東京シティ・バレエ団
創立50周年記念の
『白鳥の湖』を観て参りました爆笑

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私のお目当はゲストダンサーの
ヤーナ・サレンコ✨✨✨
いろんなガラ公演で
引っ張りだこのヤーナですが、
全幕作品で観るのはこれが初めて‼️

ヤーナは見た目は可憐なのに
タフでスタミナがあり、
超絶技巧の持ち主でもあります爆笑

インスタもフォローして
素晴らしい脚のかたちを見ては
ウットリしてます…ラブ

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それからもうひとつ、
この公演の目玉が
フジタの舞台美術です✨✨✨

フジタとは
パリで大活躍した画家、
藤田嗣治(レオナール・フジタ)💖

乳白色の肌の裸婦や
猫のモチーフが有名ですが、
舞台美術も手掛けていらしたとは
知りませんでしたびっくり

実はフジタ画伯は
昭和21年の『白鳥の湖』
記念すべき日本初演の舞台美術を
担当されていたんです‼️

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初めて観るその舞台に
観客は熱狂し、
22日間ものロングラン上演に
なったそうです…チュー

しかし、戦後間もない時で
大きな背景画のための資材が足りず
全幕のうちの一部は
完成しないままだったとか…キョロキョロ

上演したバレエ団がわずか5年で
解散したこともあり、
長く忘れ去られていた
フジタ画伯の舞台美術が
今回、再現上演されたのは
本当に価値ある事だと思います‼️

こんな本も買ったので
あとでゆっくり読もうと思いますウインク

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↑帯は本公演の指揮者、
世界中で活躍する大野和士さん
(9月から新国立劇場の
オペラの芸術監督に就任予定とか!)

そんな舞台美術は
もちろん素敵でしたが、
私がこの公演で
いちばん面白いと思ったのは
第4幕の演出‼️‼️

『白鳥の湖』はバレエ団の数だけ
独自の演出がある作品で、
ハッピーエンドもあれば
悲劇のまま終わるものも…ニヤリ
(悪魔に勝てず、
オデットは湖に身を投げ、
王子も水死するヴァージョンは
後味が悪すぎる…ガーン)

今回上演されたのは
東京シティ・バレエ団の
設立者である故・石田種生さんの
演出のものですが、
第4幕ではオデットと
彼女を裏切った王子との
謝罪と許し、愛を確かめ合うシーンが
とても丁寧に描かれていましたラブ

そして、
最後は白鳥たちが力を合わせて
悪魔と戦って勝利し、
みんな人間の姿に戻れるのです‼️

これはちょっとすごい…‼️

コールドたちまで
人間に戻るヴァージョンは
初めて見たかも…びっくり

いや〜楽しかった‼️

今どきの女の子たちが納得するのは、
やっぱりこんな
エンディングなんじゃ
ないでしょうか✨✨✨

『白鳥の湖』が大好きなので
何度でも観たい私…ラブラブラブ

今月末はKバレエカンパニーの
『白鳥の湖』も控えているので
しばらく幸せが続きそうデス…💖