こんにちは。エリカです。

 

 

 

 

ニューヨーク 火曜日 12℃ 晴れ

 

先週の氷点下の日々が嘘みたいな、ポカポカ陽気の1日でした。

 

 

 

さて、今年はセクハラの告発が世界規模で社会を揺るがせています。

 

はあちゅうさんの告発も、みなさんご存知だと思います。

 

ジャーナリストの伊藤詩織さんのレイプ事件では、なぜ決着がつかないのか

 

不可解かつ理解に苦しみます。

 

夫婦であっても、妻の承諾なしのセックスは「レイプ」です。

 

 

 

男は女ではありません。

 

男は常にセックスのことを考えている。

 

これは、その人が異常というよりも、これが男という生きものなのです。

 

女性はまずここを十分理解しなくてはなりません。

 

男という生きものについて軽く考えないことが重要なのです。

 

 

 

私は自分のプロフィールにこんなことを書いています。

 

・男よりも男らしく、男前に生きる女

 

・男よりも強くたくましく生きる女

 

・男よりも男前

 

 

 

アメリカではこんなことをアピールすることはありません。

 

アメリカでは、男でもない、女でもない、エリカという一人の人間であり

 

周囲の人々から、一個人として尊重され生活しています。

 

私も目の前の人に性別を見ることはありません。

 

加えて、人種や国籍を意識することもありません。

 

どこまでも、どこまでも相手は「人」であり、私も「人」です。

 

 

 

そんな私ですが、日本向けのプロフィールにはあえて性別を用いて

 

「男よりも男らしく」といった言葉を引用しています。

 

その意味は、女を武器に使ってはダメ。自分が女だと思って男性に接してはダメ。

 

自分は女ではなく、男だと思うくらいがちょうどいい。

 

こんなことを伝えたいからなのです。

 

 

 

本にも関連したことをたくさん書いています。

 

たとえば、1冊目の「強く美しく生きる」のP221の項目に

 

「女を楽しみながら、男よりも強くたくましく生きる」があります。

 

 

 

仕事に有利な人脈を築きたい、いいポジションを得たい、いい仕事を得たいと考え

 

女を武器に使ってはダメだと書いています。

 

女を武器に何かを得た人は、女を武器に挑んできた人に奪われます。

 

これは、その男を調子に乗せるだけなのです。

 

自分の権力に女はよってくると勘違いに拍車をかけ

 

彼のセクハラに、女の私たちが磨きをかけることになってしまいます。

 

図に乗る男だけではなく

 

図に乗らせた女の私たちも悪いわけです。

 

 

 

たとえば、はあちゅうさんの事の発端は

 

憧れの存在であった岸さんに

 

「気にいってもらえたら、早く希望の場所にいけるかもしれないという思いがあり」

 

岸さんに異動に関する相談にも乗ってもらっていた。

 

 

 

伊藤詩織さんのケースでも、山口さんは彼女をワシントン支局に採用できる力があるから

 

相談に乗ってもらっていました。

 

 

 

「女の計算高さ」と「男の女を自分の権力で好き放題にしてやれ」

 

どちらにも、腹黒い部分があるわけですが

 

「男と女の腹黒さは種類がまったく違う」ことを、私たち女は十分理解しておかなければなりません。

 

 

 

男が求める見返りは、自分を傷つけるものである可能性大である。

 

そうなったら、自分はどうする?

 

 

 

行動する前から、ここまで考える必要があります。

 

男は女のようには考えない生きものであり

 

「女を求めた行動」に出てくる可能性が大きいのです。

 

 

 

気に入られれば、優遇してくれるでしょう。

 

でも、見返りも求められる。

 

どうしますか?

 

 

 

私はこんな生き方はしません。

 

気に入られて、何かを得ようとしたこともなければ

 

女を武器にしたこともありません。

 

 

 

自分は相手を人として見ているのに、相手が自分を女として見ていると感じたら

 

距離をあけます。

 

たとえば仕事であと一歩のところでも、すべて白紙に戻します。

 

仕事の契約であり、男と女の契約まで含まれていません。

 

勘違いさせないためには、すべてを棒に振ります。

 

仕事がパーになっても、再び頑張って努力して巻き返せばいいのですよね!

 

 

 

こんな風に徹底して生きていると、周囲の人は私の気質を理解し

 

勘違い男は寄ってきません。

 

どんな時も、「人」として接することができる関係が築かれていきます。

 

 

 

セクハラには甘んじてはダメです。

 

はっきり、「ノー!」と言いましょう。

 

ノーと言うことで、失うものがあるのなら

 

勇気を持って失いましょう。

 

棒に振ることを恐れて、自分を傷つけてはダメです。

 

 

 

相手が権力者で、セクハラに文句言うのなら解雇だと脅してきたら

 

解雇理由に「セクハラへの文句」と書くように、言いましょう。

 

「自己都合」なんて書かせてはダメです。

 

 

 

時代は変わり、社会は確実に変わってきています。

 

だからこそ、私たち女も変わらなければなりません。

 

男がセクハラを止めることを期待して待ったりせず

 

女が、男よりも男らしく、強くたくましくなっていきましょう。

 

 

 

たとえば、可愛い写真、セクシーな写真をSNSにアップして

 

知らないSNSだけで繋がっている男性からのコメントに喜ぶのは止めましょう。

 

本当に嬉しいですか?

 

会ったこともない、SNSのつながりだけの男性に

 

「今日の●●ちゃんは、素敵だよ」って言われて、本当に嬉しいですか?

 

「そのドレス、すごく似合ってるよ」と言われて、気分がいいですか?

 

こんなやり取りが、男の勘違いに磨きをかけてしまいます。

 

そして、セクハラへと暴走していきます。

 

 

 

女の私たちがするべきことは

 

●女を武器に、計算高く男に歩みよらない

 

●セクハラには、「ノー!」とはっきり言う

 

●自分を「女」と見てくる人とは、距離をあける

 

●男でもない、女でもない、自分は「人」である意識を持つ

 

●知的レベルの高い、信頼できる男友達を持つ (*2冊目自分を信じて輝く方法 P123)

 

 

 

女を武器にチャンスをつかみ、波に乗ろうなんて短絡的に考えず

 

コツコツ努力でチャンスをつかみ、波に乗っていきましょう!

 

 

 

長くなりました。

 

女として、女のあなたに捧げる今日の記事。

 

朝から少々重い内容であるかもしれませんが、今考えるべきことですよね!

 

 

 

紳士の自分まで、悪く言われているようで気分を害した男のあなた。

 

男として、男たちが引き起こしているこの社会問題にどう対処していくのか

 

ぜひ考えてみてください。

 

 

 

今日も素敵な1日になりますように。

 

 

 

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書店で見かけたら、手に取ってみてくださいね。

 

ご感想など楽しみに待っています。

 

 
 

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*海外翻訳本:韓国語(2016年6月25日刊行)*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Have a wonderful day!