4年ぶりのパリ・オペラ座来日公演✨✨✨
先週末は後半戦、
日本初演の『マノン』でした
マクミラン振付のこちらは
ドラマティック・バレエの代表作で
世界中のたくさんのカンパニーの
レパートリーになっています
原作の『マノン・レスコー』は
男を破滅させるファム・ファタールの物語で、
18世紀のフランスが舞台なので
パリ・オペラ座のダンサーが踊ると
これぞエスプリと言う感じがして
物語にとてもハマっていました✨✨✨
今回は3キャストのうち、
ドロテ&ユーゴ、ミリアム&マチューの
2キャスト観ましたが、
どちらも素晴らしかった…
溌剌としたドロテと
しっとりと色香漂うミリアムでは
180度違うキャラのマノンで
そこもとても面白かったですが、
どちらにしても
マノンはその美貌ゆえに
色と欲に振り回される生き方しか出来ないのが
本当に気の毒すぎる。。。
最後はどこまでも堕ちて
流人となってまでも性搾取され、
アリゾナの沼地で絶命するマノンと
そんな彼女を変わらず深く愛し続ける
デ・グリューとの最後のパドドゥは
滂沱の涙でした…
安定のペア✨✨✨
大型犬のように可愛いユーゴに胸キュンでした❤️❤️❤️
パリ・オペラ座は今
アデューが近いエトワールが多く、
このキャストではユーゴ以外は
日本で観られる全幕作品は
これが最後かも…と思うと
感慨ひとしお…
その中でもミリアムは今年5月、
本国での『ジゼル』がアデュー
もちろん日本ではこれが最後の公演なので
千穐楽ではNBSの高橋代表から
とても大きな花束を渡されていました。。。
沼地でズタボロになっても麗しいミリアム&マチュー❤️❤️❤️
画像はチャコットのサイトからお借りしています✨✨✨
数年後、次回の日本公演では
今回来日したエトワールの半数は
もういないと思うととても淋しいですが、
また新たなスターの誕生を
楽しみにしています❣️❣️❣️