こんにちは。Erica in Styleのエリカです。





ニューヨーク 土曜日 10℃


午後から小雨の1日です。




来月公開のスターウォーズ、その期待と興奮が街のあちらこちらに。


「スターウォーズグッズ」が賑わっています。





さて、先日Sさんよりご質問をいただきました。




私は良く言えば社交的で協調性のある人間です。


大規模なサークルに所属していたこともあり


友達(知り合い?)は多い方だと思います。




しかし"親友"と呼べるような信頼できて何でも話せて、


周りの子のように定期的に連絡を取り合っている友達はいません。


欲しいと思って作るようなものではないのはわかっていますが、ふと寂しく思ってしまいます。


エリカさんの意見が聞きたいです。




人間関係や友人の悩みというのは、奥深いものですよね。


「親友」の定義は人それぞれ違いますが




私の考える「親友」は、定期的に連絡を取り合う人ではなく


連絡などせずとも、殆ど会うことがなくても、距離や時間を感じさせず


心でいつも結ばれている人です。




真横には立っていないけれど


いつも心に寄り添っていてくれる人ですね。




「定期的に連絡を取り合う」のは、「親友」ではなく共通性で結ばれた「友達」です。


たとえば、毎週お稽古で顔を合わせる趣味の友達。




お稽古の帰りにお茶をしたり、時にはディナーをしたり


一緒に過ごすひと時が楽しいのは、「共通性」があり


それが話題のメインだからです。




このような関係の中でお互いの人間性を深く知り、もっと仲良くなることもあるでしょう。


たとえば、お稽古から離れた話題をしてみると、意気投合。


お稽古の友達が、旅行の友達にもなるかもしれません。




一つの共通性で結ばれた関係が、更に別の共通性で結ばれ


お互いを更に理解し尊重し、いつしか「親友」になっていたということもあります。




親友は、友人関係の先にあるものなのですね。


Sさんが仰る通り、作ろうと思って作れるものではありません。




もし、「友達」が少ないことを寂しく感じたり


誰も頻繁に連絡してくれないと感じたら


待つのをやめて、自分から行動を起こしてみましょう。




電話がかかってこない、メールがこない、ラインがこない etc.


その何も起きない状況を眺めるのは止めて、自分の行動で変えましょう。


自分から電話、メールやラインを送ればいいのですよね。




また、「共通性」で結ばれる友達を求めて、お稽古やボランティアを始めるなど


自分で扉を開けて、一歩外に飛び出しましょう!




さて、ここで1つ大切なことがあります。




「何でも話せる友達」


そんな友達がいてくれたら、心の支えにもなるでしょうが


大人の人間関係に、「何でも話せる」は求めないがベターです。




自分がスッキリしたい、モヤモヤを払いのけたい


聞いて欲しい、適格なアドバイスや意見が欲しい etc.


この人には何でも話しやすい。だから話す。




一方、聞かされる方にとっては、話題によりけりであり


時間の浪費と感じることもあるでしょう。


更には「聞きたくなかった」「知りたくなかった」ということもあります。




あなたは、心を開いて相手を信頼して話したことが


その人にとっては重すぎ、受け入れ準備が整っていなかった。


話したがために、友人関係に亀裂が入った。




たとえば、恋人や夫婦は、ベストフレンド(親友)と称されますが


一生共にする関係であっても、「何でも話せる友達」にしない方が


ふたりの幸せな関係は長く続きます。




女性は、自分がスッキリしたいが為に何でも話しがちです。


会話には相手がいることを置き忘れてしまうのですね。




大人の友人関係に「何でも話せる」を求めない。


これくらいシビアにすることが、本当の意味で心地いい人間関係を築けます。




「親友」とは、いわゆる「何でも話す」関係ではなく


信頼関係を前提に話せることを話す」関係です。




聞いて欲しいこと、抱えている悩みや辛いことを話せば


相手はあなたの心に寄り添って意見してくれるでしょう。


信頼関係が会話を成り立たせます。




内容がバラバラになってしまいましたが


「友達」と「親友」は、分けて考えましょう。


いつも連絡を取合えるような「友達」は、共通性から増やしていけます。




そして、「親友」がいないことは、寂しいことではありません。


まだ、出会えていなければ、いつかきっと出会える日がきます。


出会えたらラッキー、出会えなくても自分の幸せは変わりません。




友人関係の悩みは深いものですが


友達が少ないこと、親友がいないことに、寂しい孤独を感じたりしないこと。




ひとりでも楽しい、友達と一緒ならもっと楽しい!


こんな風に人生歩んでいきたいですよね。




ベル刊行本から「人間関係のお勧め」をピックアップしてみました。


何かヒントが得られると思います!



ニューヨークの女性の「強く美しく」生きる方法/大和書房
■大人の友人関係は多角形 (P195)


ニューヨークの女性の「自分を信じて輝く」方法/大和書房
■知的レベルの高い信頼できる男友達を持つ(P123)

■孤独を楽しむ(P162)



ニューヨーク流 本物の美の磨き方/KADOKAWA/中経出版
■大人の人間関係は「輪」ではなく「線」(P147)

■手のひらの幸せを意識する(P199)



ニューヨークで学んだ「私を動かす」47の言葉/宝島社

■ Word 36 (P152)















Have a wonderful day!