こんにちは。エリカです。
ニューヨーク 金曜日
なんと朝起きると窓の外は銀世界。
積もっていましたが、午後にはとけました。
今日から3月1日、「気分一新張り切っていこう!」と思った矢先の「自衛官募集ポスター事件」。
昨日はたくさんのコメント、リブログありがとうございました。
私が苦情の国際電話をし、ブログを書いた後に
ポスター撤去、ホームページから削除されたようです。
Yahooニュースによりますと
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陸上幕僚監部から指示を受け、同日午後に県内の同本部地域事務所など6カ所に掲示されていたポスターをはがした。ホームページからも削除した。
撤去の理由について「不適切な表現内容が含まれているとの批判が、自衛官募集のポスターに向けられるのは本意ではない」と説明している。
心底驚いたのは、撤去理由が「不適切だと判断した」のではなく
「不適切だという批判が、ポスターに向けられるのは本意ではない」です。
要約すれば、「自分たちは不適切だとは思っていない」ということですね。
なぜ?
なぜなのか?
そこで他の自衛官募集のポスターを画像検索して、その意味が分かりました。
出てくる、出てくる、似たようなアニメのポスターが他にもたくさん存在しました。
この1枚だけではなかったんです。
私は今日の今日まで知りませんでしたが、「自衛隊と萌えアニメは密接な繋がり」があったのです。
ポスターは全部、女子児童がモデルです。
ご興味のある方は、「自衛官募集ポスター」で検索してみてください。
言葉を失うと思います。
今回撤去を命じられた本部としては
「他本部だってしているじゃないか。これが普通じゃないか。どこが悪いんだ」といったことなのでしょう。
だから不適切に陳謝するわけでもなく
どれほどの間違いを犯しているかも気づかないわけです。
今日のYahooニュースにこのような記事が掲載されていました。
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近年、全国の自衛隊地方協力本部で、架空の女性キャラを使った広報活動が広がっている。京都地方協力本部は、数年前から女性キャラを使った自衛官勧誘のポスターを作成したり、ホームページに女性キャラを登場させたりしている。徳島や岡山の地方協力本部ではオリジナルの女性キャラを作り、グッズも販売している。
■性的メッセージ含み問題
大阪大の牟田和恵教授(ジェンダー論)の話 自衛隊が性的なメッセージを含んだ幼い女の子を使っているのが問題。表現の自由とは関係なく、公的な組織が国際的には児童ポルノとみなされ得るようなものを肯定することになる。ズボンとの主張には苦笑しかない。女性自衛官も募集しているはずだが、誰に向けてメッセージを発しているのか。かつて保守的な層は、女性の性的な姿などをまじめな場で扱うことに抵抗が強かったが、感覚がまひしているのではないか。
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昨日の記事から今日の記事へと続き
その中で私は初めて牟田教授のお名前を知り、ご経歴や活動を知ることができました。
大切なところへ繋がることができたと実感しています。
疑問に感じたことを自分なりに考え調べてみると、新しい発見が必ずあります。
知識が増えていくって楽しいですよね。
人はこうやって何歳になっても成長していけるのだと思います。
考えるのを止めない限り老いません!!
今回の出来事が、防衛省で真剣に討議されるきっかけとなり
今後の自衛官募集ポスターの改善に繋がることを、引き続き見守りたいと思います。
いつもたくさんのコメントありがとうございます。
ニューヨークは今週末は雪予報、まだまだ寒い日が続いています。
日曜日はお雛様ですね。
私も母が贈ってくれた、小さなお雛様を飾っています。
Have a wonderful day!