※2018年の記事を再アップしています。
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全てのはじまりは、
ある日突然パティシエ業務を
任されたときからスタートしました。
専門学校を卒業して数年経った頃、
縁ありマクロビオティックの
レストランへ就職することになりました。
マクロビオティックを
知らない方のために
念のために説明をすると、
略してマクロビとは玄米とお野菜を
中心とした日本昔ながらの食事法のことで、
動物性を使わずにお料理するジャンルです。
動物性食材がNGなのではなく、
玄米と野菜が中心の食事になると
それらを食べたいと思うことが
自然となくなるといったほうが正しいかな。
卒業当初、
専門学校で取得した栄養士を生かすため
保育園に一度は就職したものの、
料理が学びたい気持ちが抑えられず、
レストランの厨房へ転職しました。
完全なる男社会は
毎日超ハード！
楽しんでやっていましたが、
美味しい外食レシピに使われている
糖分や塩分の量に驚く毎日・・・
かつその高級料理を
糖尿病の注射を打ちながら
食べている常連さんを見て…
「ああ、いつまでもここに
居てはいけない。」と思い始めた矢先、
通っていたマクロビスクールの
先生にお声掛け頂き、
勤め先が変わることになりました。
当初シェフの補佐で入社したのです、
そしていざ出勤してみると、
パティシエがいない。。！！
立ち上げ店のスタッフとして入ったので、
当時は最小限の人数でお店をお店を
回していたこともあり・・・
「エリカ、スイーツ部門はよろしく！」
と、入社して早々に突然パティシエ
業務を全て一人で
任されることとなりました。。
前職がパティシエだったわけでもない。。
製菓学校を出ている分けでもない。。
なんなら趣味で焼き菓子を焼くのが
好きだった程度で…
白砂糖もバターも卵も使わず
お菓子なんて・・・
どうやって作るんだ！！！
突然のことにテンパりまくり、
叫びたい気持ちでいっぱいでした。笑
しかし、既に営業が
スタートしていたため、
「私にはできません
」
なんて言える雰囲気はゼローーｗ
「なとかしなくては。。。
来月のメニューから考えて
いかなくちゃ営業ができない。。
」
思えばどうにかして
乗り越えようと必死でしたね。
今の時代みたく外食でマクロビ
スイーツを見かけることは少なく、
レシピ本も数えるほどしかなくて。。
試行錯誤と葛藤の日々が
はじまりました。
これが、私が仕事で
ビューティー＆ヘルシーな
スイーツを作るようになったはじまりです。
ちなみに、
ビューティーガトーショコラの
原型はこの時代にできあがりました。
（その後何度も改良し続けて今です。）
↑これが一番初めに作った時。
地味・・・っていうかなんていうか。
クオリティ低いねw
夢見てキラキラして～なんて
スタートとは・・・
程遠い現実だったのです。
続く。
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