面食らいつつ、「思い当たる節」がありました。
それは自分が幼い頃描いていた「お絵かき」です。
私は3歳から子供の頃の記憶があります。
その最も初期の記憶で、画用紙いっぱいに膨らんだ巨大なスカートを
描いていたことを覚えているのです。
![膨らんだスカートのドレス](https://stat.ameba.jp/user_images/20160121/00/eribow711/90/42/j/o0287023413546065271.jpg?caw=800)
(画像は「アンティークジュエリーの店 アンティークエタラージュ」よりお借りしました。)
スカートの裾は、画用紙の底辺一杯です。
画面の3分の2くらいは、山型のスカートが占めています。
上半身はその上にちょこんと載っています。
髪の毛はぐるぐる巻き毛です。
私はいつも同じ絵を描いていました。
何故覚えているかというと、少し後になって、
「これは何かおかしい」と思うようになったことを覚えているからです。
どうしてスカートがこんなに巨大なのか。
どうしていつも山みたいなスカートしか描かないのか。
子供ながら変だと思うようになって、他の絵も描くようになりました(笑)。
「見える」友人カオリンにベルサイユ過去生を指摘された時、
「そう言えば…」とこのエピソードを話したところ、
「だってそりゃそうよー。そうだったんだから!」と言われて、
何十年の時を超えて、子供心に抱いた
自分の絵に対する違和感が初めて腑に落ちる。
幼い女の子は「お姫様」「ドレス」が好きです。
今は立ち呑み屋に一人で出没するオヤジな女に成長しましたがw
人生のスタートはノーマルな?ドレス好きの少女でした。
それにしても、ドレスのスタイルが極端です。
そして、それとかけ離れた昭和モンゴリアン娘な自分が大嫌いだった。
そのこともカオリンに話すと、
「だってそうだったからー。巻き髪くるくるーで、スカートふわーで、
えりこさまぁ~♡かおりさまぁ~♡ってやってたんだから!
おかしい、これは私じゃない、って感じるのも当然よ」
と言われて、腑に落ちまくりです。
(つづく)
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