開幕直前になってから
英国ロイヤルバレエのプリンシパル、
スティーヴン・マックレイが
ゲスト出演する事が発表された
新国立バレエ団の
『不思議の国のアリス』✨✨✨
大慌てで彼の出演日のチケットを探して、
ようやくゲット…‼️‼️‼️
この週末は締め切りで
ギリギリまで原稿を描きつつ、
なんとか劇場に滑り込みました
スティーヴン・マックレイは
足立たかふみ先生のバレエ漫画
『ダンの冒険』で
頼れるマックレイ先輩として登場する
私も大好きな超絶技巧系ダンサーですが、
脚の怪我での長期療養とコロナ禍が重なり、
もうずいぶん
舞台の上の彼を観ていませんでした
今年は英国ロイヤルバレエの
来日公演で踊るはずが
コロナで公演自体がキャンセルになり、
(来週開幕の東京バレエ団『ドン・キホーテ』は
実はその代替公演)
そのおかげでこの
『不思議の国のアリス』への出演が
可能になった事は
唯一のコロナに感謝案件かも…‼️‼️‼️
そんな、
待ちに待ったマックレイ先輩の登場に
会場は踊る前から
割れんばかりの拍手でした
なんと言っても
マッドハッター(きちがい帽子屋)役は
バレエの他にタップダンスも上手い
マックレイ先輩の存在があってこそ
出来上がったキャラクター✨✨✨
ティーパーティーのテーブルの上で
タップを踏み鳴らす姿は
帽子屋のクレイジーさを
見事に体現してくれています
(彼は初演キャストですが、
その後に続くダンサーたちも
この役がついたらもれなく
タップダンスの習得から入るとか…)
その他にも楽しいキャラクターが
たくさん登場するのですが、
エキセントリックなハートの女王を演じたのが
大好きな木村優里さん
こんなに変顔が出来るとは意外で、
可憐で美しく
お姫様や妖精のイメージから
良い意味で新境地開花でした✨✨✨
こちらのハートの女王は本公演で退団が発表になった
本島美和さん✨✨✨
大人の魅力溢れるダンサーだったので退団は残念。。。
お疲れ様でした❣️❣️❣️
2013年、
英国ロイヤルバレエの来日公演で
初めてこの作品を観た時は
こんな珍妙な物語を
よくぞバレエ作品に落とし込んだな…と
感心こそしましたが、
何度もリピートしたいとは
正直思わなかった私。。。
でも今回は
ウィールドンの振付の面白さに
すっかりハマりました
英国ロイヤルバレエ団から
ニューヨーク・シティ・バレエに
移籍した経験から、
ウィールドンが作りあげるものは
ドラマティック&スタイリッシュ✨✨✨
イギリスとアメリカの
様々なバレエ作品への
オマージュが盛り込まれていて、
とても一度じゃ
観足りないと思いました
やっぱり全キャスト制覇しないと
ダメでしたね
早くも次回の上演が楽しみです…❣️❣️❣️