今年は花の付きが少なめだった
我が家の紫陽花も
きれいに色づいて来ました
6月も半ばですから、
そろそろ夏着物も本番ですね✨✨✨
最近は温暖化の影響で
GWの頃から単衣を着ているせいか、
6月の単衣解禁と共に
絽や麻の着物を着るのも
普通になって来ています
夏が待ち切れない…というより、
そこまで待っていたら
暑くなりすぎて
着物を着る気持ちが
正直無くなる…💧💧💧
…というわけで、
少しでも涼やかな梅雨の晴れ間を見つけて
絽の着物でお散歩に…✨✨✨
橋に柳がかかる小紋に
合わせた帯はなんと、
昔の麻の蚊帳から作られたもの
蚊帳と聞くと驚きますが、
パッと見はまるで浦野理一作
美しい緑色に惹かれましたが、
とても風合いが良くて
柔らかく締めやすい…✨✨✨
それにしても
これが蚊帳とは…
きっと昔はどこかの家に吊られて
家族の夏の安眠に
役立っていたのでしょうね…
それが今はこうして
素敵な帯に変身しているんだから
なんとも面白いものです
灯屋さんには
そんな味わいある布を
活かすアイデアがいっぱいで、
この夏お気に入りのもう一本の
メタモルフォーゼ帯がこちら✨✨✨
初めて見た時、
すごく既視感があって
なんだろう…と考えたら、
こちらは以前
灯屋でのれんとして
使われていたものだったそうな
(はっきりとした記憶はあまり残ってない…)
元は着尺で
素敵な麻の小紋だったものが
のれんになった後、
今度はこんな可愛い帯に
姿を変えました✨✨✨
何度も姿を変えて甦る
まさに変身、
メタモルフォーゼですね
こんな事が出来てしまうのが
直線で作られる
日本の着物の面白いところ❣️❣️❣️
来年はこちらに
少し刺繍を施して頂いて、
キラキラ感を増し増しに変身させようかと
夢想中の私です…