こんにちは。エリカです。

 

 

 

 

ニューヨーク 火曜日 22℃ 晴れ

 

 

 

足首ぐるぐる巻きの白いテーピングと初夏のサンダル

 

意外にもマッチしてしまい、テーピングだと分からなかったらしい。

 

 

 

誰に話しても「ある、ある」の、ランニングの足首と膝の痛み。

 

みんな同じだと思えば、妙に励まされるから不思議です。

 

 

 

さて、この記事をずーっと書こうと思いながら今日になってしまいました。

 

お気に入りの箱に、思い出や大切なものを詰めることがよくありますが

 

私のお勧めは「自信を詰める」ことです。

 

 

 

大なり小なり、誰にでも自信はあります。

 

表現を変えると「自分が心底頑張ったこと」です。

 

 

 

「あのとき、自分は本気で頑張ったな~」ということって、ありますよね。

 

たとえば、受験、就活、婚活、資格試験、起業、お稽古事や趣味など

 

自分の中で「本気で頑張ったこと」は自信につながっています。

 

それらの思い出の品をお気に入りの小箱に詰めておくことで

 

いつもその時の気持ちに戻ることができます。

 

 

 

私はフェンディの小箱に自信を詰め込んでいます。

 

その中の1つは、ニューヨークで始めた空手の初めての道着と帯です。

 

皆さまご存知の通り、空手や柔道の道着は分厚く重いものですが

 

小箱の道着はガーゼのような質感になり、破れています。

 

稽古、稽古、稽古

 

この道着でどれほど稽古したことでしょう。

 

仕事に悩み苦しみ、人生に途方に暮れながらも休まなかった稽古。

 

肋骨にヒビが入り、肉離れや骨折などの不運に見舞われても誰にも言いませんでした。

 

痛さ、辛さ、悲しさ、最悪の気分は自分の中だけで背負い

 

自信とは何かを教えてくれた道着です。

 

緑帯は後輩に引き継いでしまったので、手元にありませんが

 

初めての白帯、茶帯、黒帯は保管しています。

 

 

 

 

 

売却したブランド Erica in Styleも小箱に入れています。

 

パッケージの撮影に使った小物類、初めてのサンプル、初商品
 

髙島屋の写真、キャンペーン商品、アメリカのデザイン特許書類など猛烈に頑張った証です。

 

このとき頑張れたんだから、今だって頑張れる。

 

いつもそんな気持ちにさせてくれます。

 

 

 

 

 

 

Erica in Styleを起業する前、ファッション関係の会社でパートナーとして働いていました。

 

サンフランシスコで大きな仕事をまとめたとき、その足でユニオンスクエアのヴィトンへ飛んで行き

 

自分へのご褒美にプチバッグと小銭入れを買いました。

 

 

 

出張前から成功したら、これらを買うと決めていたんです。

 

初めて自分でまとめた大きな仕事でした。

 

当時の私には清水の舞台から飛び降りるほどのお買い物で、どれほど嬉しかったことでしょう♪

 

 

 

47の言葉の最後に「流した汗は嘘をつかない」という言葉を書いていますが

 

本当にどれほど努力して汗を流したかがすべてなのですよね。

 

そのときの頑張りや成し遂げた時の気持ちを忘れないために、今でも大切に保管しています。

 

 

 

 

 

自信は経験の中でつきますが、

 

いくら自信があっても失敗が続くと、気分はどん底ということがあります。

 

自分を信じたくても、再び立ち上がることがなかなか出来ないものでしょう。

 

 

 

そんなとき、自分に元気、勇気、やる気、自信を運んできてくれるのは

 

他の誰でもなく自分自身です。

 

そして過去の自分が手助けしてくれるのですよね。

 

 

 

あの時も頑張れたんだから、今だって頑張れる。

 

過去の経験が自分に立ち上がる気力を与えてくれます。

 

 

 

単なる思い出の箱ではなく、自信が詰まった箱。

 

ぜひ、あなたも作ってみてください。

 

 

 

小さな成功が詰まった箱です。

 

頑張ったこと、成し遂げたことが詰まった小箱です。

 

フタを開ければ元気になれる小箱です。

 

 

 

お気に入りの箱、テンションが上がる箱を用意して

 

そこに詰め込んでいきましょう。

 

ポイントは重複しますが、「思い出の箱」ではなく「自信の詰まった箱」です。

 

 

 

 

 

断捨離や「ときめく?ときめかない?」で持ち物を整理する文化が流行っていますが

 

こんなもの粗大ごみ、家の邪魔、もう使えないといったものでも

 

「自分の歴史や自信につながるものは大切にする」が私の持論です。

 

 

 

いる、いらない

 

好き、嫌い

 

流行、流行遅れ

 

似合う、似合わない

 

2者選択に入らないもの

 

いえ、2者選択に入れないものってあるのですよね。

 

 

 

人生の宝物です。

 

たとえばコレ↓

 

 

 

 

初めて留学したときに下げていったプラダのバッグです。

 

劣化してもう使えません。

 

それでも、大切に保管しています。

 

このカバンを見れば、あのときの自分が鮮明に蘇ってきます。

 

 

 

あのとき描いた夢、希望、目標

 

今の自分はそれらを遥かに超えていますが

 

このカバンが無ければ、そんなことさえも考えることはないでしょう。

 

 

 

このカバンは私の歴史を一緒に歩んでくれ

 

ずっと見守っていてくれたともいえます。

 

 

 

自分のルーツや歴史を大切にする。

 

自分の人生の記念日を大切にする。

 

小さな一歩を喜びお祝いする。

 

自分を元気づけてくれた物

 

辛いときも苦しいときも、ずっと一緒にいてくれた物を大切にする。

 

こんな風に人生を歩んでいくのも、また1つの幸せですよね!

 

 

 

Have a wonderful day!