習の相手を頼みまた実践。
『目の奥をあけて…』
↑だはぁーって顔。
いや、だはぁーなんてジュパンは一言も言っていないのですが、だはーって顔をしているのです。

瀧山さんっの顔筋ってほんとすごい…っ
顔芸すごいっっ

堪えられない…っっ
お腹いたい…っっっ

その本通りに口説いてみるも、リーザ相手にマリツァの名前を呼んでしまい『貴方って恋愛したことないんじゃない?!』と怒られ、『ない…ないわけ…ないわけないじゃない…っ!』とジュパン。

やっぱり豚三昧の日々だったんですね。

でもここからが可愛いさマックスです。

こんな気持ちになるのは君が初めてだからよくわからない。
『マリツァが婚約者でなかったら、一晩中君を夢にみたい!!』
↑かーわーいーすーぎーまーすー!

角さん本当にありがとうございます!!!!

で、ジュパンとリーザのデュエット。
なんて曲名なんだろ?

歌詞がかわいかったと思うんですけど…

夢にみたい かわいい人 愛しい人
腕の中に抱き寄せー
幸せ感じていたいー みたいな。

で、リーザが歌ってるときまたHow to本捲ってるからねw
なんかあれだ。
電車男みたいなかわいさよね、ジュパン。
リーザもかわいい。
踊ってクルクルするとミニーちゃんみたいにフリフリのパンツ見えてる(笑)

お互いにヒョコッ、ヒョコッ、ヒョコッっと少しずつ近付く様がなんともかわいい。

クルクルまわったりもするし、顔も近~い!( 〃▽〃)



※イメージ写真w

最後はお姫様抱っこです♡
よくやった!ジュパン!!

情熱的に歌ったかと思えば、
気にしないで!
夢の中のことだから!>////<ぴゅーっ。
っていうその差がまたかわいい。

リーザの捨て台詞が
『夢の中でしか逢えない人なら、ずっと夢みていたい人だっているの!!』
だったかな?

少女マンガのような甘いひとときでした♡
かわいいの塊♡

枯れ木に栄養をありがとう(笑)

●「貴方が貴族だったら」
『貴女が庶民の娘だったら』

『一晩中愛を囁くでしょう』

赤い薔薇を渡されながらそんなこと言うタシロ素敵すぎます。

割りとキュンなセリフも多くて、
角さんてロマンチストなんですね~!
女心を御存知でいらっしゃるなっていう(笑)

●でもまだ一悶着あって。
ウィーンへ宛てた手紙をマリツァに読まれてしまい、タシロも財産目当てだったのか?!と勘違いされて言い合いになるシーンは迫力がありました。
ここだけ、セリフに音が乗っていたような?
赤い照明がまた良かったです。
そして後ろのオドオドするジュパンの蝶ネクタイが下がってるのが気になる。。

タシロとリーザが兄妹ということ、タシロの家が無一文だということがみんなにばれてしまいました。

●鳥の声に聴こえるあの楽器はなんというのでしょうかー。

ボッカッチョに引き続き食事してから歌わせる(今回は躍りも)というS演出が今回もありました。
食べてすぐ歌えるって、すごいです。
しかも、途中からテンポが早くなってる?!
ポプレスク、ジュパン、マーニャの3人で歌い踊る曲はノリの良い曲です。

●一端捌けたあとすぐジュパン登場。
マリツァの家を出ていこうとするリーザの後ろをうろうろついてくるジュパン。

マリツァに恋する必要がなくなったんだ、
『他の人に恋しちゃったから!!』
またかわいいセリフ炸裂です。

『ハードルは取り除かれたーーー!!』
って事でビンボーで一文無しの女性だとわかったリーザにプロポーズして(以外とさらっとだったな 笑)、歌って踊ります。

『ヴァラシュディンの歌』←勝手に命名w
とっても可愛い二人です♡

ハンガリーの国旗のように
赤い薔薇と緑の森と白い豚に囲まれて(笑)
幸せな暮らしを送ってね~っ!

●そんな二人のもとへマリツァがタシロに暇を出したらしいとマーニャたちが言いにやってきて、
『恋愛って…難しいものですね』キラッ
とカッコつけて言うジュパン。
調子のってんじゃねーぞwって言いたくなるけどなんだか可愛いんです(笑)

●マリツァはタシロに今までの働きから紹介状を書いてあげる、と。
タシロは言葉にはしないと誓ったから…文字に書きました、と。
そこには『貴女を愛しています』の文字。
実はマリツァの紹介状にも、『管理人としては不適合、しかしマリツァの夫にふさわしい人物です』と書かれていた。

なんだよもー、良かったね!良かったね!
のハッピーエンドです♡
『さあ、ジプシー!』の歌をラストでも歌っていたよね。
最初は淋しそうなメロディに聴こえたのに、なんだか幸せそうな歌に聴こえてきましたよ♪

楽しかったー❀(*´▽`*)❀

1幕1時間、休憩15分、2幕1時間。
現代風の小ネタを挟みながら初心者にも取っつきやすく、またテンポ良く進んで行くので、楽しくあっという間に終わってしまいました。
すったもんだがありながら最後は皆ハッピーエンド。
それぞれ出演者のみなさん役にぴったりで芸達者。
久し振りに生の歌声と演奏による舞台を堪能しました。
小劇場ならではの濃密な空間でした。

みなさん、ありがとうございました(*^-^*)




そういえば、最初マリツァと歌う前(?)にジュパンが『マンガリッツァ豚』と口にしていましたよね。
マリツァは『マリツァ豚?!』と聞き間違いをするんだけれど(笑)

その『マンガリッツァ豚』ってどんな豚なのか姿が思い浮かばなくて…調べてみました。





アップ(笑)

か、か、かわいい~っ( 〃▽〃)
もっこもこ~っ!!
君がジュパンのおともだちか!

ハンガリー原産の高級な豚さんなんですね。
養豚業ヨーロッパ1とか仰っていませんでした、ジュパン男爵?
ちょうお金持ちなんですね~きっと。

『豚のエサに入れるといい黄色い…』
で台詞が切られてしまうので気になっていたのですが、あれってカボチャなのかな?