こんにちは。エリカです。
ニューヨーク 月曜日 8℃ 雨
それにしても寒い日が続いています。
母が「大阪は夏日よ~」と言ったので
「ニューヨークは真冬日よ~」と返事しました。
ダウンを着ている人は見かけませんが、ポンポン付ニット帽の人は見かけました。
さて、仕事ができないお悩み相談が届きましたので、今日は公開のお返事です。
新社会人や新しい職場に配属になった方の中にも、同じ悩みを抱えている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
適材適所
意味は、「その人の能力、性格、個性などをもとに、その能力がもっとも発揮できるポジションや職場に就かせること」です。
誰にでも、向き不向きが必ずあります。
事務職といっても、仕事内容は幅広く
与えられた仕事を黙々とこなすのが得意な人もいれば
自ら仕事を作りだし、資料を作るのが得意な人もいます。
営業が苦手な人が営業職に就くと、やはり苦手意識が自分を委縮させ
できることも出来ない、失敗続きという悪循環も生まれてしまいます。
本当は企業が「適材適所」をしっかり考えるべきで、それは社員のため、そして会社のためになることです。
しかし、日本はアメリカと違い「能力を発揮できるポジションに応募する」スタイルではありませんから
相談主のAさんのように、本領発揮できない職場で自信が持てないことにも繋がってしまうかもしれません。
ではどうすればいいのでしょうか。
おすすめは、「できない」「苦手」「遅い」「失敗ばかり」といったネガティブな部分に着目するのは止めて
何が得意かを考えてみることです。
その職場で自分の能力を発揮できることは何ですか?
得意なことは何か
これなら「私に任せて!」と言えることは何か。
これを考えてみましょう。
何もないはずはありません。
周囲の足を引っ張る自分の姿をイメージせず
周囲に期待される自分をイメージし
過去に「ありがとう」「助かったよ」「よくできていたよ」と褒めてもらったことを思いだしてみましょう。
何か出てくるはずです。
そして、その出てきた得意なことに集中して頑張りましょう。
短所を改めるよりも、長所を伸ばすことに集中です!
もちろん労働と報酬の関係がありますから、会社の足を引っ張る失敗は改めていく必要があります。
しかし、その職場が「適材適所」でなければ、逆立ちしても自分には無理だという仕事内容もあるでしょう。
その逆立ちを練習し続け、得意なことまでフラフラして出来なくなっては大変です。
この辺りのバランスは、細かく説明を書きませんが自分ではかってください。
私は起業家で、起業家に必要な能力はなんでもできる事が1つあります。
先日の記事で「起業家とは」を書きましたが、地面に落下するまでに飛行機を組み立てて飛び立たなければならないの意味は
組み立て方を知らなくても、何としてでも組み立て
飛び方を知らなくても、なんとしてでも飛ぶ
起業家の答えに2者選択は無く、「DO」しか無いということなのです。
とはいえ、私という人間の個性や性格を引っ張り出すと、得意なこと、不得意なことが当然あります。
たとえば、塗り絵です。
線からはみ出さないように丁寧に塗ってくださいというような仕事は苦手です。
手先の器用さが重要な繊細なお仕事は苦手です。
なので、きっと私は常に周囲に迷惑をかけ
みなが50枚終えてても、私はまだ1枚目をやり直し中ということになっているでしょう。
しかし、自信はあります!
自信とは自分の内なる声を信じることですが
私は決して仕事ができない人ではなく
この仕事が自分の能力を発揮できないものだと、自分で分かっているからです。
いかがでしょうか?
どう考えても自分には合わない仕事はあります。
能力を発揮できない、性格が合わない、個性がつぶされてしまうetc.
仕事は人生の大部分を占めるものですから、委縮せず前向きに頑張れるものが1番です。
ただ、Aさんはこのお仕事を何年も続けていらっしゃいます。
昨日の今日で「合わない、できない」と感じた相談ではありません。
頑張っていらっしゃること、素晴らしいですよね。
合う、合わないと早々に結論を出さず、まずは努力してみることが大切です。
できないことが、出来るに変わっていく
そして、出来ることが増えていく人生も、またいいものですよ!
いつもたくさんのコメント、ありがとうございます。
今日も素敵な1日になりますように。
Have a wonderful day!