ライブも一段落、珍しく予定の無い週末、
仕掛かっていたLXICON LXP-1のメンテナンス
を実施しました。
LXP-1と言えばアコースティックギター奏者
で知らない人はいないと言うほど有名。
あの独特のReverbは他のエフェクターでは
マネの出来ない魅力ある深みのあるエフェクト
がかけられます。
生産終了から20年近く経ちますが、未だに
人気のエフェクターです。従ってメーカーでの
修理はもちろん終わってますし、個人で修理
を受け付けるところもあるようですがかなり
高額でやっているようです。
とはいえ壊れたらどうするの?

自分で直すしかありません。
私の所有のLXP-1も定番のフォンジャック劣化
による樹脂部破壊が起きてボロボロです

1.フロント、バックのパネルを外し中身を引っ張り
出します。


2.基板直付けのフォンジャック、酷い状態です。


3.このフォンジャック、ジャックイン検出機能付き
ですがメーカー不明。代用品を安価でポチリ、交換実施。
代用品はジャックイン検出機能無しです。
別に使えれば良いので良しとします。


4.その他中を点検していたらバックアップ用の
リチウムイオン電池がとんでもないことに。
経年劣化により腐食してました。これはヤバイ。


5.酷いでしょ↓


6.このリチウムイオン電池、端子がスポット溶接で
直付けでした。なので基板から取り外し、代わりの
ボタン電池に抵抗の足を加工して直接はんだ付け。


7.メンテナンス完了


8.動作確認テストです。音もバッチリ、Reverbも
独特の魅力ある響が蘇って来ました。


9.今後のためにService Manualを入手。USのサイトに
転がっています。メンテ方法もしっかり書いてあります。
Schematicも入手。一応これだけあればある程度の
修理は自分で可能です。




※Z80で動いてました。懐かしいなぁ。昔を思い出します。
仕事ではよく使ってました。