「私はやっぱり駄目だな。」


そんな風に諦めていませんか?自分を呪っていませんか?
これから変わろうとされている方、変わる必要がある方に、自分は駄目だと諦めないでいただきたいのです。

変わろうとする時に必要なのが「決意」。相当意思が強い人でない限り、その次に「覚悟」がいるでしょう。
覚悟の強化エキスとして必要なのは?
諦めない事です。

ところで、最近、私が気に入っているのは「解決志向ブリーフセラピー」。森先生と黒澤先生の著書に傾倒しています。
と書きながら全く逆の内容になるのですが、過去や問題に焦点を当てず、未来創造短期解決型のこのセラピーとは逆に、分析ちゃんな左脳人間の私は、実際に「今、ここ」という現在に足がつくまでに時間がかかりましたっ。(まだ完全ではありませんが…)

「解決志向ブリーフセラピー」では、過去への取り組みを「喪の仕事」と言うそうです。
未来にイメージ・ジャンプインできれば(ある意味のトランス)、それが最短の変容を遂げるキーになると思いますが、そうできない場合、この「喪の仕事」も大切な過程にするそうです。

「喪の仕事」って?
と、もともとネガティブ思考であれば、この言葉にゾクゾクしませんか?(私は、密かにウヒョっと興奮しましたっ!)
そう、考え方なのです。ネガティブさえも武器に使う事で、自分に芯が入るのです。
ネガティブであってもいい。だた、それが自分の足を引っ張らないければいいと思うのです。

だから「喪の仕事」を丁寧にして、着実に未来に目を向けられるようにしていくこと。そのためにはいつも漠然としていようが、変わりたい未来の自分を意識しながら「喪の仕事」を行う。大きく期待しなければ自分を必要以上に責めることもないから後退もしない。

今回は、私の経験を振り返りながら「喪の仕事」の部分の変容プロセスにも焦点を当てて、過去が忘れられない人の変容プロセス例として書き留めたいと思います。
まだまだ心理学は駆け出しの私の持論なので、逆の視点から見ると、以下は体験・体感を通した一つのクライアントサンプルなるかと思います。
また、これから変わろうとされている方が長い過程を経るときに、いきつ戻りつするのは自分だけではないという参考例として安心材料になればと思っています。


☆過去が忘れられない人の変容プロセス☆

A.過去に生きている(過去、現在、未来が一直線上に連なっているという捉え方)

・後悔が多い→疲れる→不安
・自分の能力について経験上探す→過去ベストとの失った部分(Lost)に焦点が行きやすく→疲れる→不安
・変えようとして変わらない自分を確認し安心する→不安である事の安心「やっぱり私は不幸だ」

・過去に対する違う認識の仕方や捉え方はでるが、主体的な捉え方が多い。それはつまり推測であり妄想だから、混乱している場合は余計にねじれる場合が多い。
・脳は現在、過去、未来の時間軸を認識しないので、取り戻せない過去の内的後悔世界に生きる→自己嫌悪⇒生きるための逃げ道としての妄想の中で揺らぐ。

・視点の方向:過去
・思考の基点:過去と妄想的内的世界

B.過去を切る(過去は現在、未来の一直線上から切り離されているという捉え方。感覚的に過去が切り離された別な線上に外れるという感じ

(この場合:過去を切るということは過去と決別するとは同義ではない。時間軸が切られ、切った過去に足が入っているイメージ)

・新しい自分を生きるスタート準備段階
・現在と未来の直線から切りはなされた過去への、今の自分とは離れた側面からの客観的回想による意味づけ
・一回目の心の悲鳴「わたしは何をしていたんだろう」そして過去と現在(新しい未知の世界)を行ったりきたりして起こる「あがき」。

・視点の方向:過去と現在
・思考の基点:過去と現在

C.切った過去への別れ準備期(葛藤)

・「変わりたい」自分と「今までの私はなんだったのよ」という頑張ってきた過去にしがみつく自分の葛藤

・視点の方向:過去と未来
・思考の基点:過去と現在にそれぞれの自分

D.切った過去への決別と客観的解釈(過去の清算)

・「変わります」決意と覚悟
・そろそろ終結か、と思いきや、ここで過去への客観的解釈が出来るようになるので、過去にもどらず現在から過去への別な解釈をする。→腑に落ちる許しの糸口

・視点の方向:過去と未来
・思考の基点:現在

E.過去への肯定と過去から足を抜く感覚(過去との決別)

・過去は変えられず、捉え方を変えるだけしか出来ないという事実にあがくことなく、「これでいいのだ」と認識できるだけに足る癒しと許しを経た後の現在から見た過去への肯定観。
・過去から足が抜ける
・過去への決別。過去との距離ができる感覚で過去の線ではなく、一塊の過去の自分という捉え方ができる。

・視点の方向:過去と現在
・思考の基点:現在

F.再誕生

・一瞬きらっとした光のような希望がでるが、二回目の心の悲鳴「わたしは何をしていたんだろう」、そして完全に新しい世界の中でボーゼンとする。
(ドラマで前回のあらすじがあるようにボーゼンとする感じのあらすじ部分)
・前向きな意味での「やりたいことがわからない」状態
・漠然とした肯定的未来イメージを持てるか持てないか

・視点の方向:未来
・思考の立ち位置:現在

G.現在に生きる&意識的な未来の創造

・地に足が着く(歩行が出来る1歳のイメージ、重心が丹田に移動、軸が体幹・中心軸へ)
・過去の自分は別な人間との意識(を持つことの重要性)、あるいは過去の自分にストレスを感じない。
・現在の自分が作る新しい自分の創造という意識。要、細部にわたる明確な未来の自分イメージを持つ。
・(Bestは、本当の私は、「他人が受け入れてくれない・理解してくれていない・または見せていない私ではなく」、本当の私は「今存在する私で、私が創っていく私」との認識。)

・視点の方向:現在と未来
・思考の立ち位置:現在

長々と失礼しました。

まず、自分を癒し、自分を許し始めることができる事なのだと思います。

そのうち、E.過去への肯定と過去から足を抜く感覚(過去との決別)の頃には、天才バカボンのテーマと聞いてみてください。頭の中が「たりらりら~」となるでしょう。

「これでいいのだ!」と思えるときはブレーキを外せたとき。

「これでいいのだ!」って、超肯定的!

「これでいいのだ!」は始まりなのだ!



そしていつか言えるはず...
「それは過去のことでしょう。」

それも、他人事のように...
「そうそう、あの時は大変だったのよ。」




最後までお読みくださりありがとうございました。

いつもあなたに最善が起こりますように。

ミント