自民党めでたく大勝利、という事で。
選挙前12/8のビデオニュースから、一部書き起こしてみました。
マル激的総選挙の争点 (videonews.com)
http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/002605.php
(00:56:10~)
神保:
えー、もう来週いよいよ選挙ですけど。
まあどうも情勢分析を聞く限りは、自民単独過半数も。自公でほぼ間違い無く過半数。
ただし参議院は依然として民主党が第一党であるので、過半数には自・公では至らない。
だからもし多数派を形成するんだったら、ショハン指名は衆議院だけでいけますけど、
もし法案・法律を通さなきゃいけないという事になれば、どっかと組まなければいけない。
ただし、公債発行法案はもう5年分通しちゃいましたから、予算だけは大丈夫。仮に参議院の
過半数が無くても大丈夫。という意味では、別に連立を組まないでも予算は通せると。
という状況ですが。
なんかちょっと(笑)急に話が政局的な、つまんない数字の話になりましたけど(笑)。
これ、宮台さんどう考えます?
今回はしょうがないのかな、と見てます?あれだけ民主党がやっぱひどかったんだから、っていう。
宮台:
僕はねえ。
まったく皮肉ではなく、まず「自民党、勝ってくれていいのかな?」という気がします。
というのはね。あの、今日も工藤さんでしたっけ。呼んでね、本編で話したあのポイントですけれども。
http://www.videonews.com/on-demand/601610/002606.php
要はね、金融緩和という・・・
神保:
北野さん?
宮台:
あ、北野さん。北野さんを呼んでお話をした通りですけれども。
金融緩和程度で景気の回復は、つまりデフレの克服は「ありえないと思います」。
えー。その意味で言えば、「オレにまかせりゃ大丈夫!!」とかって言う安部さんが、
えー面白いことになると思うんですね。
で、今回自民党が二度目の信頼を失えば、もう多分終わりだと思いますね。
神保:
でも公共事業もやるんだよ、自民党は。
宮台:
まあそうですよ。しかし公共事業は国家の借金を増やします。
神保:
借金を増やすけれども景気の回復、と・・・
宮台:
余程の景気の回復が無ければ、実は「増税」ゴメンナサイ「税の増収」が無いので、
借金を返す事に資するという事は無い。
あのー。元々公共事業をやるのはですね、
「いや借金が増えるじゃないか!」
「いや違う、それによって税収を増やして借金を返せるようにするんだ。」
あるいは、ある程度のインフレ化によってですね「借金が膨大に膨れ上がらないようにするんだ。」
というね。こういう話なんですよね。
で、しかしそれが回らなければ。
やはりもの凄い大きな不人気に繋がって、「やぁっっぱり従来のスキームはダメだな」
という話になると思うんですね。
で、歴史を見る限りですね。悲劇を共有しないと、何処の国も何処の文化も社会も、
新しいプラットフォームには移行しないんですね。
民主党政権への政権交代で、まあそれが実現するかと思いきや全く実現しなかったので。
やっぱり新しいプラットフォーム幻想はありえないんじゃないか。
元のですねえ、スキーム(のまま)で。金融政策と財政政策組み合わせて何とかなるんじゃないか、みたいな。
産業構造改革も放置し、国債の積み上がりも放置し、ROEのますます高くなっていく状況も放置し、
えー、そうしたもの全て放置して「これさえあれば」とかって言っている人達が、
力を奪われる、ね。
最後の時がやって来たと考えればいいんじゃないでしょうか。
自民党に「任せて」w
やらせてみればいいじゃないですか(笑)。
神保:
高い月謝が掛かりそうですけどね。
宮台:
「自民党に任せる」という事が何を意味するかを、
もう一度経験してみようじゃありませんか。


