こんにちは。Erica in Styleのエリカです。





日頃ブログには、政治・宗教については


個々人の異なる考え方を尊重したいので、殆ど書かない私ですが


今回の女性大臣スキャンダルについては、書かずにはいられない衝撃を受けました。




今朝のニューヨークタイムズにも、しっかり掲載


http://www.nytimes.com/2014/10/21/world/asia/two-women-resign-japan-cabinet-a-blow-to-abe.html?ref=world&_r=0


女性大臣2人辞任、残り3人も問題を抱えていると書かれています。


5人全滅の危機。




安倍政権の「女性が輝く」政策で選ばれた5人全員不適切であったとは


まるで女性は間抜けであることを日本国内のみならず、世界に証明したようなものです。




小渕元大臣の使途不明金1億円、これは皆さまの汗と涙の税金であり


更に驚くべきことは、残り3人の女性大臣は、女性の社会進出に不賛成


異論と唱えていらっしゃた方々です。



「女性の輝く」政策を支持できるはずがない方々が推薦され、要職を受諾。


凄い話です。




大臣に選ばれたらコロッと考えを変える人たちが、本当に子育てをしながら社会で頑張ろうとしている


女性たちをサポートする体制など創れるものでしょうか?




ポジションの為なら、お金の為なら、何でもする。


私が1番好感を持てない女性です。




日本には古くから「だから女はダメなんだ」という言葉があります。


ひとつの出来事で、女性がひとくくりで評価されてしまう風潮が今も残っていますよね。


そんな言葉に幕を下ろす時代が来て欲しいと、いつも願いながら頑張っているだけに


今回の事件は本当にやるせない思いです。


皆さまも、溜息をつかれていらっしゃることだと思います。




私が一番声を大にして言いたいのは


日本政府は「男女平等」と「女性の輝く」の意味をはき違えているということです。




男女平等=女性の登用=女性にチャンス=女性の輝く


これがそもそもの大きな間違いです!




男女平等とは、性別は関係なく、能力に応じて平等に登用されることです。


政府の「女性が輝く」政策を証明したいがために


能力さておき、女性という性別で選んだ結果が今回のケースです。


女性が劣るのではなく、彼女たちがそのポジションに不適切であったのですね。




日本政府は、世界をリードする日本国の大臣として相応しい


能力のある「人」を選ぶべきでした。 性別は関係ない。


私はそう考えます。




この一件で、またしても女性は苦しい局面にぶち当たってしまいましたが


早く日本という国が、男性・女性・中性という性別の分け隔てのない


お互いの性差を尊重し、共存できる社会に進化して欲しい


本当の男女平等の国になって欲しいと願います。




そして私は、そんな輝く自分や社会に繋がる海外からの視点を


ブログや本を通じて、皆さまにお届けしていきたいと思っています。


今後ともどうぞ宜しくお願いいたします!!




さて、今日の日本のお天気はいかがですか?


ニューヨークは14℃、朝晩は冷え込んできました。


今夜はお稽古、精神鍛錬してきます。


夜またブログに戻ってきますね♡




Have a wonderful day!