毎日新聞がメール全文掲載でスクープ。
子供の内部被曝調査の為に福島県議が「乳歯保存」を提案したのに対し、
県側が「保存を拒否する」為の見解を県民健康調査検討委員会に求めていた、との事。
福島被ばく調査:乳歯保存拒絶の材料探し 検討委に依頼 (毎日)
http://mainichi.jp/select/news/20121219k0000m040142000c.html
『東京電力福島第1原発事故による子供の内部被ばくを調べるための乳歯保存を巡り、福島県議が昨年秋の県議会で質問通告した際、保存を拒否できる見解の提供を、県が県民健康管理調査の検討委員会委員にメールで求めていたことが分かった。県はメールに乳歯保存を「反原発命(いのち)の方の主張」と記述。同委員会を巡っては、事前に秘密会を開いて意見調整していた問題などが発覚したが、県が特定意見を排除するため委員らを利用しようとした実態も浮かんだ。』
乳歯を使って調べるのは「ストロンチウム90」の蓄積。
セシウム汚染のみがクローズアップされる中、ストロンチウムの調査は重要です。
『原発事故で放出される放射性物質「ストロンチウム90」はカルシウムに似た性質を持つため骨や歯に蓄積しやすいとされる。このため柳沼(やぎぬま)純子県議(自民)は昨年9月、「将来的にストロンチウム90の内部被ばくを分析するため、事故後に抜けた子供の乳歯の保存を県民に呼びかけてはどうか」との質問を県側に事前通告した。』
これに対して、
県の担当者が検討委に送ったとされるメールが以下。
検討委員会 各委員様
健康管理調査室 ○○○○(※原文は実名)
明日から開会の9月議会の質問で、自民党柳沼純子議員から「将来的な、ストロンチウム90の内部被ばく分析のため、乳歯の保存を県民に呼びかけてはどうか?」という内容があがってきています。
このままだと、「専門家の意見も聞きながら検討してまいりたい。」といった答弁になりそうですが、現在の状況を踏まえると、あまり意味はないといった知見・情報はないでしょうか?
質問議員ではないですが、反原発命の方の主張でもあるようで、あまり乗る気になれない質問です。
情報があれば、至急お願いいたします。
という事で。
「反原発命」って(・ω・)
仕事上のメールで、そんな情緒的な表現を用いる事にまずビックリですが。
記事によると当時の保健福祉部長は、
「何と答弁したかすら覚えていない。専門家に意見を聞いてくれと(担当者に)言ったかもしれないが、
誰にどんなメールを流したかは聞いていない」との回答。
また担当者はメールについて、
「記憶にないし、確認もできない」との回答。
いつもの記憶喪失ですね。
しかしながら別記事を見ると、この保健福祉部長による陳謝の記述が。
http://mainichi.jp/select/news/20121219k0000e040216000c.html
『菅野(かんの)裕之・保健福祉部長は19日、「県民の皆様に誤解を招くことになり、大変ご迷惑をおかけしました」と
陳謝した。』
記憶が無いのに謝罪出来る訳ありませんよね。
なので当然、部長が謝ってるのは「誤解を招いた」事に対して。
メールの内容については陳謝してませんので。
その辺お間違えなく(;^_^A
ところで、この記事では検討委員からの返答も明らかになってます。
『メールや電話で少なくとも5人から「今の技術では分からないが、将来のため保存した方がいい」「調査は微妙」などの
見解が寄せられたという。』
検討委の間ですら、乳歯保存を是とする意見が見られたのは正直意外でした。
「内部被曝を明らかにしたくない」という思惑は、相当複雑に絡み合ってるようですね。




