前世や輪廻転生という考えの下で
生きるようになると、
「差別」ってなくなりますよね。
転生の仕組みは、
「両方を経験するように」
できています。
両側から見ることで、
理解ができるから、らしい。
夫のDVに悩む方が前世療法を
受けにきました。
前世を見にいくと、
クライアントさんの方が男性。
ひげもじゃのおじさんです。
酒場？か何かを経営していて、
10代の女の子を雇っている。
従業員の女の子にきつく当たったり
暴力を振るったりしています。
女の子は耐えきれず店を辞めて
どこかへ行ってしまいます。
その女の子が現世の夫でした。
亡くなるシーンを見にいくと、
身勝手なあまり、人々からも愛想を
尽かされ、孤独で酒浸りになって
一人寂しく早死にします。
この人生の意味を振り返ると、
「痛い目に合わないと学ばないから」
ということが出てきました。
現世では別れるべきか悩んでいました。
好きなところや世話になったこともあり、
自分が彼を「見捨てる」のでは？
という罪悪感がありました。
でも今回は、彼女が彼を去ることで、
「相手（妻）を傷つけるような行動（暴力）
をとったことを反省するには、
突き落とさなくてはいけない」
ということが分かりました。
前世の自分は孤独に突き落とされて
初めて学びました。現世の夫は、
学ぶ番なのかもしれない。
と思ったら、吹っ切れたそうです。
現世では、非常に真剣に
人種問題に取り組んで
差別主義と戦っているが、
前世はナチスの将校で、
ユダヤ人を苦しめているのを見て
ショックを受けていました。
今の自分が一番考えたくない、
一番なりたくない人物像が
自分自身でした。
なぜ今自分が差別と戦っているのか、
それは魂状態に戻った時に
「深く反省」したからでした。
今、差別をしている人、
他人に辛くあたってる人を
目撃する機会が増えました。
「あーあ、知らないよ」
という気持ちになります。
亡くなって魂に戻った時、
「何てことをしてしまったんだ」と
海より深く反省するでしょう。
そして、傷つけられた側を
より理解するために、
今度は傷つけられる側の人生を、
よりきつめにバージョンアップして
繰り返すかもしれませんね。
「地獄に落ちるわよ」
という決め台詞の有名人が
いらっしゃいましたが、
単語は違うけど、
「ある種の地獄」に落ちるんじゃないか
とほぼ確信に近く思う私です。
もし皆さんの周りや、ニュースなどで
「ひどい」と思う人物をみかけたら、
「ああ、この人は次はきっと自分が
そうされる番を選ぶんだな」と見たら、
感じ方も変わるかもですね。
古い言葉で言えば
「因果はめぐる」。
まいた種は刈り取る。
普段はカルマという言葉が好きじゃなくて
あまり使わない私ですが、
最近見聞きする差別する人を見ると、
「ああ、こういうのをカルマを作ってる
っていうんだな」と思えてなりません。
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