ようやく秋風が吹き始め、
単衣が楽しい季節の到来です
はりきって
アンティークの秋草模様の単衣に
波うさぎの絽の帯合わせたら、
いつにも増して
乙女ごころに響く装いに…
高身長の私には
合う寸法がほぼないアンティーク着物ですが、
灯屋で見つけたこちらは
解き洗いして
袖や身ごろを入れ替え、
私でも着用出来るほど
大きな寸法に作り替えられた
言わば奇跡の一枚✨✨✨
ホント、灯屋のみなさんの
アンティーク着物にかける
愛と情熱には感動します…
こうして手間ひまかけて
令和に蘇った昭和初期の着物の
なんと軽やかで愛らしい事か…
まだまだお昼間は蒸し暑いので
小物も帯も夏物にしましたが、
これから先は
もっと秋を意識した合わせを
目指したいです…✨✨✨
それにしても
夏から秋へ、
そして冬への衣替え時期である
9月の装いは
ホントに悩ましい
なんだか毎年同じ事で悩んで、
時期が過ぎるとすべて忘れて
また悩んで…を
繰り返している気がします…💧💧💧
さて…、
この日おめかしして出かけた先は
サントリーホール❣️❣️❣️
珍しく夫に誘われて
辻井伸行さんの
ピアノリサイタルへ✨✨✨
実は私、
クラッシックのコンサートは
ほとんど行った事がないんです…
サントリーホールは
今回が初めて伺いましたが、
とても素敵な劇場でうっとり…
素晴らしいパイプオルガンが
正面に鎮座するステージの上で
ただひとりピアノに向かう
辻井伸行さんの演奏はとても美しく、
神々しくさえ思えて
圧倒されました
今回は誰もが知っている
クラッシックの名曲ばかりで
嬉しかったのですが、
私が特に感銘を受けたのが
ショパンの「バラード第1番」✨✨✨
大好きなノイマイヤー振付のバレエ
『椿姫』の中で印象的な踊りに使われていて
耳に馴染んだ楽曲ですが、
辻井さんの手にかかると
いっそう情熱的に感じて
もうドキドキしました…💓💓💓
辻井さんのリサイクルは
手に入りづらいプラチナチケットとの事、
観客席は半数で
ゆったりと鑑賞できたのは
とても贅沢でした✨✨✨
(観客数によって音の聴こえ方はきっと違うんでしょうね…)
ようやくおしゃれして
劇場で過ごす時間が戻って来たので、
これから着物でのお出かけも
増えそうで嬉しいです…