一週間ほど前の話ですが、
締め切り明けだった先週末は
念願だった松山バレエ団の公演へ…✨✨✨
演目は今年で70周年の
森下洋子さん主演
『新・白鳥の湖』🦢🦢🦢
何が念願て、
一度は観たいと思い続けていた
バレエ界のレジェンド、
森下洋子さんの舞台です✨✨✨
子どもたちの同級生は
松山バレエ学校でお稽古していた子も
たくさんおりましたが、
今まであまり
観る機会がないままに
なっていた私…
いや、松山バレエ団の公演自体は
以前観た事もありますが、
その時は洋子さま抜きの舞台でした
(ダンサーが全員3階客席に向かって
満面の笑顔で踊る姿に驚いた事しか覚えてない…)
ヌレエフやベジャールが
好んで指名した伝説のプリマであり、
73歳の現在も主役を踊り続けているって
もうそれ自体が神話か…という感じです✨✨✨
そのご年齢のプリマがどんなものか
まったく想像出来ませんでしたが、
洋子さまが舞台に登場しただけで
会場中の空気が一変
舞台の上のお姿は
もう神々しいほど光り輝いていて
目が釘付けになりました‼️
でもよく考えたら、
歌舞伎界だって
80歳を超えたお姫様が
愛らしい演技をしていて、
それがまた素敵だったりしますもん…
やっぱり年齢じゃないんですよね、
スターというのは✨✨✨
そんな中で
私がいちばん驚いたのは
そんな洋子さまのトウシューズ‼️
そこに人格があるんじゃないかと
感じるほどの主張があり、
これまでの70年のすべてが
そこに詰まっている様にも見えるというか…、
理屈では説明出来ないものを
感じました…
超若手のイケメン王子に
大切にサポートされながら
オデット&オディール二役の全幕を
見事に演じ切ったお姿は感動的で
ラストは涙が出ました…✨✨✨
洋子さまも凄かったけど、
特筆すべきは
その舞台美術の重厚さと衣装の豪華さ❣️❣️❣️
もう度肝を抜かれましたよ
(幕が上がった瞬間、
オーチャードホールがパリ・オペラ座に見えた…‼️)
今回の『新・白鳥の湖』🦢🦢🦢、
構想・構成・台本・演出・振付すべてを
洋子さまのパートナーである
清水哲太郎氏が手掛けているのですが、
どんな場面でも
洋子さまを最大限に美しく、
そしてからだの負担は最小限に…と
考えられている様に感じました
これは愛ですね
この大きな愛に守られながら、
洋子さまはこれからもずっと
舞台に立ち続けていくのでしょう…✨✨✨
いや〜、
良いものを観せて頂きました
そして、
そんな愛の物語の感動が冷めないまま、
東京バレエ団の
『HOPE JAPANツアー』
前橋公演へ❣️❣️❣️
富山やいわき市も考えていましたが、
今回は唐突に
緊急事態宣言が発出されたので、
早々に押さえていた
前橋公演のみで我慢…
でもその当日、
弾王子のSNSの会場入り画像に
メンションされて、
テンションぶちあげ‼️‼️‼️
とりあえず、
前橋に着いてすぐスタバを探し
ご当地フラペチーノをゲット💖💖💖
冷たいドリンクで
興奮する心の粗熱を取り、
気分を落ち着けました
群馬だんべぇマンゴーヨーグルトフラペチーノ💖
さて、
会場の前橋市民文化会館
『昌賢学園まえばしホール』は
もちろん初めてですが、
とても文化度の高い素敵な劇場でした
以前こちらで踊った
シルヴィ・ギエム様も
「音のかえりが良い❣️❣️❣️」
と絶賛されたとか…✨✨✨
この日、
もうひとつ楽しみにしていたのが
『ギリシャの踊り』のソロの
池本祥真さん✨✨✨
ソロはこの日がデビューだったそうですが、
実に伸びやかで素晴らしかった❣️❣️❣️
池本さんはロシアで学んだ正統派ですが、
ベジャール 作品もぴったり
今や東京バレエ団の中で
とても重要な位置にいるダンサーです✨✨✨
そしてお待ちかねの弾王子、
東京公演から回数を重ねたせいか
余裕の表情の『ボレロ 』でした
今まで何度か観ていますが、
その時々で
踊りのイメージが変わる弾王子✨✨✨
野外の霧雨の中で踊った時は
踊りの神に捧げられた生贄のようで、
観ているこちらも悶絶しっ放し‼️‼️‼️
…かと思えば、
ベジャールの『ザ・カブキ』とリンクして
四十七士の討ち入りを扇動する
由良之助に見えた時もありました
そんな王子の、
今回は初めて“誘惑者”の表情を見て
ドキドキだった私…
とにかく、
弾王子の『ボレロ』は
何度観ても
血沸き肉踊る興奮があって
何度でもおかわりしたい‼️‼️‼️
一ヶ所でも遠征出来て
本当によかったです
…と言うわけで、
HOPE JAPANツアーももう終盤‼️
東京バレエ団のみなさま、
ラストのいわきまで頑張って下さいね👍
その後は
8月末に横浜の野外ステージで
また『ボレロ 』が観られますので、
今から楽しみにしています✨✨✨