前世療法を始めたとたん、「浄化」が始まってしまい、
お腹や胸から「虫」や「汚水」がどんどん出てくる
ビジョン体験をされたクライアントK子さんの話、続きです。
K子さんのお悩みは、職場の人間関係のようでした。
「とても嫌な同僚がいます。私の悪口を言ったり、陰で足を引っ張ったりします。
でも私も、同じように相手の悪口を言ったり、足を引っ張ったりしてしまいます。」
バリバリの高次元体験をされたK子さんなのに、
現世ではめっちゃ人間的な方なんですねA(^^;
そして、体の中から後から後から湧いてきた、気持ち悪い「虫」たちは、
「私が心の中で発した、悪口が形になったんです。」
と告白されました。
心の中で吐いた憎しみの言葉。
一部は外に出たでしょうけれども、心の中にはもっともっと湧いていた。
「あんな汚いものが、私の体の中に詰まっていたんですね。」
とK子さんはしみじみおっしゃいました。
「随分たくさん入ってましたね(笑)」と私がツッコむと、
「ほんとに(笑)」とK子さんも笑いました。
よくスピリチュアルな考え方では、「ネガティブな思考はよくない」と説きます。
私も偉そうなことは言えないですが、
要するに、「見えない世界」では、「こんな風」なのね、と考えさせられました。
現世的には、「自分の思ったことを自由に思って何が悪い」
「ネガティブな感情をいだくのも自然なことだし人間的なこと」
「我慢していい子ぶるよりも、正直に感情を抱いた方がいい」
という考え方にも一理あります。
しかし「見えない世界」、スピリチュアルを理解すれば、それは
「体の中に気持ち悪い虫を生産し続けること」と同じ、ということになります。
ま、自由と言えば自由ですけどねA(^^;
見える世界に生きている人は、その「気持ち悪さ」を実感できないだけです。
K子さんも、ネガティブな感情を抱き続ける自分に自覚はあり、
そんな自分は嫌だったと言います。
しかし、とめどなく吹き出してきた汚いビジョンを見て、
自分でも呆れてしまったそうです。
「自分のやってきたことは、こんなことだったのか」と。
浄化が済んで身も心も軽くなり、
嫌な同僚に対して抱いていた悪感情もすっきり軽くなったK子さん。
嫉妬や憎しみを抱くことが、ほとほと馬鹿らしく思えてきたようです。
今まで手放せなかった苦しみを、虫と一緒に(笑)手放せたようです。
過去生を見る、という基本路線からは外れましたが、
「潜在意識の蓋を開けて、中に入っているものを見て、
現在の自分自身を知り、より高い観点から自分を見直して、
気持ちが楽になり、これからの生き方を良いものに選び直せる」
という点で、まさに、ヒプノセラピーの王道を体験してくださいました。
相当気持ち悪い思いをさせてしまいましたが（笑）、
ま、千手観音でお口直しもしたし（爆）、
このブログを読んでくださる方々にとっても意義深い、
貴重な体験を提供してくださり、ありがとうございました！＞K子さん
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