こんにちは。Erica in Styleのエリカです。





ニューヨーク 28℃


真夏のような太陽と青空の土曜日です。




先日、大学受験を控え夢や目標に向かって毎日頑張っている


高校3年生のAさんからご質問をいただきました。




エリカさんの2冊目の本にあったように


私も夢をもち努力して現実化させる生き方を大切にしてて


それが私にとって1番幸せな生き方です。 




ある日、スティーブ・ジョブス氏の『今日が最後の日だったら何をして生きる生き方


が授業で扱われ、エリカさんのブログにかかれてたことを思い出すと同時に


そのような生き方を早速実践してみました。




「今日が最後の日だったら、自分は何をするか」と考えると、自分がしたいことは


今、進路実現にむけての努力ではなく


「行きたいところに行く」 「どうしても経験したかったことをする」ということでした。


エリカさんは、もしも今日が最後の日だったら、どのように過ごしたいですか? 




そんなこと杞憂(*きゆう:無用な心配)に過ぎないと考えたら簡単なことなのですが


いつ災害や事故に巻き込まれるかなんて分かったことでもないし


となれば、毎日夢に向かって努力だけをする日々まで間違っているのかなぁと


少し疑問に思いました。




もちろん、私は夢に向かって努力しているとき、苦痛ではなく、むしろ幸せなのですが


最後の日と考えた場合、これをするだろうということを


今しようとしていないことが間違った生き方なのかと思い聞いてみました。




最初に、ジョブズ氏の名言全文をご紹介します。


「毎日を人生最後の日であるかのように生きていれば


いつか必ずひとかどの人物になれる」。


私は(この言葉に)感銘を受け、それ以来33年間毎朝鏡を見て自問している。




「今日が人生最後の日だとしたら、


私は今日する予定のことをしたいと思うだろうか」。




そして、その答えがいいえであることが長く続き過ぎるたびに


私は何かを変える必要を悟った。




Aさんの授業での取り扱われ方と、ジョブズ氏の言葉の意味するポイントは違います。


ジョブズ氏がこの言葉で伝えたいことは


「今日が人生最後の日だったら、あなたはどう生きるのか考えなさい」


というストレートなものではなく




自分に問いかけ、自らを確認する中で


「NO」が(数日)続くのならば、何かを変えなければならない。


ということなのですね。




問いかけへの答えは即答ではなく、じっくり考えることの重要性


そして、惰性で生きるのではなく


(私の解釈では)いわゆる「一球入魂」のように、魂を込めて生きることの大切さを説いています。




今日が人生最後の日ならば、自分はどう生きたいか。




ここに、何が正しい、間違いはありません。


自分の人生の終わりは、自分の選択したもので楽しみ幕を閉じる。


これが、最高に幸せな最期ですよね。




ただ、ジョブズ氏の言葉の意味から考えると


Aさんの「毎日夢に向かって努力だけをする日々まで間違っているのか」


という疑問につながることはありません。


なぜなら、ジョブズ氏が伝えたいポイントは「最後の日に何がしたいか」ではないからですね。




授業での言葉の取り上げ方と、ジョブズ氏のポインの違いが


混乱を招いてしまったようですが




ジョブズ氏の言葉の意味から、Aさんに当てはめて考えると


目標の進路を達成するために頑張る毎日の中で


本当に自分のしていることは、正しいのかどうか自らチェックする。


同じことを何度か考えた中で「やっぱり、このやり方(or これは)は違う」と感じたとしたら


やり方を変える必要がある。




例えば、推薦に向けての勉強と、センタ―試験に向けての勉強の配分であったり


勉強時間に費やす科目の配分であったり、志望校の見直しであったり


心の中に引っかかっていることは、惰性で押し殺すようなことをするのではなく


何日も心に引っかかるのであれば、それをテーブルの上に乗せて


じっくり考える必要があるというような意味ですね。




授業での問い「今日が人生最後なら、自分は何をするか」、

Aさんが、今していること(勉強)ではなく、他のことをやりたいと思うなら


それは、正しい選択です。




ただ、人は毎日このような思いを持って生きているもので


本当にその日が最後でなかった場合、あなたは(翌朝)その選択を後悔しないか?


このように、話をつなげて考えることも大切なのですよね。




勉強から離れて、したいことをする。


翌日、まだ自分は元気に生きていた。


でも、今日が人生最後の日かもしれないから、勉強よりも別のことをしたい。


そして、翌々日も元気な身で同じことを考え、勉強以外のことをする。




これが、何年も続いた時


自分は、自分の選択と費やした時間に後悔しないか。




そしてある日、またいつもと同じように


「今日が人生最後の日だったら、自分はどう生きたいか」と考えた時


「今まで失った貴重な時間を取り戻したい」と、考えるかもしれませんよね。




もちろん、聡明なAさんに限ってはそんなことにはなりませんが


1つの捉え方として、ご理解下されば嬉しいです。




エリカさんは、もしも今日が最後の日だったら、どのように過ごしたいですか? 


私と出会って下さった皆さんに、心からお礼と感謝を伝えて


ヘアサロンとネイルサロンに行って、旅立つ身支度を整えたいです♪




私は、ジョブズ氏のこの言葉に出会ってから


ジョブズ氏の意味するポイントを意識して生活しています。


「今日が最後なら、”何がしたいか”」ではなく


「今日が最後なら、”今日する予定をしたいと思うだろうか”」です。




慌ただしい日々の中で、周囲のことばかりチェックし


1番大切な主となる自分自身をチェックすることが、置き去りになりがちです。




〇〇しなければならない。


このいつものルールが、本当に必要なのかどうか考えることって


大切なのですよね。




たとえば、家族が家を出たら、掃除と洗濯をしなければならない。


そんな決まりはどこにもないし、誰が監視しているわけでもないのに


どんなに体調が悪い日も、頑張ってしてしまう。




ジョブズ氏の言葉のポイントを当てはめて考えてみると


3日考えて、答えが「NO」であれば


「毎日」を見直し、「水曜日は休み」に設定してみる。


洗濯や掃除よりも、自分の人生に大切だと感じることに時間をあててみる。


日頃読まない新聞を、1時間かけてじっくり読んで、新しい知識を吸収してみよう。


たとえば、こんな風に毎日の朝時間が変わることもありますよね!




何が正しい、何が間違い。


どこにも答えはありません。




自分の人生は、自分で創るもの。


自分が正しいと思うことが、正しいのであり


「アッ....やっぱり間違ってた...」という出来事に遭遇すれば、間違ってたということなのですね!




こんなことの繰り返しが人生であり


そうやって人生は続いていくのですよね。




いつもたくさんのご質問を頂戴し、ありがとうございます!


皆さんに、何か一言お返事を書きたいと思いながらも


時間的なこともあり、それが実現できずにおりますが


皆さんとシェアしたい内容は、記事でアップしていきたいと思います。




Aさん、ご質問ありがとうございました。


夢や目標の実現に向けて、勉強を頑張る日々素晴らしいです!


心から応援しています。


お返事が少しでもお役に立てれば幸いです。





大変長くなりました!


皆さま、楽しいシルバーウイークを過ごして下さいね。




Have a wonderful day!



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