来日公演中の
シュツットガルト・バレエ団✨

この週末は3日間上野に通い、
勝手に『オネーギン』祭り開催中でした爆笑

もしかしたら私、
バレエ演目の中で
いちばん好きなのは
『オネーギン』かもしれません…ラブ

会場には美しい蘭のアレンジが飾られ
訪れるたびうっとり…💖💖💖





そんなわけで、
2日目のゲストは
大好きなディアナ・ヴィシニョーワ✨

彼女は去年6月
アメリカン・バレエ・シアターを引退、
その時の演目も『オネーギン』でした✨
ゴメスと踊った
その最後の舞台を観るために
NYへ行ったのは良い思い出ですウインク





その後彼女はすぐに妊娠、
今年5月に出産したばかり‼️
なんと今回が全幕復帰の舞台でしたびっくり

いや〜すごい‼️

まったく体型が変わっていなくて
とても産休明けとは思えないほど、
完璧に仕上げて来てくれましたびっくりびっくりびっくり



ここ最近は
トップバレリーナの出産ラッシュで、
みなさん本当に良く考えて
妊娠出産から復帰までが早い‼️

(まあ、あまりにも早い復帰で
体型やメンタル面が戻り切らないかたも
いらっしゃるので無理は禁物ですが…💧)

話を作品に戻すと
その頃のロシア人にとって
『オネーギン』は詩を諳んじられるほど
誰もが知っている物語で、
タチヤーナは理想の女性像だったとかびっくり

ディアナの演じるタチヤーナは
恋愛に憧れる内気な文学少女ですが
胸に秘めた情熱が透けて見えます…✨✨✨

夜眠れなくて
オネーギンに手紙を書き始めるところの
何気ない仕草は
(字を書くスピードなども指導があるとか)
ダンサーによってまるで違うので、
あの特別感がある素晴らしい演技は
彼女がロシア人だというところも
大きいと思いました✨✨✨

全身全霊で
タチヤーナになりきっている
ディアナの踊りと表現力に
こちらもグッと物語に入り込みましたおねがい

現役でいる限り
彼女のタチヤーナは何度でも観たい‼️‼️

出来ればオネーギン役も
ロシア人ダンサーで観たいので、
ポルーニンなんかどうかしら…ラブラブラブ

うわ〜、
妄想が膨らみます…✨✨✨








そして3日目のゲストは
パリ・オペラ座のエトワール、
マチュー・ガニオです✨✨✨

この日ばかりは大入で
マチューの人気の高さが伺えましたウインク


パリ・オペラ座の日本公演では
まだ『オネーギン』をやっていませんので
彼のオネーギンは初見‼️
どんな風に演じるか期待度マックスで
会場も熱気を帯びてました爆笑爆笑爆笑

何と言ってもオネーギンは
踊りが上手いだけでは務まらない
難しい役柄…キョロキョロ

美しく高身長というルックスが
かなり大事なんですが、
いちばん必要なのはカリスマ性ラブラブラブ

今やパリ・オペラ座の
いちばんの古株エトワールとなった
マチューにはまさにぴったり…✨✨✨



端正なルックスなので
放蕩貴族の退屈そうな感じや
冷酷な表情がとても良かった‼️

当時のロシアでは
未婚女性が母親の許しもなく
男性に手紙を書いたりするのは
とてもはしたなく
許されない事だったようで、
タチヤーナからもらったラブレターを
オネーギンが怒って冷たく突っ返すのは
嫌だというよりたしなめてる感じ?

そこで泣き出す彼女を見て

「は???  おい…まじか…💧」

という一瞬の
イラつきの表情がツボでしたラブ


都会で遊び慣れた貴族の青年にとって
田舎の地味な少女なんて
まったく興味の対象外でしょうしネ…ニヤリ

マチューのオネーギンも
本当に素晴らしかったので、
またいつか絶対観たいです…✨✨✨



私の祭りもこれで終わりですが
頭の中は『オネーギン』の
各場面の音楽がランダムに
ぐるぐる回っております口笛口笛口笛

次の『白鳥の湖』まで
この余韻を楽しもうと思います〜ウインク