心待ちにしていた
新国立バレエ団の『マノン』、
今回は実に8年振りの上演です…✨✨✨
ゴールデンペア💖💖💖
(こんな時期に来日してくれて、
ワディムありがとう‼️‼️)
ワディムは英国ロイヤルバレエ団の
プリンシパルで、
スラっとした長身に甘いマスク、
もちろんテクニックも素晴らしい❣️❣️❣️
“世界一白タイツの似合う男”と
勝手に思っております…
米沢唯さんも
すごいテクニシャンで
今まで何度も共演しているふたり✨✨✨
きっとすごい舞台になるに違いない❣️と
今回私はこのペア一択です
ケネス・マクミラン振付の
『マノン』は
近代ドラマティックバレエの
傑作と言われています
ヒロインのマノンはその美しさゆえ
様々な男たちの欲望に翻弄されて
とことん堕ちていき、
最後はズタボロになって
恋人と一緒に逃げた沼地で
絶命します…
こう書くと身も蓋もない話で
まったくヒロインに共感出来ませんが、
マクミランが考えるマノンとは
「天使のような外見で
悪魔のような内面をくるんだ
モラルの欠如した存在」
なんだそうです…
性的な描写も多く、
レイプまがいのシーンもあって
ヒロインと言えど“汚れ役”…💧💧💧
かなり難しい役どころだと思いますが、
唯さんは凄かった‼️‼️‼️
今回が記念すべき
デビューと言うことで、
気合いも充分‼️‼️‼️
恋に落ちた喜びが炸裂する
“寝室のパ・ド・ドゥ”から
絶命寸前の“沼地のパ・ド・ドゥ”まで
ひとりの女の生涯を
見事に演じ切っていました
そんなマノンを
ただ真っ直ぐに愛しただけで、
共に堕ちていく青年デ・グリューを
演じたワディムの情感溢れる演技にも
グッと心を掴まれました…
いや〜素晴らしかったです✨✨✨
しばらくは
このマノンの世界に浸りたい…
新国立バレエ団の公演は
折に触れて拝見していますが、
さすがにダンサーのレベルが高く
舞台美術も衣装も質が高い‼️
来シーズンからは
芸術監督に吉田都さんを迎えるので、
ますます期待しております〜
…と、
のんきに締めくくるつもりでしたが、
新型コロナウィルス感染症の
拡大のリスク低減ために、
本日26日付けで
『マノン』の残りの2公演の中止が
発表になりました…
なんだか日増しに
大変な状況になりつつあるので、
ものすごく残念ですが、
仕方がないですね…💧💧💧
私も是非また観たいので、
なるべく早い段階での再演を
お願いしたいと思います…