裕福なローマ人役人だった前世が見えてきて、
最初に見たヨーロッパの貧しい女中・農婦だった前世と同様、
「そんな人生見たって、一体現世の私と何の関係が??」
と顕在意識はいぶかしく思います。
とりたててドラマのない前世。
満足も後悔もほどほどのヌルい前世。
深く関わった仕事や人間関係が見えてこない前世。
そんな前世ビジョンが出てきちゃって、どうするよ?!>私
という気持ちだったのですが…
「その人生を振り返って、どうでしたか?」という自問に
どういう思いを「自答」したかというと、
「身分から与えられる得を享受してきたが、
それは「本当の自分」ではなかった、という後悔」
が浮かんできました(驚)
シーンとしては、何だか楽しそうだったのです。
金も、女も、娯楽も、すべて労せず手にしていた…
さぞかし満足かと思ったのに?!
身分をかさに着てエバってる、と顕在意識の私は
嫌な奴だなあと思っていたのですが、
本人(=前世)も、実は、薄々、それは実力じゃない、
おべっか使うのも、付け届けするのも、女が寄ってくるのも
自分を尊敬してじゃない、本当に自分が好きなのじゃない、
と分かっていたんですね。
自分に中身がないのを、本当は分かっていた。
薄々、心のどこかでそんな自分が嫌。
だから、享楽に耽っていたともいえる。
それを直視したくなくて、遊んで、楽しく暮らして、胡麻化していた。
「死」のシーンに至った時に、
そのことがよく分かったんですね。
なんて能天気な、お調子者でお幸せな奴なんだ!と思っていたのが、
実は彼なりの見えない心の傷があったんです…
(つづく)
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