この「信用創造」問題、自分としては解決を見たのでメモとして。
信用創造にあたるcredit creationはMMTで言及されることは一応ある(ほとんど言われないけど)、という話があって、フルウィラーのTreasury Debt Operationsという論文にはチラッと出ていた。なぜ日本語圏で「信用創造」という言葉がしきりに言われるのかは確かに謎やね。 pic.twitter.com/3A9V9NcrOe
— 🦉Goethe_chan🦉 (@goethe_chan) February 21, 2022
これなんかそうだけれど、credit-default スワップのような金融の拡大を問題視する文脈で credit creation というのはわかるんです。
— nyun (@erickqchan) February 21, 2022
そう考えると、政府支出による預金の創造と、貸出によるそれを区別しない言葉の使い方が気に入らない。 https://t.co/PzhTJuFpzD
担保を取る銀行貸出って一種のCDSと言える気がしてきた。「倒産」や「支払不履行」というイベントで担保を入手できるのだから。
— nyun (@erickqchan) February 21, 2022
だからそのような貸出は「信用創造」でいいのだけれど、だったら同じように担保や保険やデリバティブの問題を扱えと。
わかった。
— nyun (@erickqchan) February 21, 2022
わたくしが気に入らないのは、貸出に伴う担保の話を無視して「信用創造」とか「万年筆マネー」とかやっちゃう言葉の使い方なんだな。
フルワイラーは国債廃止しなくてもいいじゃん派みたいだけど、これはプライマリディーラーが国債を担保にあれこれやってるって話だし。 pic.twitter.com/JGEFjn0e3U
なお、フルワイラーの当該論文はこちらでダウンロードできます。
これ、レイの「入門」で参考文献になってたやつかな。
https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=1825303