東京都では先週末から
ステイホーム週間が始まっています
コロナ禍の今年、
GWはすべてのイベントが中止、
旅行ももちろんNGですから
家でゆっくり過ごすしか無い…
…とは言え、
今までの事を思い返すと
仕事も遊びも
常に慌ただしく“こなして”来た私には
(徹夜で仕事してそのまま海外へ…とか💧💧💧)
こんな風にゆっくり過ごすのは
実は今まで出来なかった事かも…と
前向きに捉えています…
そんなわけで
毎年GWに開催されていた
『上野の森バレエホリデー』も
今年はオンラインでの開催
25日から5日間、
たくさんのダンサーさんが登場し、
様々な舞台の配信もあります✨✨✨
東京バレエ団の
『白鳥の湖』や
『ザ・カブキ』など
見応えある作品がいっぱいですが、
私としては
日替わりのお宝映像が
とっても楽しみ…
一昨日はなんと❣️❣️❣️
元東京バレエ団プリンシパルの
吉岡美佳さんと
パリ・オペラ座のエトワール、
マチアス・エイマンさんの
『薔薇の精』🌹🌹🌹
こちらは
マチアスがまだ
スジェだった頃の映像で、
本当にお宝と言っていいもの✨✨✨
ついつい嬉しくて
何度も見てしまいました
この薔薇の衣装が似合う男性って
少ない気がします
それにしても…✨✨✨
こういう状況になってから、
世界中のバレエ団が
たくさんの舞台を配信しているのは
素晴らしい事です…‼️‼️‼️
それはもう
観るのが追い付かないほどで
ファンとしては嬉しい悲鳴…
その中で、
数日間の限定配信だった
ドイツのシュツットガルト・バレエ 団の
『マイヤーリング』には
心底しびれました
公開されたのは
2019年5月の初演初日の映像で、
伝説のダンサー、
マリシア・ハイデまで登場する
これぞお宝…✨✨✨
『うたかたの恋』という邦題で
映画にもなっているので
ご存知の方も多いと思いますが、
こちらはハプスブルグ家の
皇太子ルドルフが起こした心中事件を
元に描いた物語
振付は英国ロイヤルで
『ロミジュリ』『マノン』と
ドラマチック・バレエの名作を
生み出している巨匠、
ケネス・マクミラン✨✨✨
この破滅的な人生の物語を
初めて見た時は
レイプまがいの暴力的なパ・ド・ドゥに
気持ちが暗くなりましたが、
その後、ルドルフの苦悩を
感じられるようになってからは一転、
大好きな作品になりました
(今年の春はコロナさえなければ、
パリ・オペラ座バレエ団でも
『マイヤーリング』初上演の予定でした…)
シュツットガルト・バレエ 団で
ルドルフを演じたのは我が君、
フリーデマン・フォーゲル様✨✨✨
美しい王子様のイメージしかなかった
フリーデマンが
いつの間にか成長して、
こんなに複雑で難しい役を…
もうその事自体に感激ですが、
匂い立つような色気と
狂気のバランスが最高で、
死に憧れ、
薬で身を滅ぼしていく様には
思わず鳥肌…‼️‼️‼️
今まで観た中で
いちばん好きなルドルフでした
(ワトソンもマックレイもイメージが違って
あまり好きになれなかった…)
フリーデマンのルドルフは
いつか絶対に生で観たいです…✨✨✨
男性が主役のバレエは
他に『オネーギン』がありますが、
ダンサーにとってはどちらも
一度は演じてみたい役でしょうね
こちらも5月1〜3日までの限定で
全編配信されます✨✨✨
『上野の森バレエホリデー』は
29日までですが、
その後は新国立バレエ団の
“巣ごもりシアター”にて
『マノン』や
『ドン・キホーテ』など、
まだまだ様々なバレエ公演の配信が
たくさん控えていますので、
充実のステイホーム週間に
なりそうです❣️❣️❣️