沖縄に移住して

当地の織物に深く魅せられた
友人からオススメされた本を
早速購入しましたウインク
 

澤地久枝さんの
『琉球布紀行』✨✨✨
 
2年余りの間、
沖縄に滞在した著者が
多くの染織家を訪ね、
その手仕事と作品を
たくさんの美しい画像とともに
紹介した着物好き必読、
ときめき✨の一冊…ラブラブラブ
 
カバーの画像は
日本民藝館所蔵の紅型ラブ
 
美しい〜〜〜〜💖💖💖
 

読み終わるのがもったいなくて
毎日少しずつ楽しんでますウインク
 
紅型の着物は
一枚も持っていませんが、
この本を読むと
いずれいつか…と
思ってしまいます…チューチューチュー
 

ここに登場する紅型作家、
藤村玲子さんの作品が気になって
検索してみたら、
藤村さんはすでに
2015年にお亡くなりに…。
 
ハッとして奥付を見たら
この本は2000年発刊…びっくり
 
初版は18年前ですから
ここに登場する
作家さんの多くは
もうこの世にいないかも…キョロキョロ
 
著者の澤地さんは現在87歳、
今もまだ現役で
活動してらっしゃいますニコニコ
 
2年前、
娘が14歳になる際に
プレゼントしたのが
当時出版されたばかりの
澤地さんの『14歳』でしたウインク
 

終戦から70年以上経っても
消えない当時の記憶を
よくぞ…と感じる作品です。
 
一貫して戦争や国家を問い続ける
澤地さんの原点が
この14歳の時の体験なんですね…。
 
ご自身が80歳を超えて
ようやくこの忌まわしい記憶を
書いて下さった事は
本当に価値があります。
 
好きな着物を
軍のために差し出すくだりも
さぞ辛かっただろうと思いました…。
 
戦争の悲惨さは
男女共通のものですが、
この本は年頃のお嬢さんと
そのお母さまに
特に読んで頂きたいです❗️
 
 
沖縄の歴史も
戦争抜きには語れませんし、
今週は澤地さんのこの2冊を
持ち歩いている私ですニコニコ