こんにちは。Erica in Styleのエリカです。





違う形、違う色に見とれて写真を撮りました。




ふぞろいだから美しい


人も同じです。




「自分の個性に自信を持つ」


このトマトの写真から、ぜひ感じ取ってとって下さいね。




さて、人間関係のご相談をよくいただきます。


昨日いただいたM様からのご相談は、多くの方に共通するお悩みなので


こちらにシェアさせていただきます。




さて、エリカさんに相談があります。


「友達と距離を置く基準」についてです。


「ネガティヴな人とは距離を置く」


「自分の夢を妨げる人とは距離を置く」と色んな記事や本で見てきました。


ですが、私の場合、一緒にふざけあうとすごく楽しいけど、


お話する時は、否定や妬みの言葉を言ったりする友人との付き合いに悩んでいます。


例えば


「これ美味しい!」→「私それ嫌いだし不味いじゃん」


「海外行きたいなぁ」→「治安悪そう」


友人の誕生日ケーキやプレゼントに関しては


『「うちの親は小学生じゃないのに止めなさい、恥ずかしい。」って言うよ』などと言います。


正直返事も困ります。


遊ぶと楽しいし笑わせてくれるけど、良い気分になれない…


こういう人とはどう接すれば良いのでしょうか?


また、エリカさんならどうしますか?




共感するポイントが違う友人


皆さまも持っていらっしゃると思います。


私にもいます。




最初に、1つ大切なことを説明させてください。


私は「距離を置く」という考え方ではなく


その人との心地いい距離を保つ」というのがポイントです。




自分に合わない人、価値観の違う人、ネガティブな人


夢を阻止する人とは距離を置きなさい


相手が○○だから距離を置く というのではなく


自分がどうしたいか、基準になるのは常に自分です。




似たようなことですが、中心にいるのは相手か自分かをイメージしながら


この2つをもう一度読んでみてください。


「相手が○○だから、距離を置く」は、相手が真ん中にいて自分が離れるイメージ。


「自分の心地よさを基準に、相手との距離間を決める」は、自分が中心にいます。




人間関係を考えるときに大切なのは、自分を常に中心に置くことです。


「大人の人間関係は多角形」でも書きましたが


自分を中心に共通する事柄で結ばれた人たちとの「角」を増やしていく感覚


そして新刊にも書いたように


この人はここまでという「心地いいラインをひく」感覚を忘れないでください。




本題に戻りますが


人はみなそれぞれ違います。


共感できることもあれば、共感できないこともある。


それが普通なのです。




だから、「共通点」で結ばれた友人と、その共通点で楽しく交友をはかることが


大人の友人関係には心地いいわけですね。


人間関係も自分の成長と共に、大人に引っ張りあげなくてはなりません。


子供のころの人間関係をそのまま大人に当てはめようと思っても


サイズの違うパズルがはまらないのと同じです。




M様のご相談内容からは、そのお友達と何で結ばれているのかが分からないので


的確なお返事ができないのですが


まずは、「共通点」で結ばれることを意識することです。


そして、「共通点」で結ばれたことを一緒に楽しむ友だちにすることです。




すべてに共感してくれる人は、残念ながらどこにもいません。


自分が正しいと思うことを言っても、否定する意見が戻ってくる。


それで楽しい気分が台無しになってしまうとしたら


話題を選ぶことが必要になってきます。




自分にとって楽しい話題であり、相手にとっても楽しい話題


それがお互い共通することから選んだものであれば、話も発展し楽しい時間になります。




たとえば、起業なんかしたくない。働くことは嫌い。


だんな様がお金持ちだから、働く必要がない。


このようなお友達と、「起業」について話したくても、建設的な会話にはなりません。


自分に興味があっても、相手には興味がない話題だからです。




自分の基準ではかれば、専業主婦で生きていくなんて


人生楽しくないと感じるかもしれません。


しかし、相手の基準ではかれば


起業なんて重荷を背負って生きる人生は楽しくないと感じるかもしれません。




「共通点」で結ばれたことを楽しむ関係においては、いい友達でも


「共通点」から外れた話題をすると、後味の悪い時間になりかねない。


大人の人間関係は、このポイントを意識することが大切なのです。




もちろん、相手に何を求めるかによっても違ってきます。


共感など求めない会話、アドバイスや意見が欲しい場合はこの限りではありません。




M様のお返事は


そのお友達の感性は自分とは随分違うことを感じ、後味の悪さが問題なのですから


感性が一致しそうなこと、共感できることだけに会話を留めましょう。


いろんなことをシェアしようとせず、「一緒に遊んで楽しい」で終わりになる友人関係だと


割り切ることが、ストレスのない関係につながりますよ。


何を一緒に楽しむ友達なのか。


そこを見極めてみることお勧めです。




いつもたくさんのコメント・メッセージありがとうございます。


そろそろ本が発売されて2週間になります。


2週間でChange!!、進捗状況はいかがでしょうか?


ワーク、楽しみながら挑戦して下さっていますか?


またご感想など教えて下さいね。





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