2021年から公開が始まった
東京バレエ団の新作
『かぐや姫』✨✨✨
この度ついに全幕が完成❣️❣️❣️
全幕世界初演の日は
勇んで劇場へ…
新作の初演初日を観ると
寿命が10年伸びると言いますからね…
この日はファーストキャスト
主演のかぐや姫は秋山瑛さん、
かぐや姫に想いを寄せる道児は
柄本弾くんです✨✨✨
2年前に発表された第一幕の印象は
正直言って衣装や舞台美術がイマイチで
まるで“日本昔ばなし”でしたが、
ドビュッシーの音楽に助けられて
かぐや姫と道児のパ・ド・ドウの美しさには
感涙しました…
それが翌年に発表された第二幕では
ビジュアルが大きく変わり、
すべてが素晴らしくてびっくり‼️‼️‼️
演出振付の金森穣さんは
かつてベジャールの元で学んだ方だけあって、
東京バレエ団の男性群舞の凄さを
余す事なく表現し尽くして
見応えある物語になりました
その第二幕に引っ張られる形で
第一幕も大きく刷新されて、
舞台美術、衣装ともに洗練された
バレエ・リュスの香りがする美しさに…✨✨✨
かぐや姫のワイルドさが削られたのは
少し淋しかったですが、
全体のバランスは良くなっていました
宮廷のシーンで
打掛のような衣装を羽織る
女官の群舞は
ベジャールの『ザ・カブキ』を彷彿とさせ、
東京バレエ団の60年の歩みを
そこに感じましたね✨✨✨
そして本邦初公開の第三幕では
かぐや姫を巡る人々の欲と争い、
自然破壊など
今の世界の状況ともリンクしていて、
苦みやえぐみも感じながらも
光に包まれて
月に帰って行く姫の姿は神々しく、
悲しくも美しい幕切れになりました…✨✨✨
アンコールで登場した主演ふたりは
笑顔ではなくやり切った表情、
私はもちろん
客席全体が深い感動で
茫然自失な空気感でした✨✨✨
長いスタンディングオベーションが続いて
ようやく瑛さんに笑顔が戻って来て…、
その姿を見てまた胸がいっぱいに…
素晴らしい作品が生まれる瞬間に
立ち合う事が出来て
とても幸せでした
東京バレエ団の公式インスタからお借りしました✨✨✨
東京バレエ団では
新作の全幕バレエの制作は
ベジャールの『M』以来
なんと30年ぶりなのだとか‼️‼️‼️
『ザ・カブキ』も『M』も
海外を含め何度も繰り返し公演しているように
『かぐや姫』もこれから
定番演目になってくれたらいいな…
西洋の真似でない
これぞ日本の姫君たち、
日本のグランドバレエ作品です❣️❣️❣️
初演初日のファーストキャスト、
翌日のセカンドキャストを観ましたが、
まだ観たりない気分の私に朗報が…❣️❣️❣️
なんと『かぐや姫』が
NHKBSのプレミアシアターで
来年早々に放映されるそう✨✨✨
もう今から楽しみで
仕方ありません‼️‼️‼️
放映日がわかったら
またみなさんにお知らせしますね〜