この週末は
久しぶりに上野へウインクウインクウインク

東京バレエ団の
創立55周年記念作品の世界初演、
その初日と最終日を拝見しました✨✨✨



『初演初日を観ると
 10年寿命が延びる…!!』

そう聞いてから
なるべく機会を逃さないように
劇場へ通っています爆笑爆笑爆笑



今回、初演は世界的振付家の
勅使川原三郎氏の作品
『雲のなごり』✨✨✨

その他にバランシンの『セレナーデ』、
ベジャール の『春の祭典』と
とても魅力的なプログラムですチューチューチュー

勅使川原三郎さんは
パリ・オペラ座など
海外のカンパニーには
たくさんの委嘱作品がありますが、
日本のバレエ団では
今回が初めてだそうびっくりびっくりびっくり


勅使川原さんの作品自体
私はこれが初見でして、
東京バレエ団の選ばれし精鋭たちと
勅使川原さんのミューズ、
佐東利穂子さんの織りなす
静かに張り詰めた世界が
とても興味深かったです…‼️

“自然のうつろいに
はじまりも終わりもないように、
ないことがあるという実感…”

勅使川原さんは
そんな雲を掴むような世界観を
ダンスで表しているのだとか…キョロキョロキョロキョロキョロキョロ

観るほどにくせになるというか、
印象が深まる作品だと感じました✨✨✨



『セレナーデ』は
1934年初演作品で、
東京バレエ団では
去年からレパートリーに加わりました

純粋に美しい音楽と踊りに
浸れてうっとり…💖💖💖
何も考えたくない時は
バランシンが本当に効きます…✨✨✨

すべてにおいて
物語性を求めてしまうタチの私ですが、
バランシンの“物語のないバレエ”を
ここ数年でようやく
楽しめるようになって来たのは
成熟の証でしょうかね…口笛口笛口笛



そして
今回の公演で
私が楽しみにしていたのは
実は最終日の『春の祭典』✨✨✨

この作品は1959年が初演、
東京バレエ団では1993年から
ずっと大切に
踊り継いで来ているものですが、
初めて観た時は
ベジャールの作品に免疫がなかったので

「え?ここ笑うとこ?」

と思う場面が多く、
正直、良さがわからなかった私…キョロキョロキョロキョロキョロキョロ

でも今では大好きで
何度でも観たい作品ですウインクウインクウインク


そんな『春の祭典』、
最終日の主役“生贄”は
プリンシパル秋元康臣さん✨✨✨

いつも“生贄”は
ソリストの中から選ばれている印象なので
プリンシパルが踊るってだけで
何やら贅沢な気が…ウインクウインクウインク


しかしですね…‼️

いやもうね…、
もうこれを観たら後戻り出来ない…‼️

これ以上は望めないってくらいの
完璧な“生贄”ぶりに驚きましたよ…‼️

康臣さまは
ロシア仕込みのプリンスなのに
ベジャールの哲学が
きっちり身体に入っている事に
感動してしまいましたおねがいおねがいおねがい

『ザ・カブキ』の由良助も
素晴らしかったけど、
今日は凄かったね…‼️と
劇場で会ったバレ友と
感動を分かち合いました✨✨✨

今まで色んな“生贄”を観たけど
康臣さまが現時点で
私の中ではいちばん‼️

いや〜良いもの観せて頂きました✨✨✨


女性の“生贄”役は
奈良春夏さん、
伝田陽美さんともに素晴らしく
甲乙つけがたかった…ラブラブラブ


とにかく是非また
近いうちに再演希望です✨✨✨