愛するひと。

ずっとわからないひと。
知れば知るほどに、わからなくなる。

いくら抱きしめても抱きしめたきがしなくて。

会えば会うほどに知りたくなって。
全てを知りたいとおもう。

そのひとが抱えているもの、たくさんあるはず。
わかってあげたいけど、あたしじゃ足りなくて。

すべてを見透かされてるような眼差し。
目が合うだけで胸がくるしくて。

会えばつらいはずなのに、喜んでしまう。
気づいたらいつもそのひとの姿さがしてる。

いろんなものを手に入れているはずなのに、
なぜかうしろ姿がかなしい。

そのひとのにおい、体温、髪にふれるやさしい手が忘れられなくて。
ほんとは誰よりも傷つきやすくて、ほんとは誰よりも熱くて。

このひとを癒してあげたいとおもう。
あたたかく包み込んであげたいとおもう。

こういうのを好きというのであれば、
あたしはこのひとのことをこれからもずっと好きなんだとおもう。



愛したいひと。

心がとてもあったかいひと。

となりでいつも笑いかけてくれる。
いつもやさしい言葉をかけてくれる。

くだらないことで笑い合えて。

一緒にいるだけでとても幸せなきもちになれる。
心がふっと軽くなる。

何でも言えてわがままも聞いてくれて。
ありのままのあたしでいられる。

とてもやさしくしてくれるひと。

あたしがどんどん弱くなっていく。

その澄んだまっすぐな瞳。
どうしてそこまでなれるの。

そのやさしい笑顔を壊したくなくて。
でもその笑顔、増やしてあげられない。

その居心地のいい手の中にずっといれれば。
あたしはもう泣くことはないだろう。



このひとのやさしさを感じれば感じるほどに。
なぜかあのひとにすごく会いたくなる。