新百合ヶ丘駅にて、少し遅れている18:50分発・急行新宿行きに、私は駆け込んだ。
今日は土曜日。診療は18時まで。
ただ、診療が伸びてしまい、時間が遅くなってしまった。
まだ、着替えをしているスタッフも要るなか、私は先に職場をあとにした。
私の家は遠い。
片道、1時間30分はかかってしまう。
・・・少しでも。
少しでも早く帰りたい。
その思いで足早に駅に向かう。
時計は既に18時51分。駅の電車到着を知らせる電光掲示板には、50分発の電車が出ている。
“遅れているんだ!早い電車に乗れる!!!”
更に足を早めると、目当ての電車が到着。
降車する人混みをかき分け、階段を駆け降りた。
乗れた。
“これで少しでも早く帰れる♪”
そう思っていた時、
ケータイが着信を伝える震えを始めた。
“ナオキ氏か?”
とディスプレイを見ると、同僚の『金子さん』の名前が。
私は電車の中。ナオキ氏か、友達からの連絡であれば、出るつもりはなかった。
ただ、
その着信は、未だ職場にいるであろう同僚からのものである。
一瞬にして動悸が早くなり、周りの迷惑も考えずに、通話ボタンを押していた。
「もしもし!どうしました?」
ミスか?何かか?
焦っている心を出来るだけ落ち着かせながら、左耳に神経を集中した。
「もう電車ですか?」
「はい。・・・何か。」
既に頭の中では今日やり残したかもしれない仕事を探していた。
「あーーーー。どおしましょ?お財布忘れていますょ!!!」
「・・・・・・はぃ?」
「お財布!!冷蔵庫の上に置きっぱなしでしたょ!!」
まーーじーーーーーだーーーーーーーーーー










そぉいえば→今日のお昼ご飯買ってきたら→スタッフいっぱいでぇ


自分のボックスが遠かったの




冷凍庫の上に一旦置いたんだわ




あくまで“一旦”ね
明日休みだぜぃコンチクSHow











もぉ私ボックスにぶち込んどいてもらったぜぃ


はぃっ
家に帰るまで文無しです