前世療法を受けに来る方は、つらい人生を抱えている方が多いです。
特に、生まれ育った家庭、親との関係で、「誤った自分自身」を作り上げてしまい、
抜けられない泥沼のような日々を送られている方がいらっしゃいます。
M子さん(30代・デザイナー)はとりわけその度合いが酷かった方でした。
緊張。恐怖。不安。自己否定。
体はガチガチで、肩や首のこわばりは岩のよう。
言いたいことが言えず、喉が締め付けられるよう。
いつも周りに気を使い、コミュニケーションがうまくとれない。
何日も不眠に見舞われることもあるとか。
M子さんが見た過去生は、強く信頼し合い愛し合った奥さんに、
病気?で先立たれてしまうシーン。
その時、夫だった過去生のM子さんはぼろぼろ涙をこぼし、、
「寂しい!悲しい!好きだった!別れたくない!」と大声で泣き叫びました。
私はそっと手を握って、
「つらかったんですね。大丈夫ですよ、泣いていいですよ。」
と声をかけて、もらい泣きしています。
アフターの振り返りで、その奥さんは現世で思い当たる人はおらず、
M子さんが紐解きたかった現実生活の人間関係とは関係がなかったようでした。
直接の解決には結びつかない過去生だったかな?と薄々残念なような気もしつつ、
M子さんとはいろんな話をたくさんしました。
「私、泣いたことなんかなかったんです。
いつも、心が死んでいて、胸のところに穴が開いていて、
感情というものを感じられなかったんです。」
と、激しく感情を爆発させた自分にびっくりしていました。
翌日、こんなメールをいただきました。
----------(引用ここから。原文ママ。改行、フォントは私。)
(引用ここまで)--------
M子さんの緊張がどれだけ強かったか。
どれだけ不眠に悩まされていたか。
お話を聞いていたので、「心地よく眠れた」というご報告に、
じーんと胸が熱くなりました。
前世を見ることで「分かる」「理解する」ケースはたくさんあります。
違った角度から出来事を見ることによって、
「そうだったんだ」という気づき、納得が訪れることは多いです。
しかし時には、M子さんのように、分かるというよりは
「感情を解放する」効果が訪れることがあります。
「本当は泣きたかったんです。」
「でもどうやって泣いたらいいのかよく分からないんです。」
あまりにも自分の本音を殺しすぎて生きていると、感情すら死んでしまう。
潜在意識の蓋を開けることで、生きている感情を取り戻すことがあるのです。
どう生きるか。
どうやって幸せになるか。
その根底には「自分自身の感情を受け入れる」ことが必要です。
前世療法はその突破口になることがある。
憎しみ、悲しみ、傷つき、寂しさ…認めたくない、と蓋をしてきた感情を
一度思う存分味わっってみることで、「次」へ進めることがあるのです。
セッションは目にタオルをかけて行いますが、
そのタオルを思う存分濡らして構いません。
ティッシュは常時3箱用意していますから(笑)
いくら使ってもいいです。
完全に個室ですから、いくら泣き喚いても、
鼻水を垂らしても、誰にも見られることなく、
迷惑をかけることもなく。
涙は心の浄化。
いくらでも泣いていいのです。
もしかしたら、あなたの心の中にも、「本当は泣きたかった」
感情が、解放されるのを待っているのかもしれません。
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3月21日春分の日 スペシャルWS「春のめざめ」 終了しました
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