友達とバス停のベンチで話していたら
隣に座ったおばさんが煙草を吸い始めた。
煙がかかるのが嫌で席を立つと、おばさんも立ち上がり、
にやにやしながらわざと煙をこちらに吹きかけてくる。
おばさんと同じ肌の色をしたファミリーが目の前を通ると
「Black is beautiful!!」と叫んでいた。

そんな日の午後に観た一本の映画。
いつも利用している電車のとある駅で起きた
悲しい実話に基づくストーリー。
あまりにも身近で起きた話に、受けた衝撃が大きかった。

私にとって、アメリカは時々難しい国だ、と思う。
人を信用するのが難しい国。
この映画を観て
Black,White 簡単に括る事は出来ないと改めて思っても
被害者の青年に心から手を合わせたい気持ちになっても
明日からもまた、完全に警戒心を解く事は出来ない。



映画館に居た人々は、それぞれの目線で何を見て、何を思っていたんだろう。
ここに居る今、観る事が出来てよかったと思う映画でした。