こんにちは。エリカです。
日本に帰国するたびに感じるメディアへの違和感。
どのTV番組も同じ問題を取り扱い、魔女狩りへと発展していく...。
視聴率やアクセス数ががすべてのメディアは、そのためなら問題の本質さえもすり替え、視聴者を誘導&洗脳していきます。
もうウンザリという方もきっと多いと思いますが、海外で生きる私が感じることを書きたいと思います。
朝1番から重いという方は、どうぞ日中の隙間時間にでも読んでいただけましたら幸いです。
宮迫さんと、亮さんの会見は、謝罪ではなく会社への告発の場として利用されました。
涙の会見は、社会、ファン、会社の信頼を裏切り、被害者を更に苦しめることをしてしまったお詫びではなく
いかに吉本興業、岡本社長が悪い人であるのかという訴えでした。
涙の意味は深い懺悔ではありませんでした。
自分の浅はかさ、先輩に二度と顔を合わせられない、社長や会社の対応に苦しんだ涙
詐欺被害にあった高齢者の気持ちに寄り添った涙は、一粒も含まれていませんでした。
失敗すれば、何度だってやり直せるのが人生です。
この事件を償い、また人生をやり直すことが彼らにはできますが
残された時間は明らかに短いであろう被害者の高齢者の方々は、再び同じだけのお金を貯めることなどできません。
騙されてしまったと、自分を責めて生き続けるかもしれません。
失ったお金と消えない精神的苦しみを抱える被害者の方々のことを真っ先に考えない。
心あるなら、人としての真心があるのなら、会見のポイントはまったく違っていたことでしょう。
また、自分たちが大人としての一般常識があれば、反社とつながることは絶対無いわけで
闇営業のリスクを当然知りながら、懐が豊になることを優先し
嘘と誤魔化しで社会や会社を欺いたことが、そもそもの発端でした。
保身のために嘘をつき
今度は保身のために会社を告発する。
そしてメディアは視聴率を取るために魔女狩りを始める。
こうやって問題の本質がすり替えられ、反社と闇営業(&脱税)は消えています。
これが日本メディアのダークサイドです。
謝罪会見で言うべきことは、重複しますが信頼を裏切りってしまったことへの謝罪、そして1番大切なのは被害者の方々への謝罪です。
そして、芸人と反社との繋がりを断絶するために、自分たちがすべき課題と約束です。
この殆どはありませんでした。
先輩芸人、発信力のある芸人たちは、二人をかばい、会社の体質たたきをしていますが
それイコール、問題の本質を一緒になってすり替えています。
加藤さんの「2人にこんな会見をさせる会社にいられない?」
加害者の2人を守る理由などあるのでしょうか?
辞めたければ、辞めればいいし
加藤さんが辞めても社会は困りません。
辞める前からメディアを使って流すことは、自分の立場や権力を使ったパワハラと同じです。
先輩芸人が今すべきことは、反社と芸人との繋がりを断絶するための行動で
会社と一緒に、根絶に取り組むことではないのでしょうか?
「社会のために自分は何をするか」を考えることが社会的責任であり
その責務こそが今1番大切なことです。
会社の問題は社内で解決すればいいことで
メディアの世界に生きる人たちがメディアに持ち込むのは職権乱用です。
恐ろしいことですよ。
詐欺の被害者の心情に一切触れず
反社と繋がる後輩たちを指導できなかった(しなかった)芸人トップの人たちこそ
吉本の体質よりも大きな問題、怖いことだと私は感じます。
自分たちの「社会的責任」は何だと思っているのでしょう?
会社の体質を変えること?
後輩芸人を守ること?
この事件に限らず、いつも自分の考えや意見を大切にしていきましょうね。
あなたのご意見、ぜひコメント欄から聞かせてくださいね。
いつもありがとうございます!
Have a wonderful day!