ぶうちゃんとわたしは
水と油で
価値観も
何もかもが
違う
冷酷で
几帳面で
合理的で
とてもオーガナイズな人だ
短気で
使う言葉たちも
好きではない
頭はいいのかもしれないが
だから何という感じ
ぶーちゃんの
父も母も姉も
好きではない
ご飯を食べ終わると
即お皿を流しにいき
自分の分だけ洗い
部屋へ行き
テレビ
これは
結婚したての時から
今は一緒に食べないので
嫌な気持ちにならないから
それはそれでいい
この人は
人を愛した事がないと思う
人から愛されたこともないと思う
もしわたしが ふとしたことで
世界中の人を敵にまわしたとしたら
ぶーちゃんは 絶対にわたしの 味方はしない
そんなことを もう何年も前から
感じていた
自分の時間が一番で
自分で稼いだお金は自分のもの
わたしのために時間を使う事も
好きではなかった
ずうっと
心のブザーが鳴っていた
警報音のような音が
いつしか
そのブザーも切れた