こんにちは。エリカです。


 

 

 

ニューヨーク 火曜日 12℃

 

青空快晴のいいお天気です。

 

 

 

春節を迎え、ペニンシュラホテルにも素敵なお飾りが登場しています。

 

毎年恒例のドラゴン。

 

マンハッタンの街で一際輝いています。

 

 

 

 

さて、今日のタイトルで「えっ、なに、なに?」と驚かれた方もいると思います。

 

実は今日は朝1番に読んでもらえるようにと、午後に記事をアップしようとしました。

 

ブログのマイページを開くと、見たくなくても表示されてしまうAbemaTV
 

スマートフォンではどのように表示されるのかは分からないのですが

パソコンではマイページの右側に小さな画面が表示され、自動的に流れています。

見たくなくても見えてしまうTV画面です。
 

 

 

今日の午後、そこに嫌悪感を抱き、怒りのあまり記事を書けなかったのです。

 

「今日の注目動画」に設定されているようなので

 

ぜひ皆さんも見て、この件について考えてみてください。

 

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「今日の注目動画」が変更になったようです。

何時に変更になるのでしょうね?

新しい動画でも、女性たちはなぜ「セーラー服姿?」と

 

ロリコンを感じさせる映像に更なる違和感。

 

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「パイスラッシュ」という言葉が、日本にはあるのですね。

 

バックの斜め掛けで胸が強調されることを指すそうです。

 

日本の男がつけた低俗な呼び名です。

 

 

 

番組はこれについて語られていて、アナウンサーの女性が「嫌だ」と言っているのに

 

司会者の二人が「やってみてよ」と強引に押します。

 

嫌々、仕方なくバッグを斜め掛けにしたアナウンサーの胸がアップとなり

 

「いいね~」「触りたい」とコメントする男性司会者たち。

 

ちなみに、このコーナーの名前は「ブスたちが語らせてもらいます」です。

 

 

 

海外には「ポリティカルコレクトネス」という言葉が存在します。

 

詳しい意味はぜひ調べて、学びを深めて欲しいのですが

 

簡単に説明すると、身体的・人種的・性的特徴を笑いものにするのは罪だというものです。

 

 

 

日本は世界規準の道徳感覚からズレ過ぎています。

 

ブス、デブ、ハゲ、巨乳とか、これらの身体的特徴を自分の売りにしている芸人もいれば

 

それを持ち出しお笑いネタにする人たちもいます。

 

世界規準で考えると、情けないを通り超えたやり場のない気持ちに包まれます。

 

 

 

面白いと思う人はほんの一部で

 

その身体的特徴が自分のコンプレックスであったり

 

それが原因でいじめにあっている人も大勢います。

 

これらを笑いネタにすることは、いじめを助長する行為です。

 

 

 

女性のふくよかな胸は男性を喜ばすためにあるのではない。

 

女性の美しいパーツを性的興奮要素として見ることしかしない男は

 

それだけで罪を犯しているということなのです。

 

バックを斜め掛けしている人の強調された胸が「いい?」「触りたい?」

 

こんな発言をする人たちがTVに出ている国って、世界で日本だけでしょう。

 

情けなくないですか?

 

これが本当に先進国なのでしょうか?

 

 

 

実は少し前の話になりますが

 

同じくAbemaTVで衝撃を受けたことがあります。

 

テーマは「バナナマン日村が衝撃の妖怪コスプレを披露!テーマは「豚の呪いがっかったオオカミ」

 

そこに登場した彼は、黒塗りメイクで鼻をテープで上げていました。

 

このメークに「スタッフ一同大爆笑」。

 

 

 

昨年の大みそか、ダウンタウンの浜田さんの黒塗りメークが世界から厳しく非難されたことを

 

ご存知の方も多くいらっしゃると思います。

 

ニューヨークタイムズや世界のメディアがこの問題を取り上げました。

 

なぜなら、黒塗りメイクは「人種差別」だからです。

 

 

 

肌の色の違い、容姿の違い、異文化、異宗教は尊重されるものであり

 

それらを比喩したり、お笑いネタにするなど絶対に許されない行為です。

 

しかし、日本はそれを笑う。日本のメディアは面白いと言う。

 

世界のどこかに住む誰かを傷つける行為をして何とも思わない。

 

私は同じ日本人として情けないです。

 

 

 

メディアの世界に生きるのならば、世界の常識を知らないはずないでしょう。

 

しかし、視聴率のためならなんだってする。

 

現場にいる多くのスタッフは嫌われることを恐れて、誰も待ったをかけない。

 

これだけいじめが蔓延し、子供たちが自ら命を絶つ悲しい社会の中で

 

堂々とこんな番組を放映していることに言葉が見つかりません。

 

 

 

実はこのとき、私はAbemaTVに苦情メールを送りました。

 

浜田さんの黒塗りメイクで世界から激しく「日本が避難された」直後に

 

同じことを堂々とやっているわけです。

 

 

 

私は差別や偏見のない番組作りをするべきであり、社内で早急に協議すべき大問題と書いたのです。

 

そして、「貴重なご意見ありがとうございました」と返事が届きましたが

 

それは「ただの返事」だったのであろうと、今日のAbemaTVで感じました。

 

誰も真剣に考えていない、どうでもいいことだから

 

こんな番組が次々出てくるのですよね。

 

大問題にならない限り、大炎上しない限り右から左に流す...。

 

本当に残念です。

 

 

 

性的虐待、女性や子供の監禁や誘拐がこれだけ起きている日本で

 

女性の身体的特徴を面白おかしく番組にすることを藤田さんはどう思われているのでしょう?

 

まぎれもない女性蔑視、セクハラを堂々と行う番組って

 

日本だから、インターネットだから許されると思っているのでしょうか?

 

 

 

また、「ブスたちが言わせていただきます」に登場している自称「ブス」の皆さんは

 

自薦なのか他薦なのか、所属事務所に出されたのかは分かりませんが

 

そんなカテゴリーに加わるのは止めましょう。

 

「ブス」なんてどこにもいないのですから。

 

そもそも、なぜ「ブスたち」には「女性」ばかりなのでしょう?

 

そして、なぜこれが「今日の注目動画」なのでしょう?

 

 

 

 

今日は重いテーマでしたが

 

私たち女性は、低俗な男たちに堂々と「モラルが低い」と言える強さを持ちましょう。

 

受け入れたらダメです!

 

 

 

女性が輝く国、日本

 

それを実現するために日々頑張っていることに誇りを持ち

 

いい、悪いを選択しながら、スマートに生きていきましょうね!

 

 

 

私は日本に男、女といった性別

 

身体的特徴や見た目、年齢など一切関係のない

 

誰もが「人」として尊重される国になることを望んでいます。

 

私は女性ですが、ニューヨークで私を「女」扱いする人はいません。

 

私はエリカという「人」として生きています。

 

これが国際基準なのですよね。

 

 

 

私は道徳観のない、女性の「性」を売り物に利益を上げようとするビジネスを軽蔑します。

 

だから、オンラインサロンもシナプスがDMMに移行する際に止め、自ら立上げました。

 

 

 

場合によっては、この記事が問題となりアメブロ追放になるかもしれませんが

 

その場合はfacebookでアップしていきますね!

 

 

 

更に場合によっては、この記事がAmebaトピックスに選ばれるかもしれません!

もしそうなったとしたら、アメブロは素晴らしい組織だということですね。

さて、どうなることでしょう。

 

 

 

いつもたくさんのコメント、メッセージありがとうございます。

 

 

Have a wonderful day!