ダイエット系のお菓子、
マクロビのお菓子、
ベジタリアンの料理、
ヘルシー料理…
これらに共通している
世の中のイメージといえば。
「美味しくない。」
10年前に比べると
商品も美味しいものも増えてきたけれど、
まだまだそのような認識が強いのだなと
人様と話していて思う。
特に男性からの意見は厳しく、
そのようなスイーツを教えていると話すと
「それ、本当に美味しいの?」
返って来る言葉はほとんどこれだ。
先日シェフをしている友人と話していて、
価値観の違いに驚いた。
美味しいもの=体に悪い。
ハレの食事を作っているシェフたちの
頭の中はこうなのだ。
(もちろんそれだけではない方もいますが。)
肉、魚卵、乳製品…
高カロリー、高コレステロール。
・これらの食材を使うことで美味しいものができる。
・高いお金を払ってもらえる商品を作ることができる。
そんな話を聞いて、
申し訳ないけれど切り込んだ。
「その考え方はもう古いよ」 と。(何様w)
でも、高カロリーの食材を使って
美味しいものができるのは当たり前なのだ。
人は糖質と脂肪に弱いのだから。
その当たり前が定着したことで、
生活習慣病がこれほどまでに
問題になるようになってしまった。
好きなものを好きな時に、
好きなだけ食べられることは幸か不幸か。
今となってはわからない。
これからの時代は、
+αで’健康’という
付加価値を提供していくことが
必須だと感じている。
人が本来美味しいと感じてきた
味覚を取り戻させる料理に
人は価値を感じていくようになる。
健康はただの’ブーム’ではない。
未来、それは’定着’へと変わっていく。
栄養の知識を得ることは、
漢字の読み書きができなくては
いけないのと同じくらい
大切なことなのではないかと、、
改めて感じる今日この頃。
私の探究心は止まることはない。