皆さんは怪奇現象に遭われた経験ありますか?
先日、とある方のブログで「妖怪」みたいなモノを見た話がありました。
日常の中で唐突に出てきた感じで、その分奇妙なリアル感が印象的でした。
僕は今まで幽霊とか妖怪を見たことが無いのですが、そういうモノの歴史とかメカニズムには興味があります。
京極堂とか小松和彦さんの本とか、宗像教授とか大好きで。
時々フィールドワークの真似事とかして遊んでました。
3・11以降は、原発を巡ってシャレにならん現実が続いているので遠ざかってましたが、ちょうど良いのでここらで少し考えてみたいと思います。
僕らが「妖怪みたいなモノを見た」と言う時、多くは次の三つのケースになると思います。
①見間違い(何らかの対象物が実際に存在する)
②幻覚(本人にだけ見える)
③本当にいた
大体は①か②で片付けられる所ですね。多分僕が親父あたりに「妖怪おった!」と叫んでも、どっかのクリニックに連れて行かれて終わりでしょう。
ただ僕なら、まず③の立場で話を聞くと思います。
本人が見たと言ってる以上、いきなり余計な解釈をすると何にも近づけないような気がするんです。
個人的には、都市部で出る妖怪(都市伝説など)は、日本の場合高度成長期における都市化の流れと切り離せない関係にあると思ってます。
内山節さんの『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』で判りやすく解説されてますが、テレビや高速道路が出て来る前は、日本の各地に自然と共生する知恵があったんですね。
それこそが「キツネが化かす」という認識であり、我々はむしろ「キツネに化かされる能力」を失ったのだ、と。
おそらくその通りなのでしょう。
我々が失ってしまった能力を考えると、背筋が冷たくなります。
僕らは自然とリンク出来なくなり、その事に気付かず人工世界の中で夢を見ている訳です。
失われた自然的現実はどこへ行ったんでしょうか。
多分、僕はそれが都市に出る妖怪の正体なんじゃないかと勝手に思ってます。
我々の、内なる、自然。
でも考えれば、元々妖怪ってそういうモノなのかも。
てな訳で、幽霊も妖怪も見たこと無い僕は、それが見える人が羨ましいですね。
余談ですが、この辺女性はかなり特殊な立場にあります。
「女性」と「月」と「水」のリンクは世界共通してますね。月の引力の周期が潮の満ち引きとなり、女性の月経の周期となる。
だから月は女神となり、水辺には女の妖怪が出る。月から落ちる不死の水もありました。シャーマンも女性です。
僕は全然知識足りませんが、宮田登先生が詳しく研究されてます。
こういった関係を探っていくと、深くて面白いです。
「妖怪を見た」という女性がいたら、生理不順が無かったかどうか聞いてみたい所ですね。
変質者扱い確定ですが。
長い上に、あまりまとまりませんでしたね。
我ながら鈍ったもんです。
夢幻魔実也に憧れてた厨二の頃が懐かしいです。
・・・今でもカッコいいわ。
★2/10追加
都市に出る妖怪が「失われた自然的現実」の名残りだったとしても、
自然は時に僕らの友人であり、時に恐ろしい敵なのは元々です。
なので、例えば妖怪を見た人が「何か近づいてはいけない気がした」と言うのも
妥当ですね。
また「見てはいけない気がした」と言うのも、僕らが暮らす人工的現実の前提が
崩れる危険がある為、これも妥当といえば妥当です。
僕はいっぺん妖怪と話がしてみたいですね( ̄∀ ̄)。
★2/11追加
件のブログ主さんからお許しが頂けたので、しつこいですがもう少しだけ。
勝手な解釈お許し下さい。
その方が「妖怪」を見られたのは、2/7から2/8にかけての夜の事かと思われます。
月齢を調べてみたら、予想通りその夜は満月でした。
月の力が最も強まる時。
かぐや姫が月に帰った夜も、十五夜の満月でしたね。
その方はアクトレスをされているのですが、そういった所も含めて僕はロマンを感じます。
女性はいいなあ。
男は満月とか見ても、ロクな事しないですからね。
狼男に変身して、銀の弾丸で射殺されるのが関の山です。
女に生まれたかったな。
こう言うと、女性の苦労を余りに判ってませんね。ごめんなさい。
でも、ロマンに参加するのに男役しか無いのは何だかなあ。
くやしいのう。
