こんにちは。Erica in Styleのエリカです。






「私は私」


この意味は、「私は私、自分を信じるのに他人は関係ない!」ではなく


「私は私、自分を信じるのに、他人の評価は必要ない」です。




解釈を間違えると、他者を切捨てわが道を進む、自分本位な生き方につながり


例えば、さくらさんが残して下さったような疑問にぶち当たってしまいます。




自分の親は子供は親の側にいて、一緒に助け合いながら親の面倒を見て欲しいと言います。


それが一番の親孝行なんだと。


でも、私は海外でずっとやっていきたいです。


私は私!自分の人生なんだからと思います。それは私は私で良いのでしょうか?




「私は私」の意味、ぜひ先日の記事を読んで下さい。


■「私は私」を理解する。

http://ameblo.jp/ericainstyle/entry-11939302597.html




さくらさんの「私は私」の解釈は


「自分を信じるのに他人は関係ない」になっていましたので

先日の記事(↑)で、正しくご理解頂けたと思います!




さてさて


海外に出たい自分と、反対の両親。


同じような状況で、解決の糸口が見つけられない人がいらっしゃるのではないでしょうか?




どれだけ話しても平行線、折り合うポイントが見つけられない。


また、反対されるのが目に見えて話せないという人もいらっしゃるでしょう。


そこで、さくらさんのケースを元に、一緒に考えてみたいと思います。


(ご本人了承済)




自分は自分と思うようにしてますが、自分の親は他人と比べるのが大得意。


小さい頃から他人と比べられ、今でも私の海外志向が中々受け入れられず


自分の意見を言っても「日本では受け入れられない!」などと


時々「やっぱり私の考えはワガママになるのか?」


どこまで自分は自分と考えて良いのか、迷う時が有ります。


自分の親は子供は親の側にいて、一緒に助け合いながら親の面倒を見て欲しいと言います。

それが一番の親孝行なんだと。でも、私は海外でずっとやっていきたいです。



さくらさんのご両親にとり、海外は遥か遠い世界なのでしょう。


ですが、実際は国内に住んでいるのと変らない時間で帰国でき


遠いようで、意外に近いものです。(もちろん、国にもよりますが)




ここで1つ気付いて頂きたいことは


具体的に論議するものがテーブルの上に何も乗っていない状況で論議しても


答えは出ない。




海外でずっとやっていきたいさくらさんと、行ってほしくないご両親


実際のところ、本当に行けることになるかどうかは未確定段階です。


また、学生で行くのと、就職で行くのと、永住で行くのとでは、スタイルが全く違ってきます。




いきなりの永住は、アメリカの場合はあり得ませんから


行ったら最後、もう二度と帰らないという海外ではありませんよね。


「ずっとやっていきたい」という思いがあっても、そのハードルは考える以上に髙く


それを実現するには、それ相当の年月がかかるものです。




また、海外に長期間居住できることになったとしても


いつ何時どんな事情に見舞われ、帰国することになるか分かりません。


病気や事故、その他自分の事情や都合により、ご両親のお世話になることだってあります。




自分はずっと海外でやっていきたくても、思わぬ出来事によりその夢が閉ざされ


帰国することも有りうること (例えば、勤務先の会社が倒産、解雇etc)


どうぞ頭の片隅に置いておいて下さい。




海外に出るのであれば、ご両親の理解を得る。


喧嘩別れで突っ走るのではなく、理解を得ることは1番大切です。


しかし、理解してくれないからと、夢を諦める必要もありません。




まず、何をどう進めるのか具体的な計画を立て、ご両親と話し合いましょう。


例えば、どこの学校に、いつから行く、費用はこれだけかかる、お正月と夏休みには必ず帰る


このような約束事も添えて、話を聞いて欲しいとお願いし


立ち話ではなく、真剣に話し合える時間と場所を設けてもらいましょう。




さくらさんも、海外生活の中でまた新しい夢や目標が芽生えるかもしれません。


方針が変ったり、やりたい事が変わるかもしれません。


やっぱり日本だと思われるかもしれませんよね。


まずは、一歩踏み出してみないと、何も分からないものです。


一歩踏み出す前から「絶対〇○」と決め込んでしまうのも、早すぎます。




海外でずっとやっていきたいと思われるのであれば


まずその一歩を踏み出す何かをご両親に提示して


具体的詳細をテーブルの上に乗せ、膝を突き合わせてじっくり話し合う。


全てはそこからスタートです。


具体的なもの無しに、「海外に行きたい」 「ダメ」 


この繰り返しでは、永遠に平行線です。




私も日本の両親と遠く離れて暮らしていますが、距離を感じさせない親子関係を保っています。


両親とは仲良し、母とはメールを毎日交換しています。


仕事も兼ねて、年に数回は日本に帰国し、一緒に旅行にも行きます。


両親が病気になり、必要とあらば休暇をとって帰国するなど


日本に住んでいる娘と何ら変りありません。




ご両親の不安をぬぐえるのは、さくらさんの行動です。


遠く離れていても、家族関係も愛情の深さも何も変わらないことを


行動で示し続ければ、ご両親も安心して下さると思います。




ただ、毎日の通院に車の運転を頼みたいというような、お願いは無理ですが


それは、娘の人生やライフスタイルを尊重してもらうということで


折り合える点を見つけて下さい。




くれぐれも、喧嘩はせず、両者納得できる点を見つけて下さいね。


そして、信頼を得られたら、その信頼には必ず”行動”で応えましょう。




親離れ、子離れは、家族の縁を切ることではなく


愛情や感謝の気持が増すこと、素晴らしいことです♡




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沢山のご感想ありがとうございます!


全て大変嬉しく読ませて頂いています。


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