結成から25年を迎えるKバレエは
今期から名称も新たに
K-BALLET TOKYO となりまして、
ここから25周年を祝う
華やかなプログラムの幕開けです✨✨✨
その第一弾、
新作の『眠れる森の美女』は
闇堕ちしたデジレ王子が
オーロラに手をかけるという
大胆な解釈が大評判で、
私も期待度マックスで伺いました
『眠れる森の美女』は
これまでも色々な解釈のバージョンを
観て来ましたが、
魔法が解けるまでの
100年の眠りを時短させるものは
これが初めてかも‼️‼️‼️
オーロラ姫が生まれたお祝いの席で
デジレ王子が婚約者候補のひとりとして、
すでに出会っている設定は
素晴らしいアイデアだと思いました
成長したふたりが偶然出会って
お互いを意識し合うシーンもあって、
今までこの物語に感じていた違和感や疑問が
すべて払拭されています❣️❣️❣️
デジレ王子の闇堕ち感たっぷりの
ローズ・アダージョはすごく新鮮で
面白かったです
プティパやチャイコフスキーといった
先人へのリスペクトはしっかり残しつつ、
まさに現代にマッチした
物語になっていてブラボー👏👏👏
私の鑑賞日は
カラボス役の浅川紫織さんが怪我で降板、
小林美奈さんが当初のリラから
カラボスへとスイッチ‼️‼️‼️
美奈さんの強靭なテクニックが
冴え渡る踊りで大満足でした✨✨✨
舞台美術は
これまで何度も組んでいる
ダニエル・オスとリング氏で、
『カルメン』や『クレオパトラ』は
シンプルでモダンな印象ですが、
今回は夢ゆめしいゴシックな世界観で
お伽話感たっぷりで素敵でした✨✨✨
そして
衣装担当は私が今、
世界でいちばん好きなクリエイター
アンゲリーナ・アトラギッチ女史
ミハイロフ・バレエの新作の衣装は
すべてこの方の作品ですが、
どれもこれも美しすぎて
うっとりです…💖💖💖
さすがは熊さま、
目の付け所がやっぱり凄いです✨✨✨
熊川さんがアトラギッチ女史に
衣装を依頼したと聞いた時から
もう楽しみすぎて震えながら
この日を待っておりました
オーロラからコールドまで
どの衣装も夢のように美しくて
嫌な衣装がひとつもない❣️❣️❣️
コールドのお花の衣装のパンジーは
着てみたい可愛さでした
どれがいちばん好きかと言われたら
すごく困るけど強いてあげるなら…、
ブルーバードですかね…
ジャンプしたまま
本当に飛んでいきそうに見えて
とても素敵でした✨✨✨
こちら『眠れる森の美女』は
シネマで登場予定
今回ファーストキャストを外した私も
上映が楽しみで堪りません❣️❣️❣️