どうして教室という仕事に
こだわっているのか。
今日の打ち合わせでそんな話も出て
久々に過去の記憶にタイムスリップ。
ブログでも何度も言ってる通り、
私の頭の中は超未来志向なので
基本いつも未来を生きてるんだけどw
過去に立ち返ることもすごく
大切だなって思った。
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16歳から5年間くらい、
食べないダイエットをした思春期。
成長期だったあの頃のMAX体重は
今よりプラス14kgあって。
痩せたら可愛くなれる。
痩せたらモテる。
とにかく痩せることが正義で
それしか頭になかった。
代謝がいいから痩せるのも簡単で、
食べるのをやめたら瞬殺で痩せた。
痩せたら憧れの洋服が全部入るようになって
可愛く着こなせたような気分になって、
渋谷や原宿に行くのが楽しくなった。
自分にほんの少しだけ、
自信が持てたような気持ちになった。
でも、食べずに痩せているから
食べ始めたらまたすぐ元に戻る。
リバウンドは驚くほど一瞬だった。
そんなことをしていたら、
いつしか食べるのが怖くなった。
子供の頃母親に、
朝ごはんを食べながら
夕食のメニューを聞くくらい
食べるのが大好きだったはずなのに…
そんな自分はいなくなっていた。
高校を出て大学に入り、
縁あって芸能の仕事をやることに。
可愛くて当たり前。
痩せていて当たり前。
一般的な基準を上回るレベルで
みんなが可愛くて細い。
自己管理が全ての世界で
その管理術を知らなかった私は、
ますます食べることが恐怖になっていた。
そんな生活を5年ほど続けたある日、
撮影現場で倒れた。
その予兆は随分前からあったはずなのに、
若さゆえの気力で乗り越え
体の声を無視して頑張り続けた。
そして、倒れて初めて思った。
このままじゃ死んじゃう。。。
飽食の時代に栄養失調と言われ
栄養や薬を飲み続けた私の体は
ボロボロだった。
体だけじゃない。心も。
体よりも心の方が壊れていたね。
この経験をした時、思った。
どうして大人は誰も
正解を教えて
くれなかったんだろう？
と。
その答えは至って単純で、
大人も正しい栄養の知識を知らないから
教えられないのだということにすぐ気づいた。
ベッドに横たわりながら
このことに気づいた瞬間こそが
私の「食の道」への入り口。
教室の仕事のきっかけとなった
入口はまさにここ。
教えてくれる場所がないなら
教える場所を作ればいい。
私がそれを作るんだ。
お店やらない？なんてよく聞かれるけれど、
教室の仕事にこだわっている理由は
こんな原点にある。
ああ、なんだかブログ書いてたら
涙出てきそうになってきた。爆
私の夢への入り口はキラキラなんて
光は全くなくて。
体も心も辛くて食べる楽しさを
思い出すのに必死で。
マイナス状態からせめて
ゼロ地点へ戻りたい…
そんな気持ちだったね。
でも、その経験があったからこそ
こうして教室をやってたくさんの
生徒さんとの縁があると考えると、
やっぱり人生の
出来事は全て必然。
マイナスな時ほどどうしたら
プラスになれるか考える。
むしろ、ネガティブな経験ほど
財産であることをどうか忘れずに。
そっちの方が人ってエネルギーを
発揮しやすいとすら思うよ。笑
健康美を叶える方法を
発信することがやっぱり生き甲斐！
改めてそんなことを思った日♡
誰かにこのメッセージが刺さりますように。
また更新します！
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